最近の暑さには私だけでなく日本中の人が一様に閉口しています。こればかりは
誰にも文句の言えない事で、ひたすら耐えるしかありません。
この暑さ、まだまだ続くとの事で全くの我慢較べです。
8月14日 晴れです。当分晴れで小学生の日記の天気欄に書くにも楽です。
近くのスポーツ吹き矢の教室もお盆と暑さでお休みです。クーラーも有るので水曜日の
教室に較べれば遙かに楽で勿体ないくらいです。一日中ごろごろと雷様よろしく過ごしま
したが、雨は降りません。
8月15日 朝からぎらぎらの太陽が出ています。今日も暑くなりそうです。
65年前の、この日も暑い日でした。正午に私は西武線の所沢駅で終戦の詔勅を途切れ
途切れと雑音の中で聞き、何が何だか判らないけれども戦争が終わったのだと言う事だけが
判り、ほっとした事だけを覚えています。
昨日までの何時、空襲があるか判らず毎日ゲートル(脚絆)を巻いて寝ることと電気も
暗くする必要も無くなり、夜も明るく灯りを点けられ伸び伸びと寝られる喜びの反面、食べ
物の不自由さが続く恐怖感は依然として消えずにいました。
勤労動員も解除され復学出来る喜びは若い胸を大きく膨らませました。
あれから65年です。当時生まれた人も既に還暦を過ぎています。年々、戦争の馬鹿らし
さ、むなしさが風化されて行く危険を孕んでいます。それを防ぐのも戦争の時代を生きた
我々年代の義務と思っています。争いは人類の文化発展に必要ですが、相互の殺し合いだけ
は、もう一度パンドーラの函の奥底深く閉じこめて置きたいものです。
メディアが、8月15日が近づくといろいろと戦争について報道することは良いことです。
交番では国旗が半旗になっていました。
私が入っている探鳥クラブの10月例会を横浜自然観察の森(横浜市栄区上郷)で開催し
その担当になっているので下見に出掛けました。個人的には既に何回も訪れていますが、9
月の機関誌に案内を掲載する必要上一応見ておかなければと二人の会員を誘って出掛けまし
た。本番通り9時に大船駅笠間口に集まり金沢八景行きのバスで長倉町で降りました。
横浜霊園前の通りです。クルマの往来も激しい場所です。
バス停が観察の森へのアプローチに繋がっています。
時期にはホタルも良く見られる場所です。鼬川が細々と流れています。
700haの大きな森です。この時期、鳥は居ませんが、ちらりとカワセミが現れました。
鬱蒼とした森に覆われています。
振り返ると隣接している住宅街が見られました。
花も少なく余り見かけませんが、タマアジサイが蕾の状態で待機していました。
2時間程歩くと大汗です。隣接している上郷森の家のレストランで呑んだビールの旨さ
は、ひとしおでした。熱中症も心配なので早めに切り上げ大船に戻りました。
帰宅後は又、ごろごろです。
8月16日 晴れて相変わらずの暑さです。
演劇鑑賞会の一員として今日明日、公演されるお芝居の舞台装置の搬入を手伝いました。
鎌倉芸術館に10時に集合しますと既に大きなトラックが横付けされています。
劇団の人や関係者が手際良く指図するので我々は指示通りに運べば良いので楽でした。
7月29日に通し稽古を見ているので、今運んでいる装置が何処に使われるか少しは判る
ので結構楽しめました。40分程で完了し後は組み立てですが、これは専門家が担当するの
で我々は引き揚げました。
この鑑賞会はNPO法人で会員約1300人が年6回の公演をそれぞれ手分けして担当し
全くの手作りで仕上げて演劇を鑑賞するもので、単純に売り場でチケットを買って観るのと
は違う面白さがあります。
今回は、劇団青年座の、【妻と社長と九ちゃん】です。
今日の公演は18時からなので、一旦帰宅し夕方出掛けました。
鎌倉芸術館です。
中庭には竹林が有ります。
開演前に舞台を覗いて見ました。
舞台緞帳です。
開演前のロビーでは、劇団から依頼されたパンフレットや台本、Tシャツや協賛団体の
クッキーの販売を会員が担当します。
鎌倉芸術館の大ホールは三階席まで含めて1500人の収容能力が有りますが、この公演
