生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

日本産烏龍茶

2010年07月11日 23時51分45秒 | 生命生物生活哲学
2010年7月11日-3
日本産烏龍茶

 おいしい烏龍茶が好き。かねてから、凍頂山や阿里山のように高い山なら、富士山か。日本にもお茶の木はあるから半発酵させれば、烏龍茶になるのではないか、などと考えていた。
 すると、今回初めてということだが、二種類の日本産烏龍茶がデパ地下で売られていたのを、おとついあたりに発見した。安い方のを買った。わりといけるようだが、一味足らないような感じ。葉の量と抽出時間を変えて飲むことを課題としよう。

美術修行2010年7月11日(日)

2010年07月11日 23時15分12秒 | 美術/絵画
2010年7月11日-2
美術修行2010年7月11日(日)

 第56回全関西美術展/大阪市立美術館/700円。
 図録は無し。目録は100円。受賞作品一覧は無い。入選作の掲載は順不同で、現場で見てよい作品だなと、印をつけようにも、作者名順でもないし、県別でまとめているわけでもなく、役立てようの無い目録。また写真撮影禁止なので、メモるしかない。
 概して、ありきたり。工芸部門は技法も様々でそれなりに面白い。しかし表題札には、絵画でも技法も大きさも記載無し。
 洋画部門では、河合克典「あおの境界にいる」(S130?)が良かった。2段展示の上のほうで、見にくいのが残念。馬渕晃子「works 2000-5」は、下方の左右要素を削れば、構図的に見栄えがするかもしれない。
 日本画部門では、鍵谷節子「ヒスイ色の森に」が良かった。菱形。かなり遠く(たとえば隣の部屋)から見ると平板に見える。緑系の色彩変異を施したら、迫力が出るかもしれない。

 ART OSAKA 2010/堂島ホテル11階~8階/1000円。通常はエレベータですぐに11階へと向かうようになっている。エスカレータが見えた。このホテルの2階と3階の壁には、絵画は飾られていなかった。使用できませんという張り紙の無いほうのエレベータで3階から6階へ。そこまでしか行かない。出ると、係の人がいて、おそらく11階へ直行するエレベータを、6階で停めるよう連絡してくれた。他の階へは階段で降りる(上がってくる人もいる)。

 かなり人が多い。特に若い女性たちが多いが、美術系学生だろうか。
 4階分の客室を使っている。浴室と寝室との境はガラス張りの部屋が多かった。アートフェア京都とくらべて目新しい展示方法は無かった。絵画作品で出色のものは無かった。細目の麻カンヴァスにやわらかな色彩と形態の絵画があったが、小さくともなんらかの独創性を出す一工夫が欲しいところ。
 技法的に面白いのがあったが、それほどの効果は無い。スタンプの要素を変えるべきではないか。また、ステンシルでやって厚みをつければ、面白いかもしれない。思わぬ計算外の効果が生じるかもしれない。

 西梅田の方へ引き返す。或る書店で、赤い[おそらく、装幀の]本、という共通性質、ここではジャケット紙が赤系のインクを使っているという状態、で括った本が棚に並べられていた。そのなかに、

村山久美子.1988.6.視覚芸術の心理学.誠信書房.[y2,940] [B20100711]

を見つけた。
 また、近くにあった、「ダーウィンと進化論」という特集がある、

関西唯物論研究会(編).2010.7.唯物論と現代 No.44.[y1,470] [B20100711]

を買った。

美術修行2010年7月10日(土)

2010年07月11日 01時49分22秒 | 美術/絵画
2010年7月11日-1
美術修行2010年7月10日(土)

 束芋 断面の世代 展/国立国際美術館。
 本日初日は無料で入場できる。第1室は、暗闇で見えない。二、三分経って、黒い一人用ソファ的ふかふか椅子があることが見えてきた。天井に映写される白黒アニメ。マンションの断面が迫り出して、家具などの物体がすべて落下する。それが続く。巻き戻し的に、物体がマンション内に配置されていく。
 髪の毛がすだれのようになって、ゆれたり、はさみできられたりして、指が現われたりして、(何が?)展開される。なかなか面白い。これは四つのプロジェクタで、半円形のスクリーンに映写。
 三つの(断)面に映写されるのもあった。半分のトンネル形に鏡が配置されて、上下に同じものが投影されるトンネル。上は雲が流れたり、蛸やら炎やら。そして下の画面の展開をうけたかのように、切断面を見せる片腕やらが出てくる。
 どれも一見の価値あり。

林道郎.2004.7.絵画は二度死ぬ、あるいは死なない 2 Braice Marden.80pp.ART TRACE.[y1,260] [B20100710].

 図録『もの派-再考』は、完売にて入手できず。

 近くのホテルの画廊では、多くが月曜とは異なるや有名画家の絵画が展示されていた。飾り窓には今度はブラマンク。かなり明るい色調で花瓶の花。

 国際会議場の5階と12階の壁にいくつかの絵画。須田剋太のは全面黒いのではなく、明るい作品。わりとよい。一部のたとえば丸い形のものの色調を変えればもっと面白くなるかも。

 (朝抜きなので)12階のレストランでうなぎ弁当定食2100円。レジでどこの産のものかと聞くと、今日のものはコックに聞かないとわからないが、通常は琵琶湖産の天然ものを使っていると言う。皮が分厚かった。一塊のわさび、胡麻多数、およそ3mm直径のあられ多数がごはんにのっかっていて、お茶漬けにするのかと思ったが、お茶は出てこなかった。わさびはどう使うべきだったのか、聞くべきだった。(この項は味術修行)