生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震45

2011年03月19日 22時00分11秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月19日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震45


 昨日3月18日の京都大学原子炉研究所の「チェルノブイリ事故から25年」の会合の部屋で知ったが、京都新聞2007年8月31日の私論公論という欄で「原発、活断層近くに林立 中越沖地震は最後の警告」と題して、荻野晃也氏が下記のように書いていたのだった。

  「幸いなことに柏崎刈羽原発は大事故にはならなかったが、これを「最後の警告」と考えるべきではなかろうか。「原子力船・むつ」が廃船になったように、原発路線を撤回して廃炉のスケジュールを具体化すべき時なのではないか。国民全体が勇気を持って対処すべき時期に来ているように私には思えてならないのである。」
(荻野晃也氏、京都新聞2007年8月31日)。


福島原発と東北地方太平洋沖地震44

2011年03月19日 00時49分35秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月19日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震44


 1号機と2号機の電源復旧へと作業が進んでいるらしい。

 日本経済新聞の「福島第1原発 電源接続、放水並行で作業難航 冷却装置復旧に全力」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3EAE2E2808DE3EAE2E1E0E2E3E39793E3E2E2E2

という記事によると、

  「今後の電源復旧作業は1、2号機で原発敷地に残っていた6900ボルトの変圧器から約1.5キロメートルの高圧電線を敷設。分電盤が唯一使える状態の2号機に引き込む。」

  「京都大学原子炉実験所の釜江克宏教授は「地震の揺れで損傷した可能性は少ない。電源さえつながれば冷却はできるのでは」と指摘する。原発の新耐震設計審査指針からも最大限耐えられたはずとみる。ただ「津波や爆発の影響で動かない可能性はある」という。」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3EAE2E2808DE3EAE2E1E0E2E3E39793E3E2E2E2;df=2

とのことである。

 成功を祈る。