詰将棋解答選手権という催しがあります。全国の強豪が集まって詰将棋の問題を解きます。
2004年から日本将棋連盟等の主催で始まりました。初級戦、一般戦、チャンピオン戦があります。谷川元名人を始め、プロ棋士やアマチュアの強豪が参加する大会です。藤井聡太七段は、2015年から毎年参加しており、2018年の大会(3月25日開催)では全問正解で4連覇を果しました。
常連の行方尚史八段は、藤井七段の活躍にあきれて、「自分は人間部門で勝ちたい」と言いました。
さて、チャンピオン戦の問題の例が下図(相馬慎一作)の37手詰です。
持ち駒の金金銀銀をどの順序でいつ打つか、角が2回も成らず、という趣向がこらされています。
詰め手順は、下記です。
5六金、同玉、6七銀、4六玉、5五銀、同玉、6六銀、4四玉、3四成桂、同玉、3七飛、同角不成、1六馬、3五玉、2五馬、4四玉、5六桂、5三玉、2六馬、同角不成、
6四金、6ニ玉、8二飛成、7二桂合、7三金、5三玉、5二銀成、同玉、7二竜、6二歩合、
6四桂打、5一玉、6二竜、同角、5二歩、6一玉、7二金まで。
2004年から日本将棋連盟等の主催で始まりました。初級戦、一般戦、チャンピオン戦があります。谷川元名人を始め、プロ棋士やアマチュアの強豪が参加する大会です。藤井聡太七段は、2015年から毎年参加しており、2018年の大会(3月25日開催)では全問正解で4連覇を果しました。
常連の行方尚史八段は、藤井七段の活躍にあきれて、「自分は人間部門で勝ちたい」と言いました。
さて、チャンピオン戦の問題の例が下図(相馬慎一作)の37手詰です。
持ち駒の金金銀銀をどの順序でいつ打つか、角が2回も成らず、という趣向がこらされています。
詰め手順は、下記です。
5六金、同玉、6七銀、4六玉、5五銀、同玉、6六銀、4四玉、3四成桂、同玉、3七飛、同角不成、1六馬、3五玉、2五馬、4四玉、5六桂、5三玉、2六馬、同角不成、
6四金、6ニ玉、8二飛成、7二桂合、7三金、5三玉、5二銀成、同玉、7二竜、6二歩合、
6四桂打、5一玉、6二竜、同角、5二歩、6一玉、7二金まで。