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ブラヴァツキー 電気は物質か力か?、物質とは何か?、力とは何か?、重力(1)

2016年06月04日 14時13分27秒 | 秘教/オカルト科学
2016年6月4日-1
ブラヴァツキー 電気は物質か力か?、物質とは何か?、力とは何か?、重力(1)



  「  電気は物質か力か?*
      [*:この記事は、次の記事〔物質とは何か? そして力とは何か?(或る回答)〕と直接に関係するので、ここに翻刻される。――編纂者。]
               或る神智学徒
  [The Theosophist, Vol. III, No.12, September, 1882, pp. 318-319]


 神智学協会の設立者で会長である H.S. Olcott 大佐によって1882年4月26日にマドラスで述べられた大変興味深くてすぐれた講演のなかで、学識豊かな会長は、物質について触れたときに、電気は空気と水と同様に物質であると断言した。
 彼自身の言葉をここに引用しよう。
  「では、戻りましょう。それは物質なのでしょうか、あるいは何か他のものなのでしょうか?。わたしは、物質に何か他のものを加えたものだと主張します。そしてここでしばし立ち止まって、物質とは何か、について考えましょう。ぞんざいな思索者は〔略〕、物質という観念を、密度、可視性、そして触知可能性という諸性質と結びつけて考えがちです。しかしこれではさほど弁解できません。わたしたちが呼吸する空気は見えません。しかし、物質、――その等価物である酸素、水素(?)、窒素、そして炭酸は各々、分析によれば、原子的で、重みがあり、証明できるものです。_電気_は、準備された条件下を除けば、見えませんが、それでも_物質_です。だれもこれまでに見たことのない科学での普遍的エーテルは、しかし、極度に希薄な状態にある物質です。水の形態というなじみのある例を取りましょう。
〔続くべし〕
」(試訳20160604)。


□ 文献 □
Blavatsky, Helena Petrovna [A Theosophist]. 1882.電気は物質か力か?.H. P. Blavatsky Collected Writings Volume IV: 205-208. [初出は、The Theosophist, Vol. III, No.12, September, 1882, pp. 318-319。]