生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

システム的接近、システム主義(3)

2016年06月24日 22時54分24秒 | システム学の基礎
2016年6月24日-1
システム的接近、システム主義(3)

システム理論の文献によく見られるシステムの定義を、三つ挙げれば次の通りである。

D1 システムとは、一つの全体として振る舞う集合であるか、または事項の収集体である。

D2 システムとは、構造化された集合または集合体である。

D3 システムとは、或る類いの事項の集合についての二項関係である。たとえば、黒箱〔ブラックボックス〕における入力と出力の対である。

 これらの定義のいずれも、科学的目的のためには適さない。D1は、欠陥がある。なぜなら、(a)収集体が一つの単位として振る舞うようにしている特徴、つまり創発的性質を指し示していないからである。また、(b)「集合」を「収集体」と同じとしているのは、誤りである。なぜなら、集合は概念であり、それらの構成は完全に固定されている。ところが、生物種といった、具体的収集体または集合体 aggregate は、時間とともに変化する。D2は誤りではないが、不完全である。システムの構造を、すなわち、構成者たちを一緒にしておく関係の収集体を、特定するのに失敗している。そしてD3も、不備である。なぜなら、それは黒箱についてだけ成立するからである。それは、複雑な物質的物の最も粗い表象であり、さらに、システムは外的刺激に応答してのみ変化すると仮定する定義だからである。実際は、内的諸力は少なくとも同等に重要である。
 これらの異議のゆえに、システムを構造化された対象として、自らの定義を前に提案したのであった。この代替の定義は正しいが、それでも、まだまだ粗すぎる。なぜなら、システムの環境と機構を含むことに失敗しているからである。次の特徴づけは、CESMモデルと呼ばれ、もっと包括的である。それは、いかなるシステム_s_も、所与の時点で、四つ組とひてモデル化できる。

 ミュウ(s)=〈C(s), E(s), S(s), M(s)〉

ここで、
 C(s)=構成:sのすべての部分の収集体;
 E(s)=環境:sのいくつかのまたはすべての構成要素に作用するか作用される事項〔むしろ物項と訳すべきか。または項目〕の収集体。ただし、sにおけるそのように事項は除く;
 S(s)=構造:構成要素の間の諸関係、または構成要素とsの環境E(s)における事項との間の諸関係、とりわけ諸結合;〔←原文のピリオドは、;の間違いに違いない〕
 M(s)=機構:sがそのように振る舞うようにする、sにおける諸プロセスの収集体。
 例1。2個の成員〔属員〕からなる半群、
  C(s)=これといった特徴のない要素 aとb の集合;〔改行されずに続くが、見やすいように改行した。また、例毎でも改行した。〕
  S(s)=連結(a○+b、b○+a、a○+a、b○+b、a○+b○+a、そしてb○+a○+b);
  E(s)=述語論理;
  M(s)=空集合。
 例2。一つの文は、一つの(記号的)システムである。というのは、いくつかの語を連結することの結果であるから。
 例3。一つの本文 a text は、システムであるかもしれないし、システムでないかもしれない。そのことは、その構成要素の表現がなんらかの仕方で「つじつまが合う」かどうか、つまり、同じ主題に言及しているかのか、あるいは含意の関係によって繋がっているかどうかに、依存する。
 例4。一つの原子。ここで、
  C(s)=構成物である粒子と関連する場;
  E(s)=その原子が相互作用する相手となる物たち(粒子と場);
  S(s)=その原子をくっつけておく場と、加えてその環境における諸事項との相互作用;
  M(s)=光の放出と吸収、組み合わせ、など。
 例5。一つの言語的社会。ここで、
  C(s)=同じ言語を話す人々の収集体;
  E(s)=その言語が使われる(諸)文化;
  S(s)〔原文のC(s)は、誤植に違いない〕=言語的通信〔コミニュケーション〕関係の収集体;
  M(s)=記号 symbols の生産、伝送 transmittion、受け取り reception。
 例6。会社 a firm。ここで、
  C(s)=社員と経営陣;
  E(s)=市場と政治体制 govenment〔政府〕;
  S(s)〔ここでも、原文のC(s)は誤植に違いない〕=会社の構成員の間の仕事関係、そして会社構成員とその環境との仕事関係;
  M(s)=会社の生産物で終わる諸活動。
 最後に、例7。システムたちではないものの福袋。すなわち、構造を欠いた、不特定の要素の任意の〔恣意的な arbitrary 〕集合。一つ以上の言語から出鱈目に選び取られた記号の任意的収集体、分解された機械の部品の山〔積み重ね〕、世界全域に移動してしまった人たちから成る、大家族または村。
 次の点に注意されたい。第一に、収集体は不変の成員性〔属員性〕を持つかもしれないし持たないかもしれない。持たない場合にのみ、集合と呼ばれる。具体的システムは常に流転しているから、構成は時を経て変化し得る。自然言語とか言語的共同体のことを考えてほしい。第二に、一全体としての宇宙を除いて、あらゆるものは、それが相互作用する環境を持っている。第三に、「結合 bond」(またはその同義語である「結び tie」)は、関係項〔複数〕relata になんらかの相違を生じる関係を表わす。たとえば、一つの相互作用は、一つの結合である。他方、より大きいとか、左側であるという関係は、結合ではない。第四に、システムの構造は、二つに分割し得る。すなわち、(a)_内部構造 endostructure_、つまりそのシステムの成員間の結合の収集体、そして(b)_外部構造 exsotructure_、つまりシステム構成要素と環境事項との間の結合の収集体である。システムの外部構造は、特に重要な二つの事項を含んでいる。すなわち、_入力 input_と_出力 output_である。入力は、環境項目のシステムへの作用の収集体であるが、出力は、システムのその環境への作用である。入力と出力だけを含むシステムモデルはどれも、黒箱 black box と呼ばれる。入力と出力だけを含むシステムモデルはどれも、黒箱 black box と呼ばれる。他方、外的構造と機構を表わし〔表象し represent〕もするモデルは、透明箱モデルと呼ばれてもよい。

美術修行2016年6月22日(水):春成こみち個展 おくらたき/スペース御蔵跡、堀尾昭子 西内杉恵 水垣尚 「隅」展/海月文庫アートスペース

2016年06月23日 12時15分27秒 | 美術/絵画
2016年6月23日-1
美術修行2016年6月22日(水)


 春成こみち個展 「おくらたき」/スペース御蔵跡/(日本橋駅大阪)大阪)/入場無料。
https://mobile.twitter.com/sekkijin












↓:光絵画してみました。





   ***************************************************************


 堀尾昭子 西内杉恵 水垣尚 3人による・・・「隅展」/海月文庫アートスペース/西中島南方駅/入場無料。
http://kuragebunko.com/


















































↓:床にあった、作者不明の作品?。







システム的接近、システム主義(2)

