まえちゃんの趣味日記

山紀行・ランニング日記・その他

ランナーズマイスター養成講座の続き

2015-03-27 20:32:47 | ランニング
3月14日~15日の2日間、千葉県の生命の森リゾートにある日本メディカルトレーニングセンターで、
ランナーズマイスター中級ワークショップin千葉の講座受講してきました。

★前回の続きとして、今回は講座の内容について紹介します。

★座学の模様と教材

★参加者は、関東から16名、北海道2名、宮城2名、青森・長野・大阪・石川の各1名の24名でした。



■ランナーズマイスター中級ワークショップのカリキュラム内容

【1日目 10時から】

①走る前提:走ることの意義を知ろう(国際武道大学教授 前河洋一先生)
・ランナーに求められるもの/ランニングの歴史的前提/ランナーのマナーと責任

②トレーニングの基礎知識(前河洋一先生)
・トレーニングの目的・意義/トレーニングに関わるキーワード:トレーニング効果/
トレーニングの原則/期分け/ピーキング/テーパリング・・・

《昼食》

③≪実技≫走る基礎:動き作りと補強(88年ソウル五輪マラソン代表 浅井えり子先生)
・正しいホームを作る方法/効率よく走るためのコツ/体幹を強化しバランスを整える補強/
背中のケア

ほぼ一日座学中心でしたが、浅井先生の走る基礎だけが、トレーニングセンターの3階のトラックでの実技でした。



④市民ランナーに本当に必要なトレーニング(東京工芸大学準教授 山本正彦先生)
・トレーニングの量(の限界)/トレーニング効果と故障/スピードトレーニングの必要性/
トレーニングの強度

⑤市民ランナーのための運動生理学・基礎編(山本正彦先生)
・ランナーの身体的特徴/エネルギーシステム/最大酸素摂取量/有酸素運動・無酸素運動/
ランニングの経済性/LT(健康とランニング/加齢とランニング)

⑥トークセッション(盲人マラソン協会理事 安田享平先生)
・ランニングクラブ運営、市民ランナー指導の現状:事例紹介とディスカッション

■1時限60分で、1日目は17時50分で終了でした。

★19時から、ホテルトリニティー書斎のレストランで講師の先生を交えて懇親会。

始まる前に書籍販売コーナーで「ゆっくり走れば速くなる」佐々木功著を購入しました。
復刻版編集構成の浅井えり子先生のサインをいただき、写真を撮ってもらい、喜んでいるまえちゃんです。



懇親会では、まず各講師のご紹介がありました。
アルコールが入って宴も盛り上がったところで受講生ひとりひとりが名前のあいうえお順にスピーチしました。
出身地・走り始めたきっかけ・今後の目標などが紹介されると一気に会話が弾みました。

参加者には、サブ3やトレイルラン、ウルトラマラソン、トライアスロン愛好者などいろいろで、
市民ランナーとはいえハイレベルな方が多かったです。

【2日目 6時半から】

★有志による朝ラン
 
自由参加での朝ラン。

このような良い環境のランニングを楽しもうと思い、同部屋の方と、朝ランの前に5kmくらい走ろうと出かけると、
暗い中ヘッドライトを点けて夜明けランをしている人もいました。

6時半 ホテルトリニティ書斎集合。



軽いストレッチを行い、ホテルをスタートしアップダウンの激しい道をメディカルトレーニングセンターそしてトラックを周回してスカイバレーへ。
このスカイバレー日本最長445mのメガジップスライダー。
当然きつい登り坂。ひいひい言いながらついていくもみなさんけろっとして会話している。実力の差を再確認。
ホテルに戻り約4kmの朝ランを楽しんで最終日の始まりです。

その後、ホテルでの朝食バイキングを食べ、2日目の講義です。



【2日目 9時から】2日目のスケジュールです。

①≪実技≫ランニングフォームチェック(前河先生・山本先生)
・良いホームとは/フォームを構成する「動き」/フォーム改善法/フォームを動画撮影
・400mトラックに2台のカメラでランニングフォームを撮影。後日コメントと共に送られてくるそうです。
途中カメラの不調で2回走ることになった受講生も・・・。\

②≪実技≫走る基礎・身体チェックとケア(公認アスレチックトレーナー 砂川祐輝先生)
・自分のスタートライン(現状)を知る/身体チェック、コンディショニング/自分で出来るケア

③≪実技≫市民ランナーのトレーニング法実践(浅井先生)
・身体の器を大きくする/正しいLSDの実践/コンディショントレーニング/オーバーロードトレーニング

《昼食》

④≪救命救急実技≫安全に走る/ランナーの救命救急(介護老人保健施設はまなす施設長 福田六花先生)
・危険なランニングとは/ランニングメディカルチェック/救急救命法:CPR、AED
・受講生全員が心臓マッサージとAED操作を体験



⑤グループワーク
・マラソントレーニングの指導プログラムを作成する。
 ・トレーニングを継続するうえでの問題点と解決策について4グループに分かれてディスカッション。
・最後にリーダーが発表。

日頃悩んでいる問題、例えば走る時間・怪我・家族の協力・会社などの業務との兼ね合いなど切実な問題点について、
解決策を楽しくディスカッションできました。

★最後に市民ランナーが安全に長く走り続けられるように我々受講生がお手伝いすることを確認して解散となりました。

ランナーズマイスター養成講座を受講してきました。

2015-03-24 18:14:43 | ランニング
ここのところ、ブログ更新をしていませんでしたが、研修を受けてきたので、久しぶりにアップします。

3月14日~15日の2日間、千葉県の生命の森リゾートにある日本メディカルトレーニングセンターで、
ランナーズマイスター中級ワークショップin千葉の講座受講してきました。

受講のキッカケは、ここのところ記録も伸びず、足回りに痛みを感じたり、以前より遅いスピードなのに苦しかったり、どうしたら良いのか
悩んでいたので、ここで、如何に安全に楽に走れるように、正しいホームやコンディショニング・トレーニングの方法を勉強したく、
今回の養成講座を受講しました。

また、ランナーズマイスターとはランナーを導く市民ランナーのリーダーのことで、ランニングを指導していくための知識とノウハウを習得
出来るそうです。

この講座は初級(ジュニアクラス)・中級(シニアクラス)・上級(マスタークラス)に分かれております。

★トレーニングセンターの全景です。前には400mのトラックがあります。


★トレーニングセンターから見た、トラックの4コーナーです。


★トレーニングセンターの3階には、筋トレ用ジムやプール・200mのトラックが用意されています。
雨が降ってもランニングOKです。

★筋トレ用スペースで身体をバランスよく鍛えることが出来そうです。


★本格的な短水路プールです。


★200mのトラックがあり、雨が降っても十分調整できます。


★ランナーズマイスター養成講座のテキストと実技で使用するキャップとTシャッツです。


★座学の様子です。
参加者は、関東から16名、北海道2名、宮城2名、青森・長野・大阪・石川の各1名の24名でした。


今日はここまでとし、後日、続きをアップします。