は二日間に亘るので殆ど一階席だけで間に合っています。
演劇の内容は、昭和の気質を頑固に守る文具会社の社長と、その奥さん(後妻さん)の支え、
そして九ちゃんと言われる社長お気に入りの社員とその三人を取り巻く家族や社員のやりとり
を会社のグラゥンドで開催される春のお花見、夏の盆踊り、秋の運動会、冬の餅つきを背景に
演出しましたが最後は社長の息子が会社を新しい時代にに合うように改革することで親子と社
内の派閥が荒れて、社長は倒れ結局会社は新しい方向に向かいますが、それを機に奥さんは独
立し九ちゃんも会社を去っていくストーリーでした。
三人の主役さんが、それぞれに生きて来た時代背景を背負って個性を出した演技に素晴らし
さを感じました。
8月17日 変わる事の無い暑い日です。
午前中は体操教室でしたが、先生のお身内にご不幸が有り急に来られなくなり仕方なく皆さ
んで簡単な体操をして11時頃解散しました。
今日は、昨日に引き続き昼間の公演があるので通しで担当しました。時々、舞台を覗いたり
気楽に勤めました。
終了後、近くのレストランで出演の主力俳優さん達との交流会に参加しました。写真撮影を
担当しましたが、これはプライバシーの関係でブログには載せられません。舞台俳優さんと身
近に接しられる事も楽しみの一つです。
8月18日 良く晴れていました。夕立も有りません。
午前中は吹き矢ですが、体育館の暑さのせいか会員39人中、16人の参加でした。
お陰で低スコアながら、私がトップでした。
午後は鳥の会の句会に参加しました。5句出して5句とも選ばれました、まずまずです。
終わってから有志6人で近くのレストランに入り暑気払いをしました。
8月19日 グラゥンドゴルフの日ですが、流石に熱中症予防で休みました。
先日の鎌倉演劇鑑賞会交流会の写真を整理してアルバム造りで一日が終わりました。
160カットから70カットほど選びメモリーに収納しましたが、メモリー満杯を知らな
かったので、タイトルだけで肝腎の写真が入っておらず総てやり直しです。
この為。一日9時間PCに貼り付けになり19時頃やっと完成です。
8月20日 少ーし涼しくなった感じです。
14時から鎌倉演劇鑑賞会今回公演担当の反省会に出席しました。いろいろと意見がでまし
たが、兎に角成功裏に終わった事を皆さんで喜び合いました。
私としては、初めての体験でしたが知らなかった世界を見られた事で楽しく過ごせました。
8月21日 昨日よりは暑くなりましたが以前の暑さに較べれば少し楽な日でした。
毎年、この時期になると開催される奈良県櫻井市の三輪山セミナー・イン東京が有楽町の
よみうりホールで今年は今日になりました。
毎回あの広い、よみうりホールを埋め尽くす盛況で今年も申し込みましたが、満席で断ら
れて仕舞いました。然し、知り合いに関係者がいますので聞くと招待券があるとの事で譲って
頂き今年も無事、受講できました。
場内は撮影禁止ですが、休憩時間に少しパチリです。
内容は二部に別れており、
第一部 纏向遺跡の大型建物と邪馬台国 国立歴史民俗博物館名誉教授
白石太一郎 氏
第二部 三輪山をめぐる芸能について 映画監督
篠田 正浩 氏
第一部では、纏向遺跡から発掘された当時の大王が使ったであろう大型建物(とは言え
4間*2間)から卑弥呼が此処にいたとする邪馬台国大和説を提唱する白石氏のお話です。
前方後円の古墳群の他に前方後方の古墳が見つかった事も邪馬台国を実証できるのでは
とも述べられた。この大型建物は一説では8間*4間とも言われるので、それならば32
坪なので判りますが前者の8坪では納得出来ません。
何れにしても私個人的には邪馬台国は大和ではと思っています。
歴史は特に古代になると推理ですから、いろいろと説が建てられ、それだけ面白くなり
ます。一時間半の講演でした。
第二部では、映画【卑弥呼】を製作された篠田氏が古代に対する蘊蓄から古事記・日本書紀
に記載された史実を採り上げ、特に古事記は稗田阿礼が当時の語り部から聞き出した言い伝え
を歌に表現し、それを太安万侶が筆記したが、その時の歌が日本の歌謡の原点と言われた。