2016年06月22日 12時52分55秒 | システム学の基礎
2016年6月22日-3
システム的接近、システム主義(2)

 「
第4節 システムの諸型 System Types

 システムには、いくつかの異なる種類のものがある。最初のクラス分け〔分類〕は、観念的/物質的という二分法である。つまり、観念的なものは何であれ、物質的ではないし、逆にもそうである。唯物論者と同様に、観念論者もこの二分法を支持する。しかし、観念論者は観念的対象が独立して存在すると考えるが、唯物論者は観念的対象なんて或る人によって考え得る程度に存在すると主張する。
 しかし、観念的/物質的という二分法は不十分である。或る物質的システムたちは、たとえば社会的システム、科学技術的システム、そして記号的システムといったものであるが、それらは観念を組み入れたり表現したりするのだ。諸システムを幾分かより細かく区別すると、次の通りである。

1. _自然的 natural_。たとえば、分子、河川網、神経系。
2. _社会的 social_。たとえば、家族、学校、言語的共同体。
3. _技術的 technical_。たとえば、機械、テレビ放送網、高度技術〔先端技術〕病院。
4. _概念的 conceptual_。たとえば、或る分類、仮説演繹体系(理論)、法典。
5. _記号的 semiotic_。たとえば、或る言語、楽譜、建物の青写真。

 次のことに注意されたい。第一に、この類型論 typology は、創発的(または非還元主義的)唯物論的存在論に属する。他の存在論においては、何の意味も無い。とりわけ、観念論において(特にプラトン主義と現象主義で)受け入れられないのは、俗流の唯物論において(特に物理主義で)受け入れられないのと同様である。
 第二に、この類型論は分割ではない。ましてや、一つの分類ではない。なぜなら、(a)たいがいの社会システムは、社会的であると同様に人工的だからである。学校、商業、あるいは軍隊について考えてみよ。(b)或る社会システム、たとえば農場、工場といったものは、人々だけでなく、動物、植物、または機械を含んでいるからである。(c)すべての記号システムは、自然言語でさえも、人工物であるからである。それらのうちのいくつかは、概念的システムを、たとえば科学的な式や線図 diagrams を選定するからである。そして、(d)すべての社会的システムにおける活動は、記号的システムを使うことを伴うからである。さらに、上記の類型論は、この世界を構成する諸システムのいくつかの顕著な客観的特徴を粗く表わしている〔表象している〕にすぎない。
 上記の五つの概念の、手っ取り早い(したがって隙だらけの)定義は、次の通りである。
 定義2.1 _自然的 natural_ システムとは、すべての構成物が自然に属し(つまり、人工ではない)、かつ、構成物間の結合が自然に属するシステムである。
 定義2.2 _社会的 social_ システムとは、構成物のいくつかが、同種の動物たちで、かつ、他のものは人工物であるシステムである(道具のような生命の無いものか、家畜のような生きているものである)。
 定義2.3 _技術的 technical_ システムとは、人々によって技術的知識で構築されるシステムである。
 定義2.4 _概念的 conceptual_ システムとは、概念から成るシステムである。
 定義2.5 _記号的 semiotic_ システムとは、(たとえば言葉、楽譜、そして図といった)人工的標徴 signs から成るシステムである。
 定義2.6 _人工的 artificial_ システムとは、構成物のいくつかが作られたシステムである。

 明らかに、人工的システムのクラスは、公的な社会組織(たとえば学校、商社、そして政府)はもちろん、技術的システム、概念的システム、そして記号的システムの和である。すべての言語は、作られるのであるから、人工的である。たとえば英語といった「自然」言語と、たとえば(微積分としてではなく、言語として使われるときの)述語論理といった「人工的言語」との間の違いは、後者は多少とも自発的に進化するということなく設計されるという点である。


第5節 CESMモデル〔構成 環境 構造 機構モデル〕

」[20160622試訳][第4節は全訳]。
(Bunge 2003b: 33-34)。


〔第5節の訳は次のブログ以降に掲載予定〕
 

システム的接近、システム主義(1)

2016年06月22日 00時43分46秒 | システム学の基礎
2016年6月22日-2
システム的接近、システム主義(1)

 Mario Bunge (2003b/2014 paperback) の『Emergence and Convergence: Qualitative Novelty and the Unity of Knowledge 創発と収斂:質的新奇性と知識の統一』に、システム的接近についての記述がある。また、システム的分析として、CESM分析、つまり構成、環境、構造という3つの分析に加えて、機構の分析が登場している。
 第2章 システムの創発と潜没(pp.26-)のpp.29-30に、機構について言及しているところがある。その箇所を、以下に訳す。

  「
 言い換えれば、システムの創発、振る舞い、そして解体 dismantling を説明するのに、そのシステムの構成と環境だけではなく、総体的(内的および外的)構造によっても説明するのである。さらに、これで十分だというわけではない。システムの機構 mechanism または作動様式 modus operandi についての何かをも、知るべきである。すなわち、どんなプロセス
  〔過程と訳すと、機構が関わらないように受け取れる。
   →Oxford Paperback Dictionary を見よ[後述]〕
によってそれが振る舞うようになっているのか、あるいは振る舞うことを止めるようになっているのか、その仕方である。

 システムを動かす機構を見つけ出す方法は、システムの特異的機能を探すことである。すなわち、それに特有のプロセスを探すことである(Bunge 2003b)。表2.1を見よ。

表2.1 よく知られているシステムの特異的機能と関連する機構
============================================
システム    特異的機能         (諸)機構
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
川       排水             水流
化学反応装置  新しい分子の創発       化学反応
有機体     維持             代謝
心臓      血液汲み上げ〔ポンプ作用〕  収縮─緩和
脳       行動と精神状態        神経細胞間の結合
時計      計時             いくつか〔の機構〕
学校      学習             授業、勉学、議論
工場      商品製造〔生産〕       労働、管理
売店      商品の流通          商売
科学実験室   知識の成長          研究
学術共同体   品質管理           査読〔同僚評価〕
裁判所     正義の探求          訴訟
非政府組織   公共奉仕           自発的労働
============================================

 いくつかの場合、或る特異的機能は、様々な機構を持つシステムたちによって成し遂げられるかもしれない。これらの場合、問題としているシステムたちは_機能的に等価である functionally equivalent_ と言える。たとえば、輸送は、車、船、または飛行機による結果であり得る。いくつかの計算は、脳かあるいは計算機〔コンピュータ〕によって実行され得る。また、不平を取り除くことは、団体交渉、訴訟、暴力、または賄賂によって得られよう。(機構が与えられた場合、その機能を見つけることは、直接的問題である。対照的に、機能から機構へ進むことは、逆問題に携わることである。それは、少しでも解決可能だとしても、機能と機構の写像〔対応規則〕が一対多であるときには、二つ以上の解がある。)よくある間違いは、機能的等価性からシステム同一性を推論することである。この誤りは、_機能主義 functionalism _と呼ばれるが、心についての計算主義的見解の核心である。そのことについては、第9章第3節でもっと詳しく述べる。
」[20160621試訳、20160622試訳]。
(Bunge 2003b: 29-30)。



□ 文献 □Bunge, Mario.

