生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震28

2011年03月15日 23時02分13秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-8
福島原発と東北地方太平洋沖地震28

 毎日放送テレビによると、また、
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E4998DE3E7E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL
などによると、

 さきほど、2011年3月15日22時31分頃、
静岡県東部でM6.0の震源深さの10km(浅い)があり、
富士宮市で震度6強が観測されたとのこと。

 中部電力によると、浜岡原発では異常無いとのこと。緊急停止はしていないとのこと。



福島原発と東北地方太平洋沖地震27

2011年03月15日 22時43分03秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-7
福島原発と東北地方太平洋沖地震27


 武田邦彦氏は、

  「日本の原子力行政は、原子力委員会が推進、原子力安全委員会が抑制ということになっていたが、政府がいつの間にか、原子力安全・保安院というのを作り、「抑制機関無しの原子力行政」を始めた。
  ……
   気象庁はこのような時にこそコンピュータを国民の安全のために使い、何時、どこに放射線物質が移動するのか、ハッキリして欲しい.」
http://takedanet.com/2011/03/post_0cc6.html

と書いている。

 また、

  「仙台、福島、東京などの放射線は上がるが、通常の人に放射線障害が出るところまでは行かないか、あるいは1週間ぐらいはかかると考えられる.
  ……
  (平成23年3月15日10時 執筆)」
http://takedanet.com/2011/03/post_a1c1-1.html

と予想している。



福島原発と東北地方太平洋沖地震26

2011年03月15日 22時23分32秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-6
福島原発と東北地方太平洋沖地震26


 22:00少し前のMBS毎日放送テレビの、「福島市内で放射線量上昇」という字幕があるところ画面での放送によれば、

  通常値は0.05マイクロシーベルト/時で、0.07~0.08だったのが、
  18時?に、20.??マイクロシーベルト/時
      21.72マイクロシーベルト/時
       23.18マイクロシーベルト/時
だったという。
 これらの数値の聞き取りがきちんとできなかったが、23.18マイクロシーベルト/時、については繰り返して聞いたので、間違いない。通常の200から400倍か。むろん、数値は時間変化するだろう。

 中国やロシアでの観測では、異常値は観測していないとのこと。


福島原発と東北地方太平洋沖地震25

2011年03月15日 19時13分01秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-5
福島原発と東北地方太平洋沖地震25

 吉岡斉氏によれば、
  「武谷 三男という偉い物理学者で、原子力資料情報室の初代代表をつとめた人がおりまして、……1957年に、彼は「原水爆実験」(岩波新書)という本を書いているのですが、この中で、よく読めば、今の生半可な予防原則論よりも遙かにクリアーな議論がされています。 」
http://www.takagifund.org/interview/yoshioka/yoshioka.html

と、武谷三男氏による『原水爆実験』に、生半可な予防原則論よりも明瞭な議論が展開されているとのことである。その本質あるいは精髄を、簡単にでも述べてほしかった。


福島原発と東北地方太平洋沖地震24

2011年03月15日 15時57分48秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-4
福島原発と東北地方太平洋沖地震24
 
 原子力安全研究グループの網場所 web siteは、
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

 JanJanBlog:
http://www.janjanblog.com/archives/33619
に、研究者による原発事故情報、2011年3月12日午後、が掲載されている(2011年 3月 13日 23:16)。

  「炉心溶融が進行すると思います。それにしたがって放射能が環境に出てくると思います。」

と述べられているが、15日には、東京などでも通常値の20倍とかの数値が観測されたようである。
 福島県原子力センターの網場所 web siteをさきほど(2011年3月15日15:40頃)見ると、環境放射線一覧表は、
  2011年03月12日 12時00分現在
であった。

 
 さきほどの(15:52分頃)MBS毎日放送テレビによれば、中国電力は、地元への説明を優先するために、上関原発の建設を一時中断する、とのことである。
 すべて廃炉にし、核廃棄物の放射性を(300年などと言わず)中和する技術を入手することが喫緊である。
 