又、日本は神国であったが朝鮮から仏教が伝えられると天皇家は代々寺院を建立し、生前は
寺院にお詣りし、死ぬと神社に祀られるようになったと述べられ日本の宗教の特質を指摘され
面白く聴きました。16時45分に全講演が終了しました。
暑いし、帰宅しても暑いし序での事に寄席を覗く事にしました。
いろいろ考えて近い所で、池袋演芸場に決めました。
夕暮れの池袋西一番街の中に、ひっそりと池袋演芸場は有ります。チケット売り場と
演芸場入口は離れていて、その上会場は地下室で変な構えで如何にも落語的です。
何時も空いているので気楽にチケットを買うと、立ち見かも知れませんと言われてびっくり。
場内に連絡してくれると、まだ空席が有るとのことで一安心でした。
成る程、入るとほぼ満席で改めてびっくりです。やっと補助椅子に座りました。
ここは月の最後は、日替わりの独演会のような形式で今日は、柳亭市馬師匠でした。
まだ、49歳の若手ですが最近伸びて来て唄も歌うし中々の人気で、それもあり満席なの
でしょう。と言っても120人くらいでしょうか。立ち見の人も10人ぐらいいました。
前座さんが桃太郎を演じ、その後 市馬師匠の 二人旅でした。小屋が狭いのでマイク
無しでも良く聞こえ、それだけ親密感が湧きます。
橘家蔵之助師匠は、おなじみの だくだく でした。
中入りが有り、とっつきは五明楼玉の輔師匠は神奈川県出身なのに何故か突然、網走を
舞台にした新作でした。
トリは、再び市馬さんの お化け屋敷でした。
古典は大体判っているので、見所はどのように演ずるかに興味があります。
落語も発音が明瞭でないと聞きにくいものです。中には口の中に籠もるような噺をする
人もいますが、聞きづらいものです。志ん生師匠は声は低いが、発音ははっきりしていました。
噺家にもいろいろなタイプがありますので、それぞれ贔屓がある事でしょう。
大分長くなりました。少しは暑気払いになりましたでしょうか?
余りの長さに反対に暑くなったかもしれません。お許し下さい。では又。
誰にも文句の言えない事で、ひたすら耐えるしかありません。
この暑さ、まだまだ続くとの事で全くの我慢較べです。
8月14日 晴れです。当分晴れで小学生の日記の天気欄に書くにも楽です。
近くのスポーツ吹き矢の教室もお盆と暑さでお休みです。クーラーも有るので水曜日の
教室に較べれば遙かに楽で勿体ないくらいです。一日中ごろごろと雷様よろしく過ごしま
したが、雨は降りません。
8月15日 朝からぎらぎらの太陽が出ています。今日も暑くなりそうです。
65年前の、この日も暑い日でした。正午に私は西武線の所沢駅で終戦の詔勅を途切れ
途切れと雑音の中で聞き、何が何だか判らないけれども戦争が終わったのだと言う事だけが
判り、ほっとした事だけを覚えています。
昨日までの何時、空襲があるか判らず毎日ゲートル(脚絆)を巻いて寝ることと電気も
暗くする必要も無くなり、夜も明るく灯りを点けられ伸び伸びと寝られる喜びの反面、食べ
物の不自由さが続く恐怖感は依然として消えずにいました。
勤労動員も解除され復学出来る喜びは若い胸を大きく膨らませました。
あれから65年です。当時生まれた人も既に還暦を過ぎています。年々、戦争の馬鹿らし
さ、むなしさが風化されて行く危険を孕んでいます。それを防ぐのも戦争の時代を生きた
我々年代の義務と思っています。争いは人類の文化発展に必要ですが、相互の殺し合いだけ
は、もう一度パンドーラの函の奥底深く閉じこめて置きたいものです。
メディアが、8月15日が近づくといろいろと戦争について報道することは良いことです。
交番では国旗が半旗になっていました。
私が入っている探鳥クラブの10月例会を横浜自然観察の森(横浜市栄区上郷)で開催し
その担当になっているので下見に出掛けました。個人的には既に何回も訪れていますが、9
月の機関誌に案内を掲載する必要上一応見ておかなければと二人の会員を誘って出掛けまし
た。本番通り9時に大船駅笠間口に集まり金沢八景行きのバスで長倉町で降りました。
