世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

ザルツカンマーグート・トレールとサウンド・オブ・ミュージックを巡る旅~その4

2019年09月11日 | 海外旅行

先日の台風の影響で千葉県では特に内房側の地域でいまだに停電が続いています。

この蒸し暑さで冷蔵庫もエアコンも使えず、また断水もあり、身体を拭くこともできず、

本当にお気の毒としかいいようがありません。

何もすることもできない私たちは、どうかもう少しの我慢、頑張ってくださいとしか言いようがありません。

一日も早いインフラの復旧を願ってやみません。


                

ハイキングの旅の続きを綴ります。

8月24日3日目の後半です。

シャーフベルクから再びサンクトウォルフガンクの町に降り、さらに2時間午後のハイキング。

町からシュワルツェン湖(shwarzen See)まで緩やかな200mの上りです。

この湖は日本人には全くマイナーな湖でおそらく日本人が訪れるのは初めてではないかしら?

が、シュワルツェン湖は標高710mの湖でハイキング道とは別に、車道もあり、

車や自転車でも手軽に上がることができます。

湖畔は家族連れも多く、キャンピングカーも停まっいて、とても賑わっていました。

地元民には人気のリゾート地なのかもしれません。

シュワルツェン(shwarz)とはドイツ語で「黒い」という意味。別に湖面が黒いわけではありません。

折角ですから勉強したお粗末なドイツ語で勇気を出してガイドに尋ねると、

周囲を濃い緑や岩肌の覆われ、谷間の湖で湖面が黒っぽく見えることからその名がつけられたとか。

私の語学力不足で聞き違えていたらごめんなさい

ハイキング道は特に変化のある道ではありませんでしたが、とても嬉しかったことがあります。

 

それは野生の原種シクラメンの群生地とも言っていいほど可愛いシクラメンが道端にいっぱい!

最初はシクラメンとは分からなかったのですが、ある方が葉っぱが間違いなくシクラメンよねと。

特にガイドから説明があっとわけではありませんが、花好きの女性参加者はみんなテンション上がりました。

残念ながら写真はこの1枚しかありません。

園芸種のシクラメンより全てが小さめで、可愛いです。

こちらの花は?ですが、やはり沢山咲いていました。


さて再びシュワルツェン湖の駐車場から専用バスに乗り込み(約1時間)、

今日の最終目的地クリッペンシュタインへ向かうロープウェイの山麓駅へ。

クリッペンシュタインは世界遺産ハルシュタットの南にあり、

氷河を抱いて聳える石灰岩の山、ダッハシュタイン山塊を望む展望地です。

この日はふたつのロープウェイを乗り継ぎ、山上駅のすぐそば建つ山小屋宿泊です(2050m)。

海外で本格的な山小屋に泊まるのは初めてです

<ロッジアムクリッペンシュタイン> 

とても清潔な山小屋で、女性は2段ベッド10人部屋。まるで合宿をているようで楽しい一夜でした。

 

突き当り、ドアの開いている部屋が私たちの女性部屋とその内部

 

左が私の寝床、そして右の写真は洗面所とシャワー室。とてもきれいです。

日本の山小屋は涸沢と上高地横尾(この2か所はツアーでしたので大部屋)、

尾瀬、御嶽山二の池山荘はシーズンオフであったため、夫婦で一部屋専有できました。

海外は日本の山小屋と比較するとなにもか快適な感じがしたのですが、山慣れた皆さんどうでしょうか。

眠れるかしら?なんて心配は不要、バタンキュー、ぐっすり眠り爽やかな翌朝を迎えました。

翌日8月25日 4日目は次回に。

 





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6 コメント

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あるがとう (yaotome)
2019-09-12 03:26:38
花水木さん、おはようございます。
旅のお便り楽しく拝見しています。一つ、一つの名所を
ネットで寄り道しながら景観を楽しんでいます。老いた
身体では、これだけ、歩くのは無理です。伊那谷も夜は、涼しくなり、夜間は窓を閉めて寝ています(標高750M)
今年のカボチャ、ホクホクで栗見たいです、もうすぐ、サツマイモの収穫です、シルクスイートと紅はるかです。
サツマイモと言えば、戦後、多摩川の河川敷はサツマイモの栽培場所でしたかな?
yaotomeさんへ (花水木)
2019-09-12 10:29:32
yaotomeさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
拙い大雑把なたび記録ですが、楽しんでいただけて幸いです。
私も老いておりますよ(笑)、夫は後期高齢者、私も近いです。
いつまでこうしたハイキング旅行ができるか分かりませんが、
こちらの会社のツアーは靴マークで体力度、難易度が示されているので、
コースを選ぶときの参考になります。
最初は3個から始まり2個半、2個と徐々に靴マークの少ないコースへ。
来年あたりはもう1個マークしか行けないかもと思ています。

東京も今朝から突然涼しくなりました。ようやく秋がきたという感じですね。
サツマイモの紅はるか、スーパーの焼き芋で買ってきていただきます。大好きです。
素晴らしい!! (☆銀河☆)
2019-09-12 15:04:06
 ↓このような景色の中を歩くなんて!!
素晴らしいわ~♪
この世に生きていて良かった!
健康で良かった!
とすべてに感謝の気持ちが沸き上がりますね。
花水木さんの幸福感、伝わります。
ヨーロッパの山小屋はこんな風なのですか。珍しい旅を紹介して下さってありがとう。

私の旅は手探りで交通手段を選び、
楽しい場所を探し続ける、いわば、街探検の冒険シリーズです。
個性的な旅をされていらっしゃる方の
ブログは本当に面白いです。
銀河さんへ (花水木)
2019-09-13 09:31:06
>この世に生きていて良かった!
健康で良かった!

そのとおりです!
健康で良かった、家族がみんな幸せで良かった、と思います。
海外旅行ののできる環境に感謝しています。
が、これもいつまで続くことやら。
銀河さんのように個人旅行をしてみたいと思うこともありますが、
それこそ体力と気力に自信がありません。
それに夫と二人っきりだと意見の相違でわがままが出て喧嘩してしまいそうで
グループ旅行が一番気が楽かな~。
Unknown (yasukon)
2019-09-13 19:13:34
トレッキングの最中にこうした可愛いまた名前を知ってる花たちに出会うとうれしいですよね。
疲れもなんのその・・・。

本当に外国の山小屋は可愛くてきれいで私も大好きですがここでは10人部屋だったのですね。

スイス、 ニュ-ジランドで宿泊した時のことが思い出されますが その時は2人部屋で友人とだったり夫とだったりでした。

バタンキューでよかったですね(笑)
yasukonさんへ (花水木)
2019-09-14 16:14:14
今回の旅行、沢山お花も見つけましたが、ツアーガイドの説明がほとんどなかったので、
女性たちお花好きどうしであ~でもないこ~でもないと話しながら・・・・。
名前はよく分かりませんが、名前なんて分からなくてもね~
きれいで可愛ければ、愛しく感動、癒されますよね。

日本の山小屋の窮屈さを夫から聞いているので、外国の山小屋も本格的なところは日本と同じような物かなと思っていました。
大部屋ですが、とてもきれいで清潔、よく眠れました。お食事も美味しかったです。

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