今や、流行語大賞でも取ろうかというほど、マスコミを通じて登場する言葉だ。
連日、ニュースで仕分けされて、廃止、見直し等何百億円削減という風に記事にされている。仕分け現場もニュースで紹介され、仕分ける側、仕分けられる側双方の話し合いが行われている。
今まで行われていた事業が突如来年からなくなるというのは、どうなのだろうか？
それまで予算措置されていたものが、無くなることに問題はないのか？確かに無駄な事業もあるだろうが、廃止となると問題が生じそうな気がするが・・・
それに少なくとも国家が行ってきた事業だ。それをどれほどその事業を理解しているか分からないが、一部の「有識者」によって仕分けられるのはどうなんだろうか。
その結論は来年になれば分かるのだろうか・・・
この国の行く末がますます不透明になってきた気がする
。
いよいよ、明後日の臨時国会で首相の指名が行われ、政権が自民党から民主党へ交代する。
自民党政権のときは、早く別の野党が政権を取ってほしいと正直、願っていた。
だが、いざ民主党が国会内の議席数で圧倒的な多数を占め、政権を取った事に不安が生じている。また、マニュフェストも国民にとっていい事ばかりを並べ立てた「選挙仕様」のようなものばかり。
現実性のある政策を展開していかないと、民主党もそのうち、内側から崩壊していくだろうと考えているのは私だけだろうか・・・
失業率がどんどん悪くなっていく
。
この国は本当にどうなるんだろうか。
古きよき時代の終身雇用制は崩れ、欧米並みの能力主義、合理主義的な企業運営が行われ始め、日本の雇用体系は変わってしまった。
その上、派遣社員のような非正規社員が増えてしまった。
安くて、手軽に雇えるこれら非正規社員の増大が今、叫ばれている格差社会の元となっていることは、確かなことだ。
この影響は今後、医療保健制度や年金制度などの社会保障制度に重くのしかかってしまうだろう。そのうち、というより近いうちに、これらの制度の抜本的な制度改革が行われるのではないだろうか。
一寸先は闇、今から転ばぬ先の杖、を用意した方がいいのだが・・・
話は変わって、昨日に引き続き今日もいいお月夜
だ、外は秋の虫の声が聞こえている。
もう、秋かなぁ・・・・・
昨日は裁判員制度のニュースが茶の間を沸かせた。
初めての裁判員制度とあって、いろいろあったようだ。聞きかじった話だと、何でも呼出状なるものが来て、裁判所へ出向き、そこで抽選で決まるようだ。
その結果、６人の裁判員が選出された。
そこで、自分が思った疑問は、裁判員が女性５人、男性１人という構成。
公正な裁判制度の中、このような偏りが出てもいいものだろうか。性別
による差はないというかもしれないが、少なくとも性別は半々にするとか、年齢も「雑多」の方が、いいような気がする。
当事者は裁判員を選べない以上、誰が見ても公正な裁判が期待できるような形にして欲しいと思うのは自分だけだろうか？？？
今医療の世界が大混乱だ。
後期高齢者医療保険、よく分からないままに制度化された保険だ。
超高齢化社会が続く日本社会の医療を変える保険制度。確かに今後、超高齢化社会になると今の医療保険制度では成り立たなくなるだろうことは想像できる。
収入増が望めない年金生活者にとって、介護保険や医療保険の保険料を天引きされるのは死活問題だ。この保険料、今はともかく今後は医療費の増大、高騰に伴って、引き上げられるのは明らか。現役世代も同様にいえるが、収入増がないのに保険料などばかりが上がって行くのは弱者切捨てに他ならない。
結局は、弱いもの、力のないものは切り落とされていく社会になる。それは当然、犯罪につながるし、自殺者の増加にもつながる、この国に明るい未来など、あるのだろうか・・・
