「安土城 最後の1日」

2013-08-30 23:36:01 | アート・文化
戦国史のミステリー!? が映画化






8月31日(土曜)より、「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」という映画が公開されます。

「タイムスクープハンター」は、2009年からNHK総合で放送されている人気番組です。
時空ジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)が、タイムワープ技術を駆使してあらゆる時代に出向き、その時代に生きた名も無き人々の営みを取材するという、異色の時代劇です。

今回、スケールアップしてスクリーンに登場する舞台は、天正10年6月14日の安土城。
何とも、きわどい日の設定です。
この翌日、日本の城郭史上の画期となり、西洋にもその評判が伝えられた安土城は炎上し、壮麗な天主の姿も幻となってしてしまうのです。

本能寺の変による織田信長の横死(6月2日)、信長を討った明智光秀は、山崎合戦で羽柴秀吉に敗れ、撤退中に落ち武者狩りに遭い死亡(6月13日)、相次ぐ歴史の大変転の中、突然、安土城が炎上してしまいます(6月15日)。

一体誰が、何の目的で安土城に火を放ったのか?

当時から様々に取り沙汰されていましたが、結局、真相が明らかにならないまま現在に至っていて、戦国史のミステリーのひとつに数えられています。


この安土城の最後の1日、映画では、どんな人々の姿をスクープしてくれるのか、今から楽しみです。




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