横浜霊園前の通りです。クルマの往来も激しい場所です。
バス停が観察の森へのアプローチに繋がっています。
時期にはホタルも良く見られる場所です。鼬川が細々と流れています。
700haの大きな森です。この時期、鳥は居ませんが、ちらりとカワセミが現れました。
鬱蒼とした森に覆われています。
振り返ると隣接している住宅街が見られました。
花も少なく余り見かけませんが、タマアジサイが蕾の状態で待機していました。
2時間程歩くと大汗です。隣接している上郷森の家のレストランで呑んだビールの旨さ
は、ひとしおでした。熱中症も心配なので早めに切り上げ大船に戻りました。
帰宅後は又、ごろごろです。
8月16日 晴れて相変わらずの暑さです。
演劇鑑賞会の一員として今日明日、公演されるお芝居の舞台装置の搬入を手伝いました。
鎌倉芸術館に10時に集合しますと既に大きなトラックが横付けされています。
劇団の人や関係者が手際良く指図するので我々は指示通りに運べば良いので楽でした。
7月29日に通し稽古を見ているので、今運んでいる装置が何処に使われるか少しは判る
ので結構楽しめました。40分程で完了し後は組み立てですが、これは専門家が担当するの
で我々は引き揚げました。
この鑑賞会はNPO法人で会員約1300人が年6回の公演をそれぞれ手分けして担当し
全くの手作りで仕上げて演劇を鑑賞するもので、単純に売り場でチケットを買って観るのと
は違う面白さがあります。
今回は、劇団青年座の、【妻と社長と九ちゃん】です。
今日の公演は18時からなので、一旦帰宅し夕方出掛けました。
鎌倉芸術館です。
中庭には竹林が有ります。
開演前に舞台を覗いて見ました。
舞台緞帳です。
開演前のロビーでは、劇団から依頼されたパンフレットや台本、Tシャツや協賛団体の
クッキーの販売を会員が担当します。
鎌倉芸術館の大ホールは三階席まで含めて1500人の収容能力が有りますが、この公演
は二日間に亘るので殆ど一階席だけで間に合っています。
演劇の内容は、昭和の気質を頑固に守る文具会社の社長と、その奥さん(後妻さん)の支え、
そして九ちゃんと言われる社長お気に入りの社員とその三人を取り巻く家族や社員のやりとり
を会社のグラゥンドで開催される春のお花見、夏の盆踊り、秋の運動会、冬の餅つきを背景に
演出しましたが最後は社長の息子が会社を新しい時代にに合うように改革することで親子と社
内の派閥が荒れて、社長は倒れ結局会社は新しい方向に向かいますが、それを機に奥さんは独
立し九ちゃんも会社を去っていくストーリーでした。
三人の主役さんが、それぞれに生きて来た時代背景を背負って個性を出した演技に素晴らし
さを感じました。
8月17日 変わる事の無い暑い日です。
午前中は体操教室でしたが、先生のお身内にご不幸が有り急に来られなくなり仕方なく皆さ
んで簡単な体操をして11時頃解散しました。
今日は、昨日に引き続き昼間の公演があるので通しで担当しました。時々、舞台を覗いたり
気楽に勤めました。
終了後、近くのレストランで出演の主力俳優さん達との交流会に参加しました。写真撮影を
担当しましたが、これはプライバシーの関係でブログには載せられません。舞台俳優さんと身
近に接しられる事も楽しみの一つです。
8月18日 良く晴れていました。夕立も有りません。
午前中は吹き矢ですが、体育館の暑さのせいか会員39人中、16人の参加でした。
お陰で低スコアながら、私がトップでした。
午後は鳥の会の句会に参加しました。5句出して5句とも選ばれました、まずまずです。
終わってから有志6人で近くのレストランに入り暑気払いをしました。
8月19日 グラゥンドゴルフの日ですが、流石に熱中症予防で休みました。
先日の鎌倉演劇鑑賞会交流会の写真を整理してアルバム造りで一日が終わりました。
160カットから70カットほど選びメモリーに収納しましたが、メモリー満杯を知らな
かったので、タイトルだけで肝腎の写真が入っておらず総てやり直しです。
この為。一日9時間PCに貼り付けになり19時頃やっと完成です。