Bunge, M. ****. Causality and Modern Science. Third revised edition. xxx+394pp. Dober Publications. [B20030625, y1,352*1.05]

Bunge, M.A. 1985. Treatise on Basic Philosophy, Volume 7. Epistemology and Methodology III: Philosophy of Science and Technology, Part 1. Formal and Physical Science. xi+263pp. D. Reidel Publishing Company. [B20030625, y24,708]

Bunge, M. 1998 (1967). Philosophy of Science. Volume One: From Problem to Theory. Revised Edition. ix+605pp. Transaction. [B991220, $34.95+18.90/2]

Bunge, M. 1998 (1967). Philosophy of Science. Volume Two: From Explanation to Justification. Revised edition. x+423pp. Transaction. [B991220, $34.95+18.90/2]

Bunge, M. 1999. Dictionary of Philosophy. 316pp. Prometheus Books. [B991213, $41.97+48.65/7]

Bunge, M. 2003a. Philosophical Dictionary. Enlarged edition. 315pp. Prometheus Books. [B20070507, y2,786]

Bunge, Mario. 2003b (2014 reprinted in paperback). Emergence and Convergence: Qualitative Novelty and the Unity of Knowledge. Toronto Studies in Philosophy. [B20150720、4,746+257=5,003円amz、fromBK]

Bunge, Mario. 2003c. How does it work? Philosophy of the Social Sciences (forthcoming). →
http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.386.4336&rep=rep1&type=pdf[受信:2016年6月22日。]

Bunge, M. 2008. Political Philosophy: Fact, Fiction, and Vision. Transaction Publishers. [B20090119, y6,431]

Bunge, Mario. 2013[/5?]. Medical Philosophy: Conceptual Issues in Medicine.  [B20150716、paper 6,016円amz]

*Bunge, M. The Mind-body Problem: A Psychobiological Approach.

マリオ ブーンゲ 2003『創発と収斂:質的新奇性と知識の統一』の目次

2016年06月22日 00時29分47秒 | 生物哲学
2016年6月22日-1
マリオ ブーンゲ (paperback 2014)『創発と収斂:質的新奇性と知識の統一』の目次

Mario BUNGE 2003 (paperback 2014)
Emergence and Convergence: Qualitative Novelty and the Unity of Knowledge
UNIVERSITY OF TORONTO PRESS Toronto Buffalo London

Contents

PREFACE ... xi
Introduction ... 3

Part I: Emergence

1 Part and Whole, Resultant and Emergent ... 9
 1 Association and Combination ... 10
 2 Emergence and Supervenience ... 12
 3 Levels and Evolution ... 15
 4 Structure and Mechanism ... 19
 5 Emergence and Explanation ... 21
 Concluding Remarks ... 24

2 System Emergence and Submergence ... 26
 1 System Emergence ... 27
 2 Emergence ex nihilol ... 30
 3 Submergence: System Dismantling 31
 4 System Types ... 33
 5 The CESM Model ... 34
 Concluding Remarks ... 38

3 The Systemic Approach ... 40
 1 The Systemic Approach ... 40
 2 Conceptual and Material Systems ... 42
 3 The Systemic Approach to Physical and Chemical Processes ... 43
 4 The Systemic Approach to Life ... 45
 5 The Systemic Approach to Brain and Mind ... 49
 Concluding Remarks ... 52

4 Semiotic and Communication Systems ... 53
 1 Words, Ideas, and Things ... 54
 2 Semiotic System ... 58
 3 Languages as Semiotic Systems ... 60
 4 Speech and Language ... 62
 5 Speech Learning and Teaching ... 65
 6 Communication System ... 67
 Concluding Remarks ... 68

5 Society and Artefact ... 70
 1 The Systemic Approach to Society ... 71
 2 Microsocial and Macrosocial, Sectoral and Integral ... 73
 3 Emergence by Design ... 75
 4 Social Invention ... 76
 5 Philosophical Dividends of the Systemic Approach ... 77
 Concluding Remarks ... 80

6 Individualism and Holism: Theoretical ... 82
 1 Individual and Individualism, Whole and Holism ... 84
 2 Ontological 85 3 Logical 87
 4 Semantic 89
 5 Epistemological 91
 6 Methodological 93
 Concluding Remarks ... 95

7 Individualism and Holism: Practical ... 97
 1 Value Theory, Action" Theory, and Ethics ... 97
 2 Historical and Political Individualism ... 100
 3 First Alternative to Individualism: Holism ... 101
 4 Hybrids 105
 5 The Systemic Alternative ... 106
 Concluding Remarks ... 109

8 Three Views of Society ... 112
 1 The Two Classical Views of Society ... 112
 2 The Systemic Approach ... 114
 3 From Statistics to Theoretical Models ... 115
 4 The Science-Technology-Market Supersystem ... 119
 5 Implications for Social-policy Design ... 121
 6 Social Studies Are about Social Systems ... 122
 7 The Competitive Advantage of Systemism ... 124
 Concluding Remarks ... 126

Part II: Convergence

9 Reduction and Reductionism ... 129
 1 Reduction Operations ... 130
 2 Micro-levels, Macro-levels, and Their Relations ... 133
 3 Same-level and Inter-level Relations ... 135
 4 Inter-level Hypotheses and Explanations ... 136
 5 From Physics to Chemistry ... 137
 6 Biology, Ecology, and Psychology ... 139
 7 From Biology to Social Science: Human Sociobiology and the IQ Debate 141
 8 Kinds and Limits of Reduction ... 144
 9 Reduction and Materialism ... 146
10 Concluding Remarks ... 147

10 A Pack of Failed Reductionist Projects ... 149
 1 Physicalism 149
 2 Computationism ... 150
 3 Linguistic Imperialism ... 152
 4 Biologism I: Sociobiology ... 154
 5 Biologism II: Evolutionary Psychology ... 156
 6 Psychologism 162
 7 Sociologism, Economism, Politicism, and Culturalism ... 164
 Concluding Remarks ... 167

11 Why Integration Succeeds in Social Studies ... 168
 1 The B-E-P-C Square ... 169
 2 Social Multidisciplinarity ... 171
 3 Social Interdisciplinarity ... 176
 Concluding Remarks ... 177

