時間をやり繰りし、昨日は芦ノ湖おかっぱりに出掛けておりました。
すぎさん、ザザギさん、ザラおやじさんと一緒。
当初はのんびりと芦ノ湖の遅い春を楽しもう、そう考えていましたが急遽Gijieさんの取材も兼ねる釣行となったため、なんとかトラウトの顔を見なくてはなりません。
取材のお題は ‘解禁時期とは違う、また別の芦ノ湖が持つ魅力‘
敢えてのおかっぱり勝負です。
久し振りのまとまった雨予報・・こういう日は朝のうちに釣らないと魚のレンジが落ちてしまうことがままあり、おかっぱりのミノーイングでは苦戦も考えられます。
適当に分散して釣り開始。
しかーし・・NCNB(ノーチェイス・ノーバイト)な時間がただただ過ぎていきます。
私はすぎさんの隣で無駄話に花を咲かせたり、この時期盛んにシャローに集まってくるヘラブナやコイに手を焼いておりました。
そうこうするうちに遅れて取材のカメラマンさんが到着。挨拶を済ませ早速画を撮るため撮影に入ります。
背後からカシャカシャとシャッター音が聞こえてきます。
出来ればブラウンの顔が見たい。もう4月半ばですから解禁直後の釣りとはまるで異なり、もっと本来その湖が持つ諸条件のなかで日々行動パターンを変えるトラウトのことを考え、探していかなくてはなりません。
難しいですが、楽しい釣りです。
いくらか身を引き締め、15cmスリムを結びキャストを始めます。
こういう瞬間にガン!と食ってきてくれれば取材として言うこと無いのですが、もちろん湖のおかっぱりでのミノーイング、そんな簡単なはずがありません。
一投目・・そんなはずがありません。カシャカシャ。
二投目・・そんなはずがありません。カシャカシャ。
三投目・・そんなはずがありません。カシャカシャ。
四投目・・着水後のツージャーク目ぐらいでゴン!
ヘラかな?
いやいや狙い通りのブラウンです。
・こういうこともあるんですねぇ。
取材スタートから4投目でキャッチ出来た♂のブラウン42cm。
サイズはまだまだですが、ついつい笑顔
その後はレインボーのバラシのみ(Beatup130)で、本降りの雨に負け終了。
この取材、すぐには原稿になりません。
もう少し釣行取材を重ねてから、そののちに。
ご一緒して下さった皆さん、有難うございました。
少し暖かくなり、山桜が咲く晩春。増水する梅雨時。紅葉の秋。
湖は解禁時期とはまた違った顔を見せてくれます。
色々な顔を持つ芦ノ湖を知るチャンスではないでしょうか。
・これがその15cmスリム、アルミ手割りシェル・キンクロです。
これ、これまでもボーズ逃れの一本を何度か連れてきてくれたことがあり、何かと頼りにしています。
私的には中程度に荒れている時に出番が増えますよっ!