はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラスの鳥見

2008-12-22 10:47:59 | Weblog

 12月21日  晴れて暖かい日でした。
 気温は19℃になると予報されていましたが、朝は寒い
ので冬支度で出掛けます。
 18日に下見に行った舞岡公園の本番です。年末の慌た
だしさを余所にお天気が良いので22人の参加です。

 先日の赤い実は、矢張りガマズミでした。
 柿が昼前の陽を浴びて、たわわに下がっています。



 モズが鋭い声を出して飛んで行き50m程先の枝に止まり
ました。



 谷戸の日溜まりは暖かいので、もう鑞梅が咲き出しました。



 園内の、きざはしの池には今日も7~8人程のカメラマン
と、鳥見の人が来ていました。

 その目の先はアオシギです。今日は直ぐ近くに来ています。
 アオシギは体長30Cmの中型の鴫です。
 欲求不満のように、絶えず身体を上下しながら移動するのが
特徴です。鳥には尾を回したり(モズ)、上下させたり(セキ
レイやイソシギ等)する習性があります。何でしょう?
 バランスを取るようにも見えますが本当の事は鳥に聞いて見
なければ判りません。





 決して美しいとか、綺麗とか、可愛らしい鳥では有りません
が滅多に見られない鳥なので希少価値があります。

 シベリア方面で繁殖して、日本には冬鳥として訪れますが、
何時も孤独で単独行動です。
 尾の先の赤も特徴です。

 皆さんが、ざわざわしたと思うと反対側の芦原の中の50m
程先の灌木の枝にアリスイと言うキツツキの仲間が来ています。
 これも地味な鳥で、青森以北・北海道で繁殖し冬になると南
の方へ移動しますので関東では冬に多く見られますが少ないで
す。動作は余り活発ではありません。体長は18Cm位です。

 長い舌を出して蟻を好んで吸うように食べますので地上に居
る事があります。

 少しぼけぼけですが撮りました。





 アリスイは間もなく翔んで行きました。すると再びアオシギ
です。距離は10mくらいです。



 タシギ(体長26Cm)は朝寝坊です。10時になってやっと
起き出しましたが、まだ眠そうです。



 そして間もなく眠りの体勢です。薄目を開けて眠るでなく、起
きるで無い状態です。



 不活発なタシギより、アオシギの方が魅力です。
 またまたアオシギを観察します。何故か飽きません。





 充分にアオシギ・アリスイ・タシギを堪能した後、狐窪へ
入りましたが収穫無く、山道を登り見晴らしの良い丘で昼食
にしました。

 ここでも、ホオジロだ、カシラダカだと、賑やかです。



 食後は、隣の瓜窪の谷戸へ降ります。

 ヒヨドリが、撮ってよと言わぬばかりに枝に止まりました。



 瓜窪の谷戸では、イロハモミジがまだ赤く染まっていました。



 瓜窪の谷戸奥の斜面にコジュケイの家族が、しまった!と言わ
ぬばかりに大急ぎで隠れて行きます。
 私が行った時は、既に隠れてしまいました。

 また、尾根道に出て途中の四阿で鳥合わせ(その日見た鳥の確
認です)をすると27種になりました。

 尾根道では風が有りましたが、快晴で汗ばむ程でした。

 至福の一日でした。