すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

錦織の手機で帯を織る準備~

2015-01-23 18:06:55 | 手機
皆さーん こんにちは!

こちら岩手県一関市の京呉服すがわらでございますよ!
北国の小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで
きもの屋がきものを作っているんですよー!

さてさて、
ご存じ工房らくぜんでは機織りもやっておりまして
去年は銀座での展覧会の準備等で織手がお休みしていたんですが
どうやら再開する様子です。


まずは織る図案が決まったら
糸選びです。
沢山の色糸、絹糸独特の光沢が綺麗ですね。




この工程は非常に重要な工程なんですが、うちではいつでも
あれが良い、いやこちらの色の方が~と喧々諤々
皆納得し、ようやく配色が決まったら
糸巻きですよ

この糸巻き器
鋳物の土台と歯車、ハンドルが単純だけど見事な機能美です、イカス!
私、こういう機械大好きでなんですよ!

写真右側の糸車から糸巻きに糸を巻き付けます。

一本ずつ巻いたり三本ずつ巻いたり、織る模様等に合わせて糸の本数を変えたりしながら
一色ずつ巻いていきます。



ぐーるぐーる、ぐーるぐーる

巻き上がった糸を番号をふって並べます。
これは、そうね、パレットみたいなもんなのかな?

綺麗ですね。
これらを一つ一つ「杼」(ひ)と呼ばれるシャトルにはめて緯糸を通すんですよ。

さあ、準備が整ったようですね
いよいよ織り始めますが、続きは次回~


京呉服すがわらではいつでも
多数の逸品を取り揃えておりますが

ご要望があれば
白生地からの御誂えも致します。
帯も織ります!

気になった方、欲しいものがなかなか無いという方
無いものは作ります。お気軽にご相談ください

一度遊びにいらしてみて下さいねー!


京呉服すがわら ホームページ

http://kimono-sugawara.jp/


コメント
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