大坂城 - もうすぐ桜だより -

2013-03-17 23:04:05 | まち歩き
大坂城 (大阪府大阪市)



所用で大阪市内に出たついでに、大坂城の南外堀沿いを歩いてみました。


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大手門と千貫櫓の遠望

冬の間の乾燥で、堀の水位は年間を通じて最も下がっています。(石垣の白い部分は、満水時は水没しています)
また、石垣の一部を覆っていたツタなども冬枯れのままです。
今は、石垣の美を最大限に堪能できる季節といえます。





2

二の丸南側石垣と六番櫓

横矢掛の屈曲が連続するこの石垣は、大坂城中でも最高水準の技法で築かれています。





3

二の丸南側石垣、東方よりの景観

手前の角から順に、石垣の屈曲ごとに、二番櫓・三番櫓・四番櫓・五番櫓が立ち並んでいました。
一番奥に現存する六番櫓が見えます。

四番櫓・五番櫓は、慶応4年(1868)の鳥羽伏見の戦い後の混乱の中で、城内の大部分の建物とともに焼失。
二番櫓・三番櫓は昭和20年(1945)のアメリカ軍による大空襲で焼失してしまいました。





4

一番櫓

手前の角が二番櫓の跡。
二の丸石垣は、ここで折れて北側に回り込みます。





5

南外堀沿いは、桜並木が続いています。
つぼみが膨らみつつある段階のようですが、よく観察すると早くも桜色に色づき始めたつぼみを見つけました。

桜の季節が、もうそこまで来ているんですね。