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人の誕生、または魂の肉体への統御過程(1)

2016年06月21日 23時42分52秒 | 生気論
2016年6月21日-1
人の誕生、または魂の肉体への統御過程(1)
[2016年7月23日、permanetを究極→永続的〔永久〕と変更した。]

 Share Internationalの第13巻10号(1994年12月発行)のp.23に人のDNAについての質問が出て、Benjamin Creme氏が回答している。下記の通りである。

  「問い。或る人物のDNAは、魂の諸性質を運びますか?。
 答え。いいえ。DNAは、最後の〔輪廻の〕前生での個人の身体の振動を運びます。或る人物が死ぬとき、物質的身体は分解 disintegrate しますが、一つの永続的〔永久的〕物質的原子〔物質的永続原子〕 permanent physical atom、一つの究極的アストラル的または情緒的原子、そして一つ永続的心的原子〔メンタル的永久原子〕が残されます。これらの究極原子たちの周りに、これらの3つの永続原子の振動率を、創造される身体の振動率のための鍵〔手がかり〕として、魂は新しい一つの身体を形成します。魂は、魔術的にこの新しい体を形成しますが、なによりも最初に、エーテル物質的水準で形成し、それからその下位の濃密物質的水準へと凝結されます。あなたは、次の転生では、前生で死んだときに到達したちょうどその地点から出発します。それは、究極原子たちによって運ばれ、こんにちDNAと呼ばれるものを形成します。
 神経系は、交感神経と副交感神経がありますが、魂(魂の水準で)と人格〔人の個格〕 human personalityとの間の接触のための鍵〔key 手段〕です。神経系を、神経気体が流れます。それは、今日の科学には知られていませんが、魂のエネルギーと生命原理を運びます。心臓に結びつけられた一つの生命の糸と、脳の中枢に結びつけられた一つの生命の糸があります。これらの二つの「糸」を通して、魂は転生中の個人 person を刺激し、養います。個人が死ぬとき、それは魂が生命の糸を切るからなのです。生命の糸を切る前、意識の糸を切ることがあります。すると、個人は生きている植物人間といった類いのものになります。その場合でも、生命の糸が切られると個人は死にます。」[20160621試訳]
(Creme, Benjamin. 1994/12. Questions and Answers. Share International 13(10): 23. )

 なお、魂は新らしい肉体に徐々にやどり、妊娠4週間目に(かなり?)「把握する」という(クレーム,ベンジャミン.2005/9.シェア・インターナショナル 2005(9): 52頁)。

 人類の個々人の魂は、大昔に個体化した魂となった。人類とは、個体化した魂を束ねる超魂 oversoul である。シャム双生児の場合、肉体は一部融合して共有して、一方のホルモンが他方に血流で分泌されて互いに影響を及ぼしても、その連続的1身体に宿るまたは統御するまたは意識の糸を降ろしている魂は2個である。動物王国では、群魂 group soul として、各種類は存在する。個体性が明瞭な種類に属する各動物個体は、空間的の独立しているゆえの独立した統御を行なっていることになろう。植物や粘菌や群体生物など、個体性の不明瞭に生物は少なくない。
 ところで、おなじくクレーム氏によれば、旧ソ連では人の脳を培養していたとのことである(要文献)。脳として生きていたのならば、なんらかの一つのデーヴァ生命が宿って統御していたことになるのか?。

□ 文献 □
Creme, Benjamin. 1994/12. Questions and Answers. Share International 13(10): 23.
クレーム,ベンジャミン.2005/9.シェア・インターナショナル 2005(9): 52頁.[原文不明。日本版にだけ掲載されたのか?。]