12 Functional Convergence: The Case of Mental Functions ... 179
 1 Informationist Psychology ... 181
 2 Mark II Model: Connectionism ... 183
 3 Localization of Mental Functions ... 185
 4 Functional Interdependence of Neural Modules ... 187
 5 Consciousness: From Mystery to Scientific Problem ... 188
 6 Two Convergence Processes ... 191
 Concluding Remarks ... 194

13 Stealthy Convergence: Rational-choice Theory and Hermeneutics 196
 1 Divergence and Convergence ... 197
 2 Methodological Individualism ... 199
 3 Subjective Process and Observable Behaviour ... 201
 4 Inverse Problems ... 203
 5 Figuring Out Mediating Mechanisms ... 206
 6 Example: The Delinquency-Unemployment Relation 208
 Concluding Remarks ... 209

14 Convergence as Confusion: The Case of 'Maybe' ... 213
 1 Logical Possibility ... 214
 2 Factual Possibility ... 217
 3 Likelihood 220
 4 Relation between Frequency and Probability ... 221
 5 Probability, Chance, and Causation ... 223
 6 Credibility 226
 7 Probabilistic Epistemology ... 228
 8 Plausibility or Verisimilitude ... 232
 9 Towards a Plausibility Calculus ... 233
 Concluding Remarks ... 235

15 Emergence of Truth and Convergence to Truth ... 237
 1 The Nature of Truth ... 237
 2 Towards an Exact Concept of Correspondence ... 239
 3 Partial Truth ... 241
 4 The Emergence of the Knowledge of Truth ... 245
 5 Truth-centred Ethics and Ideology ... 247
 Concluding Remarks ... 249

16 Emergence of Disease and Convergence of the Biomedical Sciences 250
 1 Multilevel Systems and Multidisciplinarity ... 250
 2 What Kind of Entity Is Disease? ... 252
 3 Diagnosis as an Inverse Problem ... 253
 4 Knowledge of Mechanism Strengthens Inference ... 256
 5 Bayesian Number Juggling ... 259
 6 Decision-theoretic Management of Therapy ... 261
 7 Medicine between Basic Science and Technology ... 263
 Concluding Remarks ... 265

17 The Emergence of Convergence and Divergence ... 268
 1 Divergence 268
 2 Convergence 270
 3 Caution against Premature Unification ... 272
 4 Why Both Processes Are Required ... 274
 5 Logic and Semantics of Integration
 6 Glue 278
 7 Integrated Sciences and Technologies ... 280
 Concluding Remarks ... 282


GLOSSARY ... 285
REFERENCES ... 293
INDEX OF NAMES ... 315
INDEX OF SUBJECTS ... 323



人の誕生、または魂の肉体への統御過程(1)

2016年06月21日 23時42分52秒 | 生気論
2016年6月21日-1
人の誕生、または魂の肉体への統御過程(1)
[2016年7月23日、permanetを究極→永続的〔永久〕と変更した。]

 Share Internationalの第13巻10号(1994年12月発行)のp.23に人のDNAについての質問が出て、Benjamin Creme氏が回答している。下記の通りである。

  「問い。或る人物のDNAは、魂の諸性質を運びますか?。
 答え。いいえ。DNAは、最後の〔輪廻の〕前生での個人の身体の振動を運びます。或る人物が死ぬとき、物質的身体は分解 disintegrate しますが、一つの永続的〔永久的〕物質的原子〔物質的永続原子〕 permanent physical atom、一つの究極的アストラル的または情緒的原子、そして一つ永続的心的原子〔メンタル的永久原子〕が残されます。これらの究極原子たちの周りに、これらの3つの永続原子の振動率を、創造される身体の振動率のための鍵〔手がかり〕として、魂は新しい一つの身体を形成します。魂は、魔術的にこの新しい体を形成しますが、なによりも最初に、エーテル物質的水準で形成し、それからその下位の濃密物質的水準へと凝結されます。あなたは、次の転生では、前生で死んだときに到達したちょうどその地点から出発します。それは、究極原子たちによって運ばれ、こんにちDNAと呼ばれるものを形成します。
 神経系は、交感神経と副交感神経がありますが、魂(魂の水準で)と人格〔人の個格〕 human personalityとの間の接触のための鍵〔key 手段〕です。神経系を、神経気体が流れます。それは、今日の科学には知られていませんが、魂のエネルギーと生命原理を運びます。心臓に結びつけられた一つの生命の糸と、脳の中枢に結びつけられた一つの生命の糸があります。これらの二つの「糸」を通して、魂は転生中の個人 person を刺激し、養います。個人が死ぬとき、それは魂が生命の糸を切るからなのです。生命の糸を切る前、意識の糸を切ることがあります。すると、個人は生きている植物人間といった類いのものになります。その場合でも、生命の糸が切られると個人は死にます。」[20160621試訳]
(Creme, Benjamin. 1994/12. Questions and Answers. Share International 13(10): 23. )

 なお、魂は新らしい肉体に徐々にやどり、妊娠4週間目に(かなり?)「把握する」という(クレーム,ベンジャミン.2005/9.シェア・インターナショナル 2005(9): 52頁)。

 人類の個々人の魂は、大昔に個体化した魂となった。人類とは、個体化した魂を束ねる超魂 oversoul である。シャム双生児の場合、肉体は一部融合して共有して、一方のホルモンが他方に血流で分泌されて互いに影響を及ぼしても、その連続的1身体に宿るまたは統御するまたは意識の糸を降ろしている魂は2個である。動物王国では、群魂 group soul として、各種類は存在する。個体性が明瞭な種類に属する各動物個体は、空間的の独立しているゆえの独立した統御を行なっていることになろう。植物や粘菌や群体生物など、個体性の不明瞭に生物は少なくない。
 ところで、おなじくクレーム氏によれば、旧ソ連では人の脳を培養していたとのことである(要文献)。脳として生きていたのならば、なんらかの一つのデーヴァ生命が宿って統御していたことになるのか?。

□ 文献 □
Creme, Benjamin. 1994/12. Questions and Answers. Share International 13(10): 23.
クレーム,ベンジャミン.2005/9.シェア・インターナショナル 2005(9): 52頁.[原文不明。日本版にだけ掲載されたのか?。]


生命とは、何だろうか?、生命原理

2016年06月20日 12時57分48秒 | 生気論
2016年6月20日-1
生命とは、何だろうか?、生命原理

 生命とは、なんだろうか?。
  「生命を捕える〔take→手に取る〕ことはできるであろうか。できないと私は思う。生命はただ_ある_のだ〔Life IS〕。天、もしくは、地にある何ものもそれに触れたり、影響を与えたりはできない。〔略〕霊的な意味において、_生命を捕えることはできない_。〔略〕それは捕えられることも破壊されることもなく、形態から形態へと、経験から経験へと〝通り過ぎ〟、生命を通して神の完全な意志が表現される。」
(アリス・A・ベイリー(土方三羊 訳 、1989/5/10)『トランス・ヒマラヤ密教入門 第一巻』: 44頁。The Rays and the Initiation、p.125、pdfではp.66)。

