昨日は、夫が昼から焼酎飲んでいたらしく、篤姫を見ているあたりから眠くなって、2階に行ってしまいました。こちらは、テレビをゆっくり見られるからラッキーと思い、新聞に宣伝が載っていたテレビ朝日の「氷の華」というのを見ました。米倉涼子は、こういうセレブの役はまさにぴったり!ほかの役者も個性派が揃っていましたが、なんか、1回目をみていなかったせいか、役者をそろえた割にはなんともつまらないストーリー展開で、これは何だ?と思ってしまいました。
まあ、2時間サスペンスや時代劇の常道なのでしょうけれど、絶対に現実ではありえない、いわゆる悪役が延々と自分たちの説明をするのには興ざめしてしまいました。自分たちの悪事を、何もわざわざ、自分たちしかいないのに、第三者に説明するかのように話し出すというのも、あまりに不自然でびっくり。前近代的な脚本ではないかと呆然とした次第です。謎解きのスタイルにもっと工夫ができなかったのかと、これだけ豪華な配役をしているのに、なんだか役者さんたちに申し訳ない気がしてしまいました。これでいいと、本気で思っているのなら、やはり、ドラマ制作の現場はあまりにおかしい・・・。なんだか、サルでもわかるドラマ作りをする気なのかと疑ってしまいます。これでは、原作を読む気にもならない。