今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

日射量に注意

2022年06月29日 | お天気

6月中の梅雨明けで、本来なら6月に始まる”夏”が実際に始まった。
夏至が6月にあるように、太陽が真上に来て、一年で一番強い日射量は6月下旬の今※。
※気温の最大値は位相がづれて8月になる。

この時期、日本はたいてい梅雨時なので、その本来の日射量を浴びないで済んでいた。

今年は違う、最強の日射量を浴びている毎日だ。

日射は、紫外線〜可視光〜赤外線の幅広い電磁波を含む。
紫外線は、愛知県日進で11時40分にUVIndexで8.4に達した(外出を控えるレベル)。
可視光は、照度を高めるのでサングラスがほしい。
赤外線は、皮膚を熱するので、気温(体温並!)以上の暑さを皮膚に与える。

そのいずれも防御するのが日傘
傘を目深に差せば、直射だけでない青空からの散乱紫外線と可視光のまぶしさも防げ、
傘の影で身体が覆われるので、熱照射も防げる。


参院選の期日前投票してきた

2022年06月27日 | 時事

7月10日の投票日は仕事のため東京にいないので、期日前投票をしてきた。
今だと期日前すぎて、近場に投票所がなく、歩いていけない距離の区役所しかないが、交通費を使ってでも棄権はしない。
民主主義社会においては、主権者たる国民の投票は、権利というより”責任”(義務に近い)だと思っているから。

そもそも参議院(二院制)は本当に必要か、まともに機能しているか、という問題はあるが、とりあえず現状を前提として投票行動を決める。

二院制を前提とするなら、参議院は衆議院とは異なった構成であってほしいし、地域の代表である必要もない。

その意味で政党を選ぶ比例代表には反対だが、でも棄権はしたくないので、衆院選のつもりで政党を選ぶ。

政治とは、社会を最適状態に導き、維持することである。
ホメオスタシスを維持する生体機能のような動的調整能力が必要である。
それには宗教がかった夢想論ではなく、徹底したリアリストでなくてはならない。
なので宗教が背後にある政党は除外(私自身は宗教は好きだが、宗教原理主義の政治は拒否する)。

法は最適状態の調整として常に改正を志向すべきなので「憲法改正」は選択肢に入れるべきだし、増税があるなら「減税」もあるべきなので、これらを選択肢に入れない政党は最適状態への柔軟な調整力がないとみなす。
それ以前に、自民党に代わる政権交代可能な政党こそ必要なので、可能な限り自民党は選択肢から外したい(といっても野党という理由だけでは、自民党以上に選択肢にならない)。
以上の基準で比例の投票先はなんとか決まった。

次に選挙区だが、こちらはできるだけ既成政党以外から選びたい(競馬じゃないんだから、当選可能性を考慮して投票するようなマネはしない)。

実際、あまたのミニ政党からたくさん候補者が出ている。
消費税について減税または廃止を謳わないのは自民党と公明党のみといっていい。
N党以外にもNHKの在り方について問題視している政党もある(私も問題を感じている)。
ただし主張が単焦点過ぎたり、立候補の意図が納得できない候補は除外。
個人的には、女性や子どもに目を向けた候補を応援したいが、上述した基準と抵触する場合は残念ながら除外(同性婚を合法化するなら憲法改正が必要だと思うが)。
結局、経済対策がしっかりした視点の候補者にした。


御岳山の奥の院に行く

2022年06月26日 | 山歩き

奥多摩の観光地である御岳山(みたけさん)の奥の院に行った。

目的の1つは、新しく買った山靴を慣らすため。
今まで履いていたメレルのゴアテックスの山靴が耐用年数を超えたため、新しい山靴を買うべく、先日、まずはお気に入りのアウトドア・ブランドであるLL ビーンの山靴を見に行ったのだが、
買おうと思っていた靴はなんとメレル製で、自分が今持っている靴と同じだった。
気持ちを一新して買ったのは、それなりに個性的な Keenの山靴(原宿の店で買った)。
革だが防水仕様だし、革の方が足に馴染んでくれそう。

ということで、その履き初めをしたかった。
ただ、この目的だけでは場所は限定されない。

目的の2つめは、先日訪れた大鹿村の三峯様が心に残ったので、そのゆかりの地に行きたかった。
もちろん行くべき先は秩父のさらに奥にある三峯神社なのだが(昔、雲取山登山で立寄った)、交通不便でけっこう時間がかかる(寝坊の私にとっては日帰りではきつい)。
それほどまでの山奥なら泊まり旅にしたいし、ここには観光客も泊れる宿坊(遠方の三峯講の代参者用の宿)がある。
ただし現在はコロナのため閉鎖中。
なので、ここは宿が再開したら行く事にする。

