川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

企業でよい行動をするために -日米企業の違い

2024年01月15日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
企業でよい行動をするために、以下の3つのルート・流れがある。

1 この図の一番上の矢印(青)

 経営者の倫理的リーダーシップが、管理者(部長とかコンプライアンス担当者)に伝わって、管理者からの指導を受けた従業員の倫理が向上する。

2 この図の真ん中の矢印(青)

 経営者の倫理的リーダーシップが、直接、従業員の倫理を向上させる。

3 この図の一番下の矢印(緑)

 経営者の倫理的リーダーシップが、企業文化(カルチャー)を醸成し、そのカルチャーに影響された従業員が、よい行動をする。

____________

以上は、昨秋に出た、『人と組織がいきる倫理マネジメント』(本橋潤子)を参考に私が作成しました。

 
アメリカの大手外資系企業は、A(コンプライアンスやインテグリティ、青)とB(カルチャー、緑)を、区別してしっかり意識して、しかも、別の人・別の部署が担当しているというイメージがある。

日本企業の多くでは、まだAとBが峻別して意識されていない。同じ人が担当している。

と、思うのですがいかがでしょうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自著の宣伝が「議論の極意」... | トップ | テプラの剥がし方 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

経営・インテグリティ・エンゲージメント」カテゴリの最新記事