  「生命を奪うことはできるであろうか。できないと私は思う。生命はただ「ある」〔Life IS〕。天や地にある何ものもそれに触れたり、影響を及ぼしたりはできない。〔略〕 霊的な意味において、生命を奪うことはできない。〔略〕生命〔略〕は動じない〔impregnable 揺るぎない;難攻不落である〕〔略〕奪われることも破壊されることもなく、神の完全な意志が生命を通して表現されるまで、形態から形態へと、経験から経験へと「通り過ぎる」〔"passes on" 〕〔略〕。」
(アリス・ベイリー(AABライブラリー 訳 、2013/6/25)『光線とイニシエーション(上)』: 165、167頁。The Rays and the Initiation、pp.125-126、pdfではp.66)。


 秘教では、すべて存在するものとは、エネルギーであり、エネルギーだけが存在するという、エネルギー一元論である(要文献→)。
  「科学者がエネルギーと呼び、宗教的な人々が神と呼ぶもの、これらは同一のものであり、偉大なる太陽系外のアィデンティティーの目的が物質質料をまとって顕現したものにすぎない。自然はロゴスの肉体の外観であり、自然法則はその身体の自然な過程を統合する法則である。神の生命、神のエネルギーと活力は、顕現しているすべての言のなかに見られる。神のエッセンス〔本質〕はすべての形態に宿っている。これを私たちは霊と呼んでいる。」
(アリス・A・ベイリー(土方三羊 訳 、2002/2/28)『トランス・ヒマラヤ密教入門 第1巻[人間の本質]』)

 おそらく一つなるエネルギー(大宇宙または唯一神とも言い換えられる)が、分化するのであろう。すると問題は、いかにしてそのように様々な種類のエネルギーに(たとえば現行の物理学が把握している電気エネルギーに)分化したのか、その機構の解明である。
 生命とは運動であり、すちわちエネルギーである、というのが、秘教体系での公理または大前提のようである(要文献)。
 『秘密教義』では、巻き込み〔逆進化〕involution と開展〔進化〕evolution の過程として語られている。
 プラーナまたはプラナは、生命原理だという。エーテル体 ethric body または活力体 vital body とは、どのような関係なのだろうか?。

 『Teaching of the Temple』の第一巻の最後の方に用語集 Glossaryがある。そのp.686に、
  「PRANA – The Life Principle. The Breath of Life.」
とある。訳すと、
  「プラーナ〔プラナ〕:生命原理。生命の息。」
である。
 『単語でわかる神智学』(竜王文庫)の65頁には、
  「プラーナ(Prana、梵)
    生命本質、生命の息、すなわちネフェンをいう。」
とある。
 日本語版ウィキペディアでは、プラーナは、
 「プラーナまたはプラナ (サンスクリット語: प्राण (prāṇa, praaNa); 英語: prana) は本来、サンスクリットで呼吸、息吹などを意味する言葉である。日本語では気息と訳されることが多い。
 インド哲学では、同時に人間存在の構成要素の1つである風の元素をも意味している。そして生き物 (すなわち息物) の生命力そのものとされ、やがてその存在はアートマンの根拠にまで高められた。」
(https://ja.wikipedia.org/wiki/プラーナ[受信:2016年6月20日。])
と解説されている(アートマンの「根拠」って、なんだろう?)。
 なるほど、生きものとは息をするもの(息物)、つまり呼吸するものである。呼気と吸気は、梵の昼と夜という、活動の周期性に対応するのだろう。活動とその休止である。
 人体では、脾臓でプラーナを受け取るという。濃密物体の脾臓を摘出しても、エーテル体脾臓は存在し、エネルギー流入や分配の機能には影響が無い(ベンジャミン クレーム 要文献)。


 ヒラリオン大師が伝えた『寺院の教え』の第一課(質料—物質の顕現)と第七課(エーテル的宇宙 Etheric Universe)が関係深いと思う。

 MANIFESTATION OF SUBSTANCE-MATTER
            —
          LESSON 1

 第一課 質料—物質の顕現

  The Instruction I am about to give you is of infinite importance, and I shall endeavor to render it as simple as possible, in the hope that it will be understood by those students whose opportunities for the acquisition of knowledge have been limited. Upon a complete understanding of this subject depends the full comprehension of many previous Instructions, as well as others that will follow.
 〔訳出は略〕
             ———

  The visible Universe as a whole, as well as each constituent or organic part of the same, whether it be sun, planet, man, or molecule, is primarily brought into manifestation on the physical plane, as Substance or Matter, from the inner or Spiritual plane of Life, by the energizing, through will (Fohatic) power, of the potential forces contained or confined in certain colors manifesting through a great age or Kalpa in the sphere of Mind.
 各構成要素または有機的部分(太陽、惑星、人、または分子のいずれであろうと)はもちろん、一全体としての視ることのできる宇宙も、大生命の内的または霊的な界から、心〔精神〕の領域における一つの広大な時代またはカルパの間に顕現している一定の諸色に含まれたまたは限られた潜在的諸力が、質料または物質として、意志的(フォーハット的)力によって、顕現したものである。

These colors are of a much higher order than their reflections, the colors of the physical plane.
これらの色たちは、それらの反映物である、物質界の色たちよりも、はるかに高い位階のものである。

When a new life cycle of manifestation begins, for any separated or individualized portion of the Universal Whole, it first appears as a rapidly vibrating mass of scintillating colors, which, from a definite point in Etheric Space, spread outward into physical space (so termed), by means of a circular mode of motion, in a spiral.
新しい一つの生命周期の顕現が始まるとき、宇宙的全体のどの分離されたまたは個体化された部分でも、それはきらめく色たちが急速に振動する一塊として現われる。そして、きらめく色たちは、エーテル空間のなかのはっきりと限定された点から、物質空間(と名付けられている)のなかへと、円様式の運動によって、渦巻きとなって、外側に拡がる。

The diameter of the last outward sweep of the spiral would be determined by the amount of expansive energy imparted to the mass by the initial impulse.
渦巻き〔螺旋〕の最後の外側への吹き出しの直径は、初めの衝動によってその塊へ分け与えられた膨張的エネルギーの量によって決定されるだろう。

When this energy reaches its extremity of power in the last spiral sweep, a neutral centre is in process of creation by means of the contact and interaction of the negative forces of contraction peculiar to the physical plane, with those induced by the action of Spiritual, or Positive energy, before mentioned.

