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池田清彦『38億年 生物進化の旅』

2010年07月21日 02時02分48秒 | 生命生物生活哲学
2010年7月21日-1
池田清彦『38億年 生物進化の旅』

池田清彦.2010.2.25.38億年 生物進化の旅.221pp.新潮社.[B20100713, y1,470]

を、2010年7月20日に読了した。

 ウィキペディアの「池田清彦」の項(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%B8%85%E5%BD%A6)には、あとがきの中の217頁に引用されているような、

  「池田が批判するような、突然変異と自然選択のみで全て説明しようとする研究者は存在せず……」

といった文は、2010年7月21日午前01:25くらいには、見当たらなかった。
 フォン・ベーアの言う、「最初からそんなことはわかっていた……といって受け容れられる」、「第三段階に入ったことを傍証している」(池田 2010: 217)という証拠?を隠滅?したことになる。2010年7月19日 16:00:06 GMT に取得された、最終更新 2010年7月15日 (木) 17:22のGoogleでのキャッシュ表示のものでも、すでに無かった。いつごろか、いかなる理由であろうか、適応的に?変異したらしい。

  「批判 [編集]
  専門外の地球温暖化に関する議論に対しては不正確であるという指摘が多数ある[3]。例えば温暖化は観測点が都市に偏っているためヒートアイランド現象以上のものではないとするが、実際には観測点は洋上などにも多数あり正しくない。

  また、と学会の山本弘は『"環境問題のウソ"のウソ』(楽工社)で批判している。」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%B8%85%E5%BD%A6)

と二項目の批判(になっていると主張している?記述)があった。

 一つ目は、確かにそのことだけについては妥当かもしれないが、より深い主張をしているわけではなく、舌足らず、あるいは表層的である。[3]として引用されているのは、www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/soshoで、わたしには対して説得力のない、明日香壽川氏らによる「地球温暖化懐疑論批判」であった。それよりも、気温データの捏造疑惑もあるようだから、一つ目の文もいずれ消え去るのだろうか?

 二つ目は、「批判している」とするのは、『"環境問題のウソ"のウソ』の内容を見て(集団的)執筆者が主張しているのか、あるいは山本弘氏によって批判となっていると主張されているから、そう記述しているのか、どちらだろうか? どういう内容の批判なのか、書かれていないのはなぜ? 多岐にわたるから省略したのだろうか?