今後のルートを考える＜３８４日目＞ Stayed in バマコ

　早起きする必要もないのに７時台には目が覚めてしまっている。
　午前中はそのままベッドの上でゴロゴロと過ごし、お昼前に昼ご飯を食べるために外に出た。

　訪れたのは宿から歩いて１０分くらいのところにあるベトナム料理屋。レストランと言うほどのもんではなく、軽食を売っているだけのところだが、なんと春巻きを発見。春巻き４つとレタス＆玉ねぎで１０００ＣＦＡ（２ドル）。


　従業員もベトナム人らしく、久しぶりに見るアジア顔。なぜかホッとする(笑)。

　昼食後は郵便局へ行って切手を購入。
　最初はそのまま宿に戻るつもりをしていたが、せっかくなので少しだけバマコの街を歩くことにした。

　カテドラル。だったと思う。


　なんかのモニュメント。


　バマコの街並み。車もヒトも多い。空気悪い。


　近くにモスクがあるようなので、とりあえず歩いてみた。が、モスクは別に惹かれるようなものはなく、逆に惹かれたのが、このゲテモノショップ。


　これは一体どうするんだろう？食べるのではなさそうだが、だからといって飾る訳でもない様子。漢方のような薬の一種なんだろうか？なかなかの気持ち悪さだった。

　少し歩いているだけで、埃っぽさと暑さでスグに疲れが出てくる。こんなときはビールに限る。近くのバーで１本飲んだ。大瓶１本が１５００ＣＦＡ（３ドル）とギニアやリベリアに比べて値段が倍以上に上がってしまったのが残念。その代わりにしっかりと冷えたビールが飲めるのでまぁいいか…


　ビールを飲みながら今後のルートを考えたが、どうにもこうにも決まらない。

　『ここまで来たんだから、行ってみようか？』

　『でも、行ったところで通過するだけになりそうやし…』

　『やっぱり飛行機で飛んだ方が良いような…』

　『でも、この国へ行くと塗りつぶした世界地図が良い感じになりそう…』

　と、結局、結論が出ない。ホントどうしよう？？

　宿に帰ってからも考えていたが、悩んでいるうちに寝てしまい、起きたらドミに１人の外国人が居た。その外国人はオーストラリア人のジェレミーで、ケープタウンから飛行機を使わずにここまで来たらしい。

　色々と話しているうちに、『せっかくここまで来たんだからもう少し陸路で行けるところまで行ってみようか…』という気になってきた。実のところ、リベリアやギニアに居る間には『ガーナから飛ぼう』と決めていたんだけれど、マリに来てから少し心境が変化し、今日ジェレミーと喋ってさらに『もう少し頑張ってみようか…』という気になってきた。

　いずれにせよ、このまま南下していってもアンゴラビザが取れずに結局飛行機を使うはめになる可能性が高いし、そもそもニジェールでナイジェリアビザが取れなければ、どん詰まりに遭ってどうしようもなくなるけれど、今は『もう少し行ってもいいんじゃないか？』という気持ち。ニジェールとナイジェリアの治安が不安定で気にはなるけど…

　夕食を食べた後は１人で飲みに行った。『アフリカに行ったら夜は出歩けない』と思っていたけど、実際はそんなことはない。もちろん用もないのに無駄に出歩いたりはしないけど、外の雰囲気を見ると問題なさそうなことが多い。まぁ盗難に遭った人間が言っても説得力もないけど(笑)。

　ビールを飲んでいる間も今後のルートについて考えた。確実なのはココでナイジェリアビザを取っておくことだけど、このままだと金曜に申請になるから受取は来週になる。バマコは居心地良いからそれでもいいけど、やっぱり先にも進みたい。ナイジェリアに行くかどうかはニジェールでのビザ次第でも良いやろう…

　＜今日の移動＞
　なし。

　＜宿泊地＞オーベルジュ・ラフィア（Auberge Lafia）　ドミ　５０００ＣＦＡ（約１０ドル）
　詳細は昨日と同じ。

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