 
 原発災害と地球温暖化問題に関する、小出裕章氏が行なった講演会のレジュメ(pdf形式の書類で)が得られる網場所 web siteは、
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kouen.html

 いくつか挙げると、下記の通り。

[K]
小出裕章.2003.2.日本の原子力政策は破綻した---大事故が起きる前に撤退を!.9pp.[2003.2.15、於:たんぽぽ舎総会]

小出裕章.2005.1.差し迫る原発災害の危機!!-今いったい日本の原発はどうなっているのか-.8pp.[2005年1月8日、原発、核をめぐる社会的不正義]

小出裕章.2007.1.地球温暖化問題の本質.6pp.[2007.1.14、たんぽぽ舎での勉強会]

小出裕章.2008.10.巨大地震が原発を襲うとき - 廃絶すべき浜岡原発 -.24pp.[原発震災を防ぐ風下の会 2008年10月26日]
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/msm081026.pdf

小出裕章.2009.2.原子力の場から視た地球温暖化.14pp.[環境問題研究会2月例会 2009年2月10日]

小出裕章.2009.10.気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告と温暖化二酸化炭素説の問題点.17pp.[第108回 原子力安全問題ゼミ「地球温暖化と二酸化炭素」2009年10月26日]

小出裕章.2010.1.終焉に向かう原子力と温暖化問題.19pp.[pdf][日本カトリック教会・正義と平和協議会・地球環境をまもる会 2010年1月19日]〔前記2009.10の記事と同様〕
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/JCC100119.pdf


福島原発と東北地方太平洋沖地震23

2011年03月15日 14時48分23秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震23

 4号機での火災は、(或るテレビの報道によると)災害応援に入った米軍(など?)によって消化されたらしい。

 或るテレビでは、プリンストン大だったかの教授が、今回の原発事故はスリーマイルを上回る、と(その判断根拠は放送されたかどうか不明)。

 半径20~30km内では屋内退避ということだが、或るテレビは、室内暖房していて一酸化酸素中毒にならないための換気との兼ね合いはどうするか、という疑問が出ていた。

 外国からは、「日本のために祈ろう」とか献花や寄付など、支援の輪が広がっている模様である。


福島原発と東北地方太平洋沖地震22

2011年03月15日 11時42分55秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震22


 菅総理大臣の会見によれば、

  4号機で火災、放射能濃度が高まっている

とのこと。
 2号機のまちがいでは?、とテレビ局(おそらくABC)から疑問が出たが、次の官房長官の会見でも、4号機ということであった。

  使用済み核燃料が4号炉〔のプール〕にあり、〔崩壊〕熱によって……
  2号炉から煙が出ているが、欠損箇所から水蒸気が出ていると推察している

とのこと。水素爆発したらしい。休止していた炉でも、事故が起きたということらしい。
 下記参照。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

  記者からの質問:4号炉の火災は2号炉よりも深刻なのか?(要約)
  枝野官房長官:時系列の関係で4号炉について先に述べた(要約)〔答えになっていない〕。

  枝野官房長官:4号炉での爆発によって、放射能濃度が高くなっている(要約)。

  記者からの質問:格納容器の破損によって、放射能が出ていないのか?
  枝野官房長官:4号炉での爆発によるものと考えている。

  枝野官房長官:4号機では、消火中で、その後〔冷やす〕……

 なお、上記の要約文は正確とは限らない。
 
 3号機付近で最大400ミリシーベルト/時を観測とのこと。(これまでのマイクロシーベルトではなく、その1000倍がミリシーベルト)


福島原発と東北地方太平洋沖地震21

2011年03月15日 00時52分00秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震21


 福島第1原発2号機の燃料棒が、2011年3月14日午後11時過ぎ、
たとえば
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110315k0000m040135000c.html


あるいは、午後10時50分に
たとえば
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00035.htm

再び完全に露出した(「空だき状態」)。

 東京電力の(大変わかりにくい)会見中においても(3月15日0:40頃)、露出したままだという。