8月20日 少ーし涼しくなった感じです。
14時から鎌倉演劇鑑賞会今回公演担当の反省会に出席しました。いろいろと意見がでまし
たが、兎に角成功裏に終わった事を皆さんで喜び合いました。
私としては、初めての体験でしたが知らなかった世界を見られた事で楽しく過ごせました。
8月21日 昨日よりは暑くなりましたが以前の暑さに較べれば少し楽な日でした。
毎年、この時期になると開催される奈良県櫻井市の三輪山セミナー・イン東京が有楽町の
よみうりホールで今年は今日になりました。
毎回あの広い、よみうりホールを埋め尽くす盛況で今年も申し込みましたが、満席で断ら
れて仕舞いました。然し、知り合いに関係者がいますので聞くと招待券があるとの事で譲って
頂き今年も無事、受講できました。
場内は撮影禁止ですが、休憩時間に少しパチリです。
内容は二部に別れており、
第一部 纏向遺跡の大型建物と邪馬台国 国立歴史民俗博物館名誉教授
白石太一郎 氏
第二部 三輪山をめぐる芸能について 映画監督
篠田 正浩 氏
第一部では、纏向遺跡から発掘された当時の大王が使ったであろう大型建物(とは言え
4間*2間)から卑弥呼が此処にいたとする邪馬台国大和説を提唱する白石氏のお話です。
前方後円の古墳群の他に前方後方の古墳が見つかった事も邪馬台国を実証できるのでは
とも述べられた。この大型建物は一説では8間*4間とも言われるので、それならば32
坪なので判りますが前者の8坪では納得出来ません。
何れにしても私個人的には邪馬台国は大和ではと思っています。
歴史は特に古代になると推理ですから、いろいろと説が建てられ、それだけ面白くなり
ます。一時間半の講演でした。
第二部では、映画【卑弥呼】を製作された篠田氏が古代に対する蘊蓄から古事記・日本書紀
に記載された史実を採り上げ、特に古事記は稗田阿礼が当時の語り部から聞き出した言い伝え
を歌に表現し、それを太安万侶が筆記したが、その時の歌が日本の歌謡の原点と言われた。
又、日本は神国であったが朝鮮から仏教が伝えられると天皇家は代々寺院を建立し、生前は
寺院にお詣りし、死ぬと神社に祀られるようになったと述べられ日本の宗教の特質を指摘され
面白く聴きました。16時45分に全講演が終了しました。
暑いし、帰宅しても暑いし序での事に寄席を覗く事にしました。
いろいろ考えて近い所で、池袋演芸場に決めました。
夕暮れの池袋西一番街の中に、ひっそりと池袋演芸場は有ります。チケット売り場と
演芸場入口は離れていて、その上会場は地下室で変な構えで如何にも落語的です。
何時も空いているので気楽にチケットを買うと、立ち見かも知れませんと言われてびっくり。
場内に連絡してくれると、まだ空席が有るとのことで一安心でした。
成る程、入るとほぼ満席で改めてびっくりです。やっと補助椅子に座りました。
ここは月の最後は、日替わりの独演会のような形式で今日は、柳亭市馬師匠でした。
まだ、49歳の若手ですが最近伸びて来て唄も歌うし中々の人気で、それもあり満席なの
でしょう。と言っても120人くらいでしょうか。立ち見の人も10人ぐらいいました。
前座さんが桃太郎を演じ、その後 市馬師匠の 二人旅でした。小屋が狭いのでマイク
無しでも良く聞こえ、それだけ親密感が湧きます。
橘家蔵之助師匠は、おなじみの だくだく でした。
中入りが有り、とっつきは五明楼玉の輔師匠は神奈川県出身なのに何故か突然、網走を
舞台にした新作でした。
トリは、再び市馬さんの お化け屋敷でした。
古典は大体判っているので、見所はどのように演ずるかに興味があります。
落語も発音が明瞭でないと聞きにくいものです。中には口の中に籠もるような噺をする
人もいますが、聞きづらいものです。志ん生師匠は声は低いが、発音ははっきりしていました。
噺家にもいろいろなタイプがありますので、それぞれ贔屓がある事でしょう。
大分長くなりました。少しは暑気払いになりましたでしょうか?
余りの長さに反対に暑くなったかもしれません。お許し下さい。では又。