武道の源流、姫路に集結! - 第36回 日本古武道演武大会 見聞録⑫/無比無敵流 杖術 -

2013-03-01 00:35:49 | うんちく・小ネタ
撮影日 : 平成25年2月10日(日)
会 場 : 兵庫県立武道館 (姫路市西延末) 



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無比無敵流 杖術 (むひむてきりゅう じょうじゅつ)



無比無敵流杖術は、江戸時代初期に佐々木哲斎徳久によって創始されました。
徳久は、もともと槍の名手でした。
関ヶ原合戦では九尺の槍をもって闘い、槍先が折れても柄のみで奮戦したと伝えられます。
その経験が、やがて無比無敵流杖術の開眼につながったとされます。

その後、無比無敵流杖術は六代目・片岡宗吉景重が水戸藩に仕えたため、常陸国において伝承されてゆきます。
江戸時代中期頃からは、水戸藩の武芸者のみならず、民衆の自衛手段として近郷近在にひろまりました。




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打つと見せて引き、引くと見せて突く。
千変万化、電光石火の一撃が特徴です。


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