そこで、三峯神社と同じく山犬(狼:大口真神)を祀る奥多摩の御嶽神社が候補となった。
※:山名は御岳、神社名は御嶽
ただ御嶽神社のある御岳山だけだと山歩きにはならない(登山靴は不要)。
御嶽神社の一番奥に奥の院の鋭峰(1073m)を拝む遥拝所があり(写真:「奥宮遥拝所」の看板)、
それで判るのは、山岳信仰としての礼拝の対象(本殿)は奥の院で、その前衛峰の御岳山は奥の院を遥拝する”拝殿”の位置にあること
※:後述する小倉氏の本によると、御嶽神社の宮司も同じ見解。
なので、御岳信仰の御神体である奥の院にこそ行くべきである。
ここまで足を伸ばせば、山靴が必要になるし。

ということで、8時すぎに家を出て、中央線か西武拝島経由にするか迷ったが、新宿で降りると、丁度特快「奥多摩号」が来て、乗り換えなしで青梅線の御嶽駅に到着。
さらに待たずにバスとケーブルを乗り継いで、800mの山上に達する。
晴天で、スカイツリーまで見渡せるが、ちっとも涼しくない(下界は37℃なので、理論的にはここでも30℃)。

御岳山上(神社の手前)には食堂が並んでいて、その中の「紅葉屋」で自家製のクルミのつゆのもりそば(1100円))を食べる(これが朝食兼昼食)。

この先から階段でない坂の道(女坂)で御嶽神社に行き、そこからやや下って奥の院への山道に入る。
ここから先は観光客はおらず、登山者の世界となる。

奥の院へは杉の大木の中、木の根が出た歩きにくい山道を登る。
山頂直下の男具那神社を過ぎると樹林に囲まれた頂上に達する。
※;奥の院があるこの山を男具那峰という。男具那はヤマトタケルだから、やはりこの山が御嶽神社のご神体に相当。ちなみに神道化される明治以前(神仏混交時代)の名は甲龍山。

これまで高尾山周辺の山ばかりだったので、久々の1000m峰だ。

頂上の南側に祠(奥の院)があり、その奥にはさらに200m高い大岳山(1267m)が聳えている(写真)。
実際、この山域の盟主(真の奥の院)はどうみても大岳山で、困難な行を求める修験行者が御岳山域で満足していたとは思えない(ただし大岳山の表参道は御岳と反対側の秋川から)。

そう、御嶽信仰は実質的には修験道なので、私自身、”行(峰入り)”を意識して白鉢巻きをし、登っている間は「懺悔、懺悔、六根清浄」と唱え、祠の前では蔵王権現の印を結んでその真言(オン、バサラクシャ、アランジヤ、ウン、ソワカ)を三唱する。

昼時のためか、奥の院山頂では複数グループが昼食を摂ってる。
私は水だけ飲んで、往路を戻る。
新しい靴は、これまでの登りも下りも順調。

御嶽神社に戻り、今行ってきたばかりの奥の院を遥拝する(神道式ではなく上の修験道式で)。
大口真神社にも参拝し、社務所でその祭神についての書を2冊買う(青柳健二『オオカミは大神』、小倉美恵子『オオカミの護符』)。
なお、来年の4/15-5/21の間、本神社で大口真神式年祭が開催されて、「おいぬ様」が開帳されるほか、上の著者たちの写真展、映画「オオカミの護符」の上映も予定されている。

ここからケーブル下まで舗装された坂道を下る。
山道ではないので、楽かと思いきや、フィットが微妙な新しい靴が堅い道路の下りの衝撃をもろに受ける。
下りは、一歩ごとの強い衝撃がすべて足に響くため、靴が小さすぎても大きすぎても足が痛むのだ。
その両足の痛みだけでなく、左脚の腸脛靱帯の痛みまで加ってきた。
歩行困難になりかけた状態になりながら、それでもなんとかケーブル下に着き、そのままゆっくり(速度が出ない)バス停に向かうと、今バスが出るところ。
バスに乗って御嶽駅で降りて、駅前で地元産のさしみコンニャクと御嶽汁を土産に買い、駅のホームに上がると、新宿まで直通の「奥多摩号」がやってきた。