This neutral centre, which, in the creation of a world, becomes the equatorial belt, manifests in the human and animal kingdoms as the Solar Plexus.
  From the centre, the spiral of color decreases in exact ratio to another point, resulting in the formation of a rapidly revolving globe of color, partially flattened at each Pole, and hollow so far as physical substance is concerned ; but in reality containing all the potencies, as well as the Skandas – the stored up good and evil tendencies of preceding manifestations of the incarnating Ego, or entity-and the latent [2] forces which will bring effects into action as causes of subsequent effects, at the right time and in the right place, as determined by the Law of Karma.

In this globe also resides the alchemical power transmuting physical substance into Spiritual energy, and "vice versa", as food is transmuted by the powers of digestion and assimilation ; into flesh and blood, and finally into physical energy.

If this spiral globe of color could be seen by physical eyes at the beginning of an era of manifestation, it would seem to enclose a certain portion of clear space.

On the highest Spiritual plane all lines of demarcation would disappear, and it would be indistinguishable, as far as form is concerned, from all the great ocean of Ether, the store-house of all energies and potencies ; but on the higher astral, the plane of soul, it would be visible to Spiritual eyes as an individualized Entity-call it Angel, Or Deva-God, whichever you like-so far transcending in beauty, glory and power any description ever given by human tongue or pen, that it is useless to attempt to convey any impression of it to the human mind ; it must be seen and recognized to be understood. It belongs to the army of archangels which surround the Throne of God, situated in the hearts of every one of that vast throng, and which exists potentially in the heart of every human being. For illustration, take a piece of paper ; consider one side of it as the Spiritual, the other' side as the physical plane. Separate one single point, among many others, of white light on the Spiritual plane (or side) of the paper ; then imagine a flash of Light, or Creative Energy, darting from some other point and impinging upon, thus imparting a more rapid vibration, or another mode of motion to, the point under consideration. This mode of motion (Fohatic energy) imparting a forward movement, would drive the substance contained in the point, through the piece of paper (the fibre of which would correspond to the astral, or middle plane) to the other side (the physical plane) and then proceed to form, by the process of spiral movement, above referred to, a complete globe of color from the point of its appearance on the physical plane as represented on the paper. There are always forty-eight spiral rings on either side of the middle, or equatorial line, the latter being the forty-ninth from either end. This spiral sheath of color encloses the substance on the plane of action in
and through which the energy which passes into it from the first point of manifestation will work in conjunction with the forces of color, for the creation of an individualized life, whether it be a cell, man or world. The auric correspondence to this hollow globe obtains throughout a whole era of individualized manifestation, however long or short that may be, as its particular [3] sphere of creative energy, as does also the globe of color which constitutes the aura of each cell, man, or world. In the materialization of a world there gradually forms, just within the globe of color (as the result of interaction of interior and exterior forces), first, a rapidly revolving sphere of heat and subsequently, moisture. In the creation of a world the power of attraction which the combined energy and force hold within its mass, draws to this moisture the Cosmic dust which is floating in space. For long ages of time, great quantities of dust and falling masses from other worlds, in the form of meteors, etc., intercepted by or attracted to it, gradually transform this (so to speak) lining of the color globe into the crust of such a world as the one you are now living upon. But innumerable Kalpas before this occurred, the substance, with which the Spiritual energy manifesting in the point was clothed, had passed through many phases of existence from a molecule to a God. And the Spiritual Entity, or World-builder, visibly represented by that point of Light, has voluntarily and intelligently assumed the labor, responsibility and sacrifice of creating from its own substance, a world, in which other manifesting entities of lower orders may gain the necessary physical experience to fit them also in time for Spiritual existence as Angels or Gods. A corresponding process to the one outlined above occurs in the birth of every child or animal on the physical plane. The creative emanation of the male contains a definite portion of the substance generated on the Spiritual plane by the interaction of masculine and feminine forces as previously explained between the two points of light, or the creative fires ; and the product, by contact and interaction with the ovum or egg budded from the ovaries of the female sex, results in impregnation. A certain residue is used by Nature in the formation of a state of matter comparable to the inner lining of the spiral globe of color, within which gestation is accomplished. The Uterus, or outer covering, corresponds to the color globe, but is not the globe ; for the Uterus, as well as every other organic structure, has its own peculiar spiral globe of color, or aura.
  Despite innumerable explanations and descriptions of the planes of manifestation, students are continually misinterpreting terms and location. The diagram shown below will aid in many ways. First of all, however, you must charge your mind with the fact that there is in reality no high nor low, no hard nor fast lines ; that all manifestation is from within outward ; that all planes penetrate and interpenetrate each other. [4]
The dot on the top indicates the Unmanifested, the Absolute, the positive potencies. The one at the bottom indicates the negative of the above – the reservoir in which had been generated and from which had been projected into space, all potential energies belonging to the physical plane, and into which would be cast all manifested matte that had fulfilled its mission ; as well as all of nature's abortions an seeming abnormal conditions, to be in some future age energized again by the positive forces of life, and so given another opportunity. It is also known as Chaos.
Each horizontal line in the diagram indicates the positive and negative aspects of some plane or sphere of consciousness ; that part of each line to the right of the centre representing the positive pole, that to the left the negative. The line through the centre indicates interaction of Spirit and Matter.
This diagram must not be confounded with others which illustrate the same truths, or the different planes or forces. In a certain sense this stands alone. ———


文献
ヒラリオン.(クラーク,ジェフ・コジマ,マサナリ 訳 改訂版 2000/6).寺院の教え I 〔第1〜60課〕.コピー本.222pp.竜王文庫.[B20020327、2500円][昭和51年10月〜昭和57年4月の『至上我の光』に連載されたものを編集したもの。掲載時の誤植と誤訳を一部訂正。]

ベイリー,アリス.1960(AABライブラリー 訳 2013/6/25).光線とイニシエーション(上).541pp.AABライブラリー.[定価3100円+税(税込価格3255円)][B20130905、3,100円]

ベイリー,アリス.1960(AABライブラリー 訳 2013/6/25).光線とイニシエーション(下).510pp.AABライブラリー.[定価2900円+税(税込価格3045円)][B20130905、2,900円]

ユリアーンス,アート(編)[アリス・A・ベイリー(著)].(坊洋 訳 、1989/5/10).トランス・ヒマラヤ密教入門 第一巻 人間の進化.342pp.たま出版.[定価2900円(本体2816円)][B19900213][Rh19910115]

ユリアーンス,アート(編)[アリス・A・ベイリー(著)].(土方三羊 訳 、2002/2/28).トランス・ヒマラヤ密教入門 第1巻[人間の本質].236pp.アルテ発行/星雲社発売.[定価(本体2500円+税)][B20020911]

