3年それでもがんばりました。サークルの高齢化と、なんでも人任せのメンバーにうんざりして、終に堪忍袋の緒が切れたのです。もう、後戻りはしません。残りの時間を考えたら、我慢はしたくないのです。
とにかく、古臭くて上下関係がうるさくて、季語の縛りも納得いかないし、そういうものがない短歌の方が、よほど自由でいいと思ったのです。俳句をやる人が高齢者ばかりになっているのも、体制が古すぎるからだと思います。私は型にはめられるのが大嫌いなので、ここでやめるのもいいだろうと思いました。
進む勇気、引き返す勇気。今まで学んだことは、きっと別の事にも役に立つはず。言葉を紡ぐことは、もっと自由でなくてはいけないと思います。
俳句は、季語の縛りがあって、今の時代を切り取るのが難しいのです。花鳥風月を呑気に歌うなんて、私にはそらぞらしいとか白々しいとしか思えなくて。
この時代に生きているからこそのことをしないと、私は意味がないと思っています。だから、短歌の方が向いているのかもしれません。季語の実際の季節とのズレもとても気になりました。マスクは、このコロナで季語として機能しなくなっていますしね。