世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

年齢の自覚~思い上がり

2018年08月27日 | 呟き

今日8月27日で、私はめでたく(?)72歳になりました。

最近は年齢を意識せざるを得ない事件や他人様の態度や言動が多々あり(もちろん親切で)、

もっと年齢の自覚が必要だと思っている昨今です。

自分は見かけも中身も実年齢より若い、と思うのは「ひとりよがり」「思い上がり」。

紛れもなく、歳相応の私です。


8月中旬お盆前のこと、お恥ずかしい話ですが、またもや転倒をしました。

カフェの店先の段差で足を踏み外し、派手に転んでしまいました。

一瞬、「やっちまった!」と。が、体勢を整え治すことができず、そのまま崩れました。

姉が一緒でしたが、崩れたというより「飛んだ!」という感じだったそうです。

(姉も二日前に自宅で転倒、病院のお世話になっています。)

背中を強打。周囲の方々が救急車を呼びましょうと仰っているのが聞こえました。

でもそれはお断り、何とか立ち上がりその日の予定の半分を済ませて早々に帰宅しました。

帰路、即整形外科へ。レントゲン撮影の結果、骨折は免れ、打撲という診断。

医師は圧迫骨折を一番心配なさったようです。

高齢者には転倒、尻もちで脊椎を骨折される方が多いそうです。

良かった!骨に異常がなく胸を撫でおろしました。

それでも起床時に背中から腰に掛けてはじめは激痛、今は鈍痛があり、情けなや~!

少しづつ良くはなっていますが、整形外科の医師は慎重です。

MRIを撮るようにとの指示がありました。今は結果待ちです。

MRIのような精密医療機器でわが身を刻まれれば、この年齢で「優」を頂ける方が何人いるでしょう。

肩、腰、足、どこかが痛いなんて私は日常茶飯事です。

でもこれぐらいは自分の年齢では仕方ないと、仲良くしながら暮らしています。

私は、今回万が一ですよ、圧迫骨折しているといわれても、~症、~症だといわれても、

やりたいことはやり続けるつもりです。この程度の痛み、大したことありません。

やりたいことを我慢する方がずっと体のために悪い!


私は見かけも実年齢よりは若く見えるのでは?と自負していましたが、

最近実年齢通りに見られているのだと思う事実がありました。

グランドゴルフの親睦会、お隣に座った方が同い年くらいでしょうかしら?と話かけてこられました。

私は失礼ながらその方は私よりお歳の多い方とばかり思っていました。

お互い生年月日を暴露、同い年でした!あ~私ってその年齢に見えるんだとちょっとガッカリ。


また先日のレストランでのこと。

少々暗い階段、転んだ後だっただけに歩き方も慎重で年寄り臭かったのでしょう。

案内のスタッフが、「階段が始まります、お気をつけて。」「最後の1段です」」。そこまで言う~!

すご~く年寄り扱いされたようで、ちょっと悲しかったです。


でもね、そこで考えました。もう若ぶるのは止めよう。背伸びするのは止めよう。

年寄り扱いされても、素直にありがとうございます、と言って頼ろう。

他人に迷惑にならない程度に人を頼り、助けてもらいながら生きていこう。

決して無理はしないで、歳相応の行動をしよう。

颯爽と闊歩するのもいい、でも転ぶのだけは気を付けよう。

そんなことを思っている矢先、今日大学2年生の孫娘がタイムリーにこんなネット記事を送ってきました。

はりきりシニアは要注意 「運動しすぎ」のリスクとは?

AERAdot. アエラドット 朝日新聞出版) - LINE NEWS 

お誕生日にとても参考になる記事をありがとう!気を付けますね。





 


 



 

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解体作業~暑い中ご苦労様

2018年08月25日 | 日常の生活

首都圏は今のところ直撃は免れている台風ですが、

今年は次から次へと台風が発生し、日本に向かってきますね。

災害列島日本!最近はどこかで何らかの自然災害の起こっている毎日です。

被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。


さて我が家は昨日から給排水管入れ替え工事が始まりました。

作業個所はトイレと洗面所だけなのですが、養生に始まり、器具家具の取り外し移動などなど、

大掛かりなこととなっています。

昨日は器具取り外しと壁、床の解体作業、今日から本格的な給排水管入替工事。

完全断水、排水禁止!