〔竜王文庫〕.1998/7〔日は記載無し〕.単語でわかる神智学.103+51pp.竜王文庫.[B20020403、1,800円]

〔The Master〕Hiralion. Teaching of the Temple. The Book I. [pdfは、http://www.templeofthepeople.org/wp-content/uploads/2012/04/teachings_temple_1.pdfから入手できる[受信:2016年6月20日。]]

A Student Who Has Imposes his own Punctuation on the Original Text [=Jurriaanse, Aart]. 1971 (9th printing 1996). Ponder on This. From the Writings of Alice A. Bailey and the Tibetan Master, Djwhal Khul. 14+431pp. [B20000901、$14.00+$39.00/20[shipping]]


美術修行2016年6月16日(木):具体美術協会一九五〇年代/芦屋市立美術博物館、苺展

2016年06月16日 23時22分45秒 | 美術/絵画
2016年6月16日-1
美術修行2016年6月16日(木):具体美術協会一九五〇年代/芦屋市立美術博物館、アトリエ苺小屋 10周年企画展 苺展



 喫茶店には、谷崎潤一郎記念館で開催される絵画展覧会の人の作品三点が壁に掲げられていた。遠くから観ると布を貼ったように見える。近くで観ると、絵具で糸のようなのを作っていることがわかる。
  小山翔平作品展〜四角い視覚〜
  2016年8月3日(水)〜9月4日(日)[月曜休館]
  10:00〜17:00(入館は 16:30まで、最終日は 15:00まで)
  芦屋市谷崎潤一郎記念館 ロビーギャラリー
http://www.tanizakikan.com/lobbygallery.html
 

 具体美術協会一九五〇年代/芦屋市立美術博物館/阪神芦屋駅/300円。

 芦屋市立美術博物館(加藤瑞穂・山本淳夫)・千葉市美術館(藁科英也)(編).1998/10/17.草月とその時代 1945-1999.314pp.[2,500円][B20160616、1,200円]
















 大橋麻里子 個展《Floral diary》/ギャラリー301/元町駅/入場無料。
 アクリル絵具だけではなく、油絵具も使っており、その方が多いという場合も、ということだった。
http://www.gallery301.jp/

 大丸神戸店の美術画廊。
 
 アトリエ苺小屋 10周年企画展 苺展/アトリエ苺小屋/元町/入場無料。








 吊り下げ立体作品で、3/4くらいの表面を数mm直径のスパンコールでピンで刺して覆った苺らしいのがあった。画廊主がうちわであおぐと、あら不思議、ひらひらと空中遊泳するような感じになった。そのうちわを借りて下からあおぐと、これまたいい感じ。

 いちごや日誌 アトリエ苺小屋の近況お知らせブログです。
 10周年☆
http://blog.ichigoya.daa.jp/?eid=1027143


 三宮から大阪へ。れいによって、老い松通りを、ギャラリー菊からはじめて、ギャラリーH,O.Tまで。











美術修行2016年6月10日(水):第51回 関西国展

2016年06月10日 14時49分24秒 | 美術/絵画
2016年6月10日-1
美術修行2016年6月10日(水):第51回 関西国展


 第51回 関西国展/大阪市立美術館地下展覧会室/天王寺/招待はがき。



 丸山恵子〈円環 IX〉が良かった。新聞紙に彩色して丸く切って貼付けてその表面を艶有りのメディウムをかけて、それらの間を黒くぬったり、白色の絵具を滴下したりしている。国立新美術館に出ていたはずだが、急いで回ったためか、気がつかなかった。

 東條新一郎〈歩く〉。単色系である。国立新美術館での展示よりも、照明が落ち着いているためか、こちらが落ち着いて観ているためか、より美しく観えた。写真に撮って液晶で観ても、現物を肉眼で観ないとその良さはわからない類いの絵画である。


美術修行2016年6月8日(水):平賀茉莉 明鏡止水 展/MI gallery、大マンガ展/海月文庫アートスペース

2016年06月08日 22時53分13秒 | 美術/絵画
2016年6月8日-1
美術修行2016年6月8日(水):平賀茉莉 明鏡止水 展/MI gallery、大マンガ展/海月文庫アートスペース


 平賀茉莉 明鏡止水 展/MI gallery/北浜駅/入場無料。[画像掲載は画廊主承認済み]
http://www.migallery-jp.com/framepage-jp.html













 次の2点はジグザグパノラマ撮影したもの。
















 海月文庫アートスペース/西中島南方駅/入場無料。[画像掲載は画廊主承認済み]
http://kuragebunko.com/


































































日本国民のための政治へ

2016年06月07日 15時10分38秒 | 政治経済社会学
2016年6月7日-1
日本国民のための政治へ

 日本では、問題が山積である。
 既得権益にしがみつく者たちは、悪い方向へと進めることはあっても、問題解決へと向かうことは無い。
 政治経済の舞台から退場するときが来たのである。

 植草一秀氏は、2014年12月の総選挙と2016年4月24日に実施された北海道5区衆議院補欠選挙(池田真紀氏の惜敗)の投票結果を分析して、安倍政権を退場させるための参院選勝利への道筋を示している。
 「  「私たちの目の前には私たちの未来を左右するような重要問題が山積している。
   原発、戦争法、TPP、基地、格差」
わけだが、
 「投票率が5割なら、安倍政権与党 対 民共社生=オールジャパン平和と共生は、25%対25%の互角の勝負になる」。
 しかし、「北海道5区の補欠選挙における出口調査結果を見ると、無党派層の約7割の主権者が池田真紀氏に投票した」ことを、投票率がたとえば6割へと上積みされる場合、無党派層の7割が「安倍政治を許さない!」連帯の投票になるとして計算すると、
  安倍政権与党       25+(10X30%)=28%
  オールジャパン平和と共生 25+(10X70%)=32%
となるので、
  オールジャパン平和と共生の得票率の32%が、安倍政権与党の得票率の28%よりも多くなると予想される。

 まさしく、次の参院選は、日本調教者またはジャパンハンドラー Japan handler
(たとえば、http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/e4bfcba86a2d586f33ffd602b3a679bd

 社会科学者の随想 2016年04月14日
 アメリカンスクール元外交官加藤良三の「へつらい言辞」-拝啓,アーミテージ大明神様-
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1055685040.html

に従順な日本国内既得権益者たちから、日本の政治(したがってまた、経済と健康と文化など)を取り戻す機会である。

 また、記者たちは、パナマ文書の日本関連を分析して、資金の流れ図などを提出してほしい。


□ 文献 □
植草一秀の『知られざる真実』 2016年4月28日 (木) 数式版「オールジャパン参院選勝利の方程式.
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-9fd0.html

