きまぐれ通信

工場長ザジの日常と興味をつらつらと...

何だかなぁ…

2006-11-21 | 
全12巻の文庫本を売りに出したら、370円だった。
最初の方の巻ともかく、最終巻はつい最近発売になったばかりなのに…。
12巻全部売っても1冊分の金額にも満たないなんて、何か悲し過ぎる;;

赤ちゃんポスト

2006-11-09 | 社会
事情があって親が育てられない新生児を受け入れる「赤ちゃんポスト」(通称・こうのとりのゆりかご)を、熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)が年内にも設置する計画を進めていることが9日、分かった。ドイツですでに導入されているが、実現すれば国内初となる。
同病院は「あくまでも緊急措置で、捨ててもらうのが目的ではない。新生児の産み捨てや、不幸な中絶を少しでも減らしたい」と説明している。
計画によると、病院の窓を外部から開けられるようにした箱型の「ポスト」を設置。内部は保育器と同じ状態に保たれ、新生児が入れられるとナースステーションで警報が鳴る仕組み。
新生児の引き取り先として、岡山県医師会に全国から登録している約160組の里親に、行政を通じて紹介する特別養子縁組制度の適用などを検討しているという。
同病院の蓮田太二理事長(産婦人科)が平成16年にドイツを視察、「赤ちゃんを育てられないと悩む人が、匿名で預けるところがあれば」と、準備を進めてきた。ドイツにならい、ポスト内には考え直した親が子どもを引き取りに来た際の手続きを書いた紙なども入れるという。
蓮田院長は「保護責任者遺棄罪との関係では熊本県警から問題ないと言われた。保健所の許可が下りればすぐに工事を始めたい」と話す。
熊本市保健所地域医療課は「これまで想定していなかったケースだが、病院は赤ちゃんの健康チェックが可能で、命を守る立場。医療法上、抵触することはない」としている。


“捨て子を助長するのでは?”と懸念されているらしいが、望まずに産んで捨てたり、虐待したり、殺したりすることを思えば、ずっとずっと良い制度だと思う。
世の中には里親制度なるものがあるが、正直、その仕組みや窓口を知っている人は少ないだろう。
しかし、病院という身近な場所が窓口となってくれれば、望まれない子供と里親を希望する人達をより結び付けやすくしてくれるのではないのだろうか?

まだ計画段階らしいが、ぜひ実現するべき制度だとザジは思う。