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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

科捜研の女

2012年02月16日 20時57分21秒 | 芸能スポーツ

を、たまたま見ました。水曜日の相棒はなるべく欠かさず見ているのですが、科捜研も好きですね。たまたま、それもクラシックがテーマだったからうれしかったです。

 ヴァイオリニストがテーマ。で、13年前の傷害事件で登場した新進気鋭のヴァイオリニストが、鈴木一真。でも、彼、本物の俳優ですから、やっぱり、ヴァイオリンの演奏シーンは、下手でした。これはしょうがないですね。そして、子役の女の子、彼の元恋人との娘ですが、きっとヴァイオリンがとても上手なお子さんなのでしょう、バッハのシャコンヌもちゃんと弾けていました。

 そして、その元恋人で娘を出産してほどなく死んだという女性は、本物のヴァイオリニストだから、とってもうまい。

 ストーリーの中でのカルテットの演奏も、鈴木一真以外はみな、本物(娘も含めて)でしょう。カルテットでファーストが一番下手に見えるのは、ちょっと、まずいかもね。

 ところで、そのストーリーのキーとなる松脂ですが、いくら母親でも、娘の楽器の弓に塗るなんてこと、よほどの幼児でない限り、ありえないと思いますよ。娘は自分でバッハのシャコンヌまで弾いちゃうのだからなおさらおかしい設定です。これは絶対にありえないと思いました。それにあれ、私の持っている松脂と同じ、フランス製のように見えましたが、ドイツ製なの??

 そもそも、この番組を見て、うぉっ?と思ったのが、殺される役で出ていた川俣しのぶさんを見たから。彼女、小劇団ブームの頂点だった(私の大好きな、誕生日も一緒の野田秀樹率いる)夢の遊眠社の団員だったから。はじめて新宿のもりえーるで姉と見た「走れメルス」で、すっかり彼らの虜になってしまったのです。そして、団員だった治田敦さんのダンス教室に通い、駒場東大前のグリム館にも通い、当時劇団員の看板スターだったけれど深夜番組でナンパーマンも演じていた松澤一之さんも見かけた、20代の私の青春でした。遊眠社では、円城寺あやさんも、山下容莉枝さんも活躍していますが、男性では佐戸井けん太、田山涼成、段田安則、羽場裕一がいまも頑張っていますね。でも、最近では、上杉祥三さんが活躍しているのがうれしいです。彼は私が夢中だったころ、看板俳優でしたから。劇団員はいまも息長く活躍していること、本当にうれしい限りです。野田秀樹さんも、できればもっとテレビに出てほしいけど・・・。宮崎あおいちゃん主演の蝶々夫人のドラマで久しぶりに見ましたっけ。

 俳優という職業は、大変だと思う。ま、フリーターみたいなものだし。でも、自分の好きな仕事をして生活できるというのは、幸せなことだと思います。無理をしないで、人生を楽しんでください。

 私の好きなことって、なんだろう。もう、ヴィオラも弾かなくなったし、ヴァイオリンも今はあまり・・。でも、好きです。仕事の合間にそういうことが楽しめたら。もちろん、自分で弓に松脂つけますけどね。

 今は、はじめての詩吟(吼山流)に夢中です。石川丈山の富士山をお風呂場で歌っていますよー。

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