(取材・記事 青木浩文)記事公開日:2016.6.6地域:東京都 テキスト 動画
【スピーチ全文掲載】「メディアに言いたい! 参院選の真の争点は『改憲』だ!!」とSEALDsの奥田愛基氏が喝破
記事目次
・2015年11月のポスターで『経済で結果を出す』とした安倍首相、「もう経済で結果出たんじゃないんですか?」
・「議事録を後で変えていいんだったら、もう国会の運営は必要ないじゃないですか」
・「メディアはちゃんと報じてほしい!」「今回の選挙でいちばんこの日本が変わろうとしているのは『憲法』ですよ」
・「安倍さん、まだ弾は残っとるがよ!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/306784


美術修行2016年6月5日(土):第43回 現代美術―茨木2016展、土師清治、春成こみち、薮内舞、の諸氏の作品

2016年06月05日 23時26分36秒 | 美術/絵画
2016年6月5日-1
美術修行2016年6月5日(土):第43回 現代美術―茨木2016展、土師清治、春成こみち、薮内舞、の諸氏の作品


 京都。傘が吹き飛んで来た。





 上野の森美術館大賞展 京都巡回展/京都府京都文化博物館5階/京阪三条、阪急烏丸。

 阪急で茨木市へ。16時台には図書館前に行くのがなかった。或るバスの運転手に訊ねると、前のバスに乗って、春日で降りて歩くのが早いとのこと。

 第43回 現代美術―茨木2016展/茨木市生涯学習センターきらめき/茨木。


 最終日。画像は5月29日に撮影のもの。掲載了承は2016年6月5日。




↑:土師清治〈いろいろな記憶B〉(床)、土師清治〈いろいろな記憶A〉(壁)[ピンポケでごめんなさい。]



↑:春成こみち〈クルン コロン〉


↑:手前は、薮内舞〈狭き門〉、後方は、薮内舞〈顔顔(ガンガン)〉。


↑:薮内舞〈顔顔(ガンガン)〉。


生命の定義集

2016年06月04日 14時22分57秒 | 生気論
2016年6月4日-2
生命の定義集

 生命の定義のいくつかを掲げることにする。


1 =======
Bunge, Mario. 1999: 160 (たぶん=2003:163).

  「
life 生命 (p.163)
 諸生命科学の中心的概念。生きものまたは有機体の本性〔=本質的性質〕に関して四つの主要な見解がある。つまり、生気論、機械論〔mechanism〕(または物理化学主義)、マシン〔機械〕主義〔machinism〕、そして有機体論(または生物システム主義)である。↑【生気論】は、『生命』を、たとえば『生命衝動』といった、何らかの非物質的な存在者と目標へと努力する傾向なるものによって定義する。↑【機械論】は、『生きている』という述語は物理化学の用語によって定義可能であると主張する。つまり、有機体は大変複雑な物理化学的システムにすぎない。↑【マシン主義】は、有機体を機械に似たもの、つまり設計され、プログラムされ、そして目標指向的〔goal-directed〕なものとして考える。有機体論(または生物システム主義)は、生命を何らかの極度に複雑なシステムの創発的性質とみなす。このシステムの遠い先祖は、約40億年前には生命のない〔abiotic〕ものであった。生気論は、まったく信用されなくなった。不毛であり、非物質的なエンテレキーなるものは、観察と計算をしようにも不可能だからである。機械論はいまだに流布しており、分子生物学の誕生以来は特にそうであるが、生きものの特有性のいくつかを説明することには失敗している。とりわけ、それは、なぜ有機体における代謝過程が、概して、中性的または自己に仕えるのではなく、有機体に『仕える』のかを、説明しない。機械論はまた、自己洗浄と自己修復のメカニズムの創発も、説明しない。つまり、生きていない化学系は、ついには反応のいくつか、あるいはすべてさえも停止させるような、反応を抑制する化学物質を蓄積するかもしれない。機械論は、デカルトによって創始され、それ以来広まったが、今日ではコンピュータ科学の連中に人気がある。その連中は、生命プロセスの特定の特徴をコンピュータシミュレーションしたものを、↑【人工生命】と呼んでいる。皮肉にも、マシン主義は、設計と計算という概念に含まれる目的論を、生気論と共有している。生物システム主義だけが、化学的前躯体からの生命システムの自己集成についての分子生物学的説明と、遺伝子変化と自然淘汰による進化の理論を認めるだけでなく、生命を化学レベルに根をおろした一つの創発レベルとして認めもする。↑【創発】、↑【創発主義的唯物論】、↑【システム主義】。


2 =======
マーナ,マルティーン/ブーンゲ,マリオ.(小野山敬一 訳 2008: )

ブラヴァツキー 電気は物質か力か?、物質とは何か?、力とは何か?、重力(1)

2016年06月04日 14時13分27秒 | 秘教/オカルト科学
2016年6月4日-1
ブラヴァツキー 電気は物質か力か?、物質とは何か?、力とは何か?、重力(1)



  「  電気は物質か力か?*
      [*:この記事は、次の記事〔物質とは何か? そして力とは何か?(或る回答)〕と直接に関係するので、ここに翻刻される。――編纂者。]
               或る神智学徒
  [The Theosophist, Vol. III, No.12, September, 1882, pp. 318-319]


 神智学協会の設立者で会長である H.S. Olcott 大佐によって1882年4月26日にマドラスで述べられた大変興味深くてすぐれた講演のなかで、学識豊かな会長は、物質について触れたときに、電気は空気と水と同様に物質であると断言した。
 彼自身の言葉をここに引用しよう。
  「では、戻りましょう。それは物質なのでしょうか、あるいは何か他のものなのでしょうか?。わたしは、物質に何か他のものを加えたものだと主張します。そしてここでしばし立ち止まって、物質とは何か、について考えましょう。ぞんざいな思索者は〔略〕、物質という観念を、密度、可視性、そして触知可能性という諸性質と結びつけて考えがちです。しかしこれではさほど弁解できません。わたしたちが呼吸する空気は見えません。しかし、物質、――その等価物である酸素、水素(?)、窒素、そして炭酸は各々、分析によれば、原子的で、重みがあり、証明できるものです。_電気_は、準備された条件下を除けば、見えませんが、それでも_物質_です。だれもこれまでに見たことのない科学での普遍的エーテルは、しかし、極度に希薄な状態にある物質です。水の形態というなじみのある例を取りましょう。
〔続くべし〕
」(試訳20160604)。


□ 文献 □
Blavatsky, Helena Petrovna [A Theosophist]. 1882.電気は物質か力か?.H. P. Blavatsky Collected Writings Volume IV: 205-208. [初出は、The Theosophist, Vol. III, No.12, September, 1882, pp. 318-319。]