今日は夫が山の会で信州まで日帰りで出かけておりますので、

私はリビングに閉じ込められ、一歩も外の空気を吸うことができません。

することもなく、読書とネットサーフィン三昧というところでしょうか(苦笑)。

   

お見せするような画像ではありませんが、左側が現在の洗面所、右側がトイレです。

そして洗面台が解体され、こんな姿になって私の寝室に置かれています。

ちゃんと元通りになるのかしら~?心配です。

洗濯機もこの部屋に移動され5日間使えません。トイレは夜間は戻され使用できます。

お洗濯は毎日手洗いで凌いでいます。

作業が始まる9時まではお水が出ますので、浴槽にお水を張り、ゴシゴシ。

昔の洗濯板がほしいわねと夫話しています。

老夫婦二人分ですのでコインランドリーを利用するほどの洗濯物もありません。

できるだけ汚れ物を出さない生活を心がけています。

ご家族の多い世帯はさぞや大変でしょうね~。

廊下はこのように養生されています。

この蒸し暑さの中、作業される方はさぞや大変だろうと、

各部屋のドアを開け、クーラーの冷気をと思いましたが、ほこりが出ますのでと遠慮されました。

居住者の私に協力できることは、ウロウロせず作業の邪魔にならないようじっとしていることですね。

本当にご苦労様です。


お見苦しい画像ばかりで失礼しました 





 



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とうとう始まります。

2018年08月23日 | 日常の生活

今年5月から約5ヶ月間の予定で、わがマンションは給排水設備改修工事が行われています。

実際に工事が始まるまでいろいろ話し合いや業者の入札、選定が行われ、3年ぐらいかかったでしょうか。

夫も修繕委員に選ばれ、少しはお役に立ったかと思います。

当マンションは今年の12月で丸36年経過する地上5階建、54戸の中堅マンションです。


マンションの給排水管も人間の血管と同じ、30年以上になると老朽化により錆や腐食が生じてきます。

大きな水漏れや管の破裂が起こる前に取り換える必要があります。

給排水管を取り換えると同時に現況の高架水槽方式から直結増圧給水方式に変更されます。

よく問題になるのが、受水槽、高架水槽(屋上に据えられた水槽)の清掃が不十分なため、

各戸に流れるお水が不衛生。私は水道口から直接生水を飲んだことはありません。

いつぞやはTVで水槽に浮かんだ鳥や虫の死骸が映し出されました。吐き気がしましたよ。

直結増圧給水方式は受水槽も高架水槽もなくなるので、そんな心配はありません。

東京都のお水が美味しいかどうかは別として、じかに飲めるようになるでしょう。


6月からは順次縦割りで各住戸内工事が始まっています。

各住戸内工事は5日間、排水管工事はタテ系統ごとの工事なので、工事日の変更はきかず、

在宅が義務付けられる上に、生活面で様々な制約が生まれてきます。日中は断水となります。

壁、床解体のため、洗濯機、洗面化粧台は取り外され、5日間お洗濯はコインランドリー使用。

日中トイレの便器も移動、用足しは敷地内に設置された簡易トイレを利用することになります。

温水器も取り外され、後半3日間は入浴不可、銭湯を利用をしなければなりません。

この酷暑の折、少々憂鬱ですね~。

そして何よりも嫌なのが騒音です。すでに毎日悩まされていますが、耳栓をして対処。

しかし耐えているのは私だけではありません。住人全て!我慢我慢!

マンションの資産価値を守るため、あげるために必要不可欠な工事なのですもの。


作業範囲内のお片付けも大変でした!

   

棚の物を全て出します。この洗面台を別の部屋に移動させるそうです、便器も

トイレの棚にこんなにたくさんの物が収納されていました。断捨離の良い機会です。

こんなものまで出てきました。消費期限切れの非常食!食べてみましたが、結構美味しかったです。

明日から工事開始、我が家は今しっちゃかめっちゃかです。

夫婦そろって在宅する必要はなく、どちらか一人がいればいいのです。

ストレスがたまらないよう、交代で出かけましょうと話している今日この頃です。

 

 

 





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ひと足早くて遅い Happy Birthday !

2018年08月23日 | 日常の生活

またここ数日暑さがぶり返してきたようです。

私も夫も夏生まれ、夏子と夏夫ですが、暑さには滅法弱い私たち!

夫は7月末に後期高齢者75歳になりました。私は8月27日で72歳になります。

よくぞここまで夫婦そろって大病もせず、元気に生きてこられたと感慨深いです。

これからの人生はおまけと思い、いつどうなっても慌てない覚悟で生きていきたいと思います。


夫の誕生日に息子夫婦からレストランのランチペア券をプレゼントされました。

好きな施設を選んで利用できるチケットです。Kちゃん、Mちゃん、ありがとう!

