友人rayrayも勧めていたこの一冊。
TVでも特集していたので、先週気になって買いに行った。
が。
いない。白石さんがいないのだ。
店員さんに訊いてみると「ただいま品切れ」とのこと。
2件目にのぞいた書店でも同様の答え。
なんてことだ。余計に読みたくなるではないか。
3件目は東京駅構内の書店。ダメもとで見ると、ラスト1冊が残っていた。
帰りの電車の中で読み終わってしまうくらいの一冊だ。
(と言っても、40分くらいは乗っているので当たり前なのだけれど)
それくらい少ない文字数なのに、どんな長編にも負けないインパクトがこの本にはあると思う。
言葉でも文章でも、多く使えばそれなりに言いたいことは伝わる。
けれども、最小限の言葉で思いを伝えるのは難しい。
blogという形で、そして仕事でも文章を書く機会が増えた最近は、特にそう思う。
誠実さとユーモア。
白石さんの回答のように機転に満ちたやり取りが増えれば、きっと毎日はもっと楽しいのだろう。
ちなみに、今日見たamazonのランキングでは、この本は1位になっていた。
かく言う私も、「質問・要望に対する回答」を書く仕事が回ってくる。
白石さん流回答が出来れば書いてみたいけれど、そんなウィットを持ち合わせていないのが、かえすがえすも残念である。