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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日俳壇6月14日

2020年06月14日 12時37分26秒 | 俳句

高山れおな選

子はナース白から白へ更衣       泉大津市 多田羅初美

 このコロナ禍で、お子さんが看護士として働いている不安がひしひしと感じられました。どうぞご無事でと祈るばかり。

稲畑汀子選

もたいなや籠りてをれば五月果つ     横浜市 今村千年

ひからかさその距離保ち遠会釈      神戸市 森岡喜恵子

 今回は、稲畑汀子先生、コロナの句をけっこう選んでいました。どれも、本当にその通りと膝を打ちたくなるような句です。特にこの二句を私は取りました。

長谷川櫂選

蠅叩き残像ばかり叩きをり        東京都 竹内宗一郎

蚕豆や目と口あらばいとほしき      千葉市 團野耕一

 一句目、私も還暦すぎて目も弱くなり、反射神経も衰えて、確かにそうだなあと実感の句ですね。二句目は、そらまめのこと。あの豆の頭の黒い部分は「おはぐろ」といって、豆がさやにつながっていたところだそうです。あの黒いところが、わたしはいつも、おやじの頭のように見えるんです。だからこの句が面白くて、取りました。

大串章選

討つて出るための籠城若葉寒       野田市 松本祐一

三密といふ幸せの燕の子         川西市 上村敏夫

 一句目、本当に、こちらから反撃に出たいものです。いつまでも自粛自粛って、いい加減にしてほしい。外に出て人と話すことこそ、生きている証じゃないですか。二句目、燕の子がうらやましいですよねえ。

 このところ、Wi-Fiがよく途切れるんです。知り合いは、無線じゃなく有線にすればいいというのですが、プリンタもスマホも無線だから、どうなっちゃうのかわからなくて何もできません、メカに弱い私です。先日は酔ってFAX電話壊しかけましたしね。なんとか生きているけれど、どうも不安なんです。でもせっかく交換したフィルムの事を考えると、もう少しがんばってみたい・・。

 


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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あの黒いところ (笛吹ワイフ)
2020-06-20 10:37:27
そら豆が、笑いすぎてパチンを割れてしまい、そこを黒い糸で縫った昔話をいつも思い出します。みんな「ここ、黒いなあ」と思うんでしょうねえ。
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へえ、面白い! (黒二毛(管理人))
2020-06-20 15:03:43
縫われちゃったんですか?それも、痛そう。面白い昔話ですね!
豆は体にいいから、なるべく食べるようにしています。そら豆は枝豆より値段が高いので、いつも買うというわけにはいきませんが、好きですねえ。いつか、リゾットにしてみたいなあ。
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