夫にとっては1ヶ月遅れの、私にとっては少し早いBERTHDAYのお祝いをしました。

利用したレストランはQ・E・D・クラブ。

東京恵比寿の閑静な住宅地小高い丘の上にある洋館で、元ハンガリー大使公邸を改築した1軒家レストラン。

皆さんはQ・E・Dの意味をご存知でしょうか?

ラテン語で「以上、証明終わり。これ以上最高のものはない。」という意味です。

名前の通り最高のサービスとおもてなし、美味しいお料理、至福のひと時でした。

ダイニングルームから緑豊かな庭園を望む。こちらではガーデンウエディングも開かれるそうです。

素敵でしょうね~!

メニューの説明は省きますが、最後にデザートにプラスのワゴンサービスがあり、

全部でもいいですよってでもスイーツ大好きな私もさすがにお腹いっぱい。

右下の4つのみにしました。ワゴンの画像撮ればよかったわ~。

食後はお庭を散歩。


池の周りでは6月源氏ボタルが放たれ、蛍を愛でることができるそうです。

こちらは京都から移築された300年以上の歴史ある茶室。時々茶会も開かれるそうです。

都会の喧騒の中、こんなにも緑豊かな贅沢な空間があるなんて!

ちょっぴりセレブな寛ぎの非日常の時を息子夫婦にプレゼントされ、

幸せな半日となりました。本当にありがとう!

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妻に捧げた1778話

2018年08月21日 | 読書&映画

ご無沙汰いたしました。

ブログをお休みしている間に季節が急速に進んだ感じです。

(今日はまたとても暑かったですが)

皆さまお変わりなく暑い夏を乗り越えられましたでしょうか。

私はこの2週間、私なりにいろいろな出来事がありましたが、

それは折々触れることとし、リアルな話題から始めたいと思います。

正直休みを明けることに少々躊躇いがありました。

書き続けることに自信がなくなり、ブログを続けることにどれだけの意義があるのか?

そんなジレンマにこれからも度々襲われることでしょう。

が、とりあえず、Take it easy! Let's go !


休み明けの記事は最近読んだ本の感想からです。

妻に捧げた1778話 (新潮新書)


妻に捧げた1778話(眉村 卓著)!夫が書評を読んで図書館に予約していた本です。

予約者が多く、かなり待たされたようです。

2週間前にようやく順番が回ってきて、彼の手元に届きました。

題名からして、感動的な美談が掲載されているのだろうと思った私は、夫にこんな憎まれ口をききました。

「しっかり読んで,反省してね。世の中にはこんな妻想いの心優しい男がいるのだと気づいてね」

そしてさらなる嫌味、「私は読まないわ。貴方と比較してガックリ来るから」と。でも読みました(苦笑)。

はっきり言って、期待したほどの内容ではなく、面白かったか、感動したかと聞かれれば、????。

内容は、余命1年と宣告された妻のために(実際は5年生きられました)、

一日一話原稿5~6枚の短編ショートショートを書いていく。

その短編には彼なりにいろいろと制約を加え、病気の夫人が喜びそうな内容にする。

ですから自ずとSF的なもの、ファンタスティックなもの、夢物語的なストーリーになっていきます。

その短編自体は左程面白いものではないのですが、あとがきのように書かれた自己注釈に、

彼のその時の心情、夫人への愛情が垣間見え、興味深く読み進みました。。

1778話の中から選ばれた19話と短編の間に挿入された結婚生活と闘病生活にまつわるエッセイ。

妻に捧げるラブレターではないけれど、見事な愛妻物語だと思います。

 

眉村氏は平成14年5月28日、1778話の「最終回」を書き終えます。

(悦子夫人、平成14年5月28日永眠)


とうとう最終回になってしまいました。

きっと迷惑していたことでしょう。

きょうは、今のあなたなら読める書き方をします。

(なが~い空白のスペース)

いかがでしたか?

長い間ありがとうございました。

また一緒に暮らしましょう。


このなが~い2ページにわたる空白は何を意味するのでしょうか。

この最後の短い短い短編でじわ~ときました。

ちょっぴり風変わりな小説家の夫と、それを支えるとてもおっとりとした天真爛漫な妻。

素敵な夫婦のお話です。

コメント (6)
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