というわけで、今回は乗り物のタイミングだけはよかった。
でも新品の靴は舗装道路の下りという思わぬ所で、私の期待を裏切った(靴下との関係など試行錯誤する必要)。

このように、猛暑の日曜の中、汗びっしょりになって山に行き、足を痛めて帰ってきた。
街中を楽しそうに歩く人たちの中で、自分は何のためにこんなことやってるんだろうと我ながら疑問に思ってしまうが、
往復の車中にiPadの電子書籍で読んでいたのは、辛坊次郎の『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』だったので、
苦しみはそれを経験することが目的ではなく、人生の”目標”(生きた証し)に付随するものすぎず、むしろ目標達成の価値を高めてくれさえするものである、という境地があることを認めざるをえなかった。

今回、バケタン(霊探知器)を持参したのだが、山中では無反応だったが、帰宅後は連続して青く光った(守護霊降臨の反応)。
自分を”浄化”しにいったということか。


6月の猛暑の原因は

2022年06月25日 | お天気

本日東京の私設「本駒気象台」で36.9℃(12:48)を記録した。
一方、気象庁アメダスの「東京」では35.4℃と低く出たのは、観測機のある露場が涼しい北の丸公園の森林に囲まれた場所(周囲の森林が空気を冷やす)に移転してから。
※:それ以前は気象庁舎並びの道路脇にあったので都心部の気温を代表していた。ちなみに”ずるい”と騒がれた群馬の「館林」も移転後は鳴りを潜めている。

この「東京」の気温を東京都市部の代表値と見なさない方がいい(アメダス「練馬」の最高気温は36.8℃なので、本駒とほぼ同じ)。

いずれにせよ35℃をこえる”猛暑”となったのは確か。

6月のこの猛暑の原因をすかさず気候変動に持っていくマスコミの誤謬も指摘しないと。

気候変動は、(時間的、空間的に)マクロスケールの現象なので、年平均気温の短くても数十年スケールの変動傾向(トレンド)に基づいて議論するもの。
ミクロスケールの日最高気温(極値)で論じてはならない。

これは、特定企業の株価がある日のある時間帯にすごい変動(高騰、暴落)した原因を、マクロ経済現象に帰そうとする誤謬と同じ。

これらの正しくない因果推論は、東日本のとある人が癌を罹患したら、福島原発事故のせいだとする論理と同じように、科学的な推論ではなく、自分の信念に合致したものに原因を帰そうとする素朴な認知・思考バイアスにすぎない(すなわち、心理学の研究対象となる歪んだ心理傾向)。

素朴な素人ならまだしも、マスコミという公共的情報機関がこんな素朴な誤謬を犯すようでは、情報発信機関としての価値(情報リテラシー)を疑うわざるをえない。

ちなみに、過去の6月の最高気温は、本駒気象台では2020年に35.5℃、愛知の日進気象台では2011年に36.6℃を記録している。
これらの地で毎月の最高気温を私はデータ化しているが、たとえば6月の最高気温による気温上昇の経年トレンドは確認されていない。
これは気候変動(温暖化)の否定ではなく、気候変動自体は最高気温(極値)ではなく平均気温(全変動の重心)で論議すべきだからだ。
すなわち科学的(最も洗練された)推論は正しいデータに基づかなくてはならない(大学でこういう教育をしているのだが…)。

ちなみに、著しい高温に対する、気候変動よりももっと小さいスケール(時間的、空間的)での原因としては、ラ・ニーニャ、日本付近の気圧配置、ヒートアイランド、フェーンなどがある(それぞれスケールが異なる)。
気象関係者は、異常高温についてはまずフェーンから疑う。
本日の気圧配置は、”梅雨明け直後”の様相と等しい。

追記:同日、群馬県「伊勢崎」で40.1℃〔15:20〕を記録した(6月の最高気温の記録)。
こういう記録的な高温はたいていフェーンによるもの。
14−15時の伊勢崎は西風(5−6m/sと結構強め)だったので、上信国境(関東山地・浅間山)の山越えの(乾いた)フェーンによる昇温といえる。


カエル館は落雷によって磁化した?

2022年06月21日 | 茶臼山カエル館計測

茶臼山の雷岩のパワーに関連して、カエル館の館長から茶臼山は雷が多いという話を聞いたわけだが(前記事)、それならカエル館にも落雷があれば、カエル館が磁化したのは、落雷によるものかもしれないと思った。

本日、茶臼山からの帰途にカエル館に立ち寄り、館長にカエル館に落雷の事実があったかを聞いたら、20年ほど前に落雷を受け、館内のパソコンが壊れたという。

カエル館に避雷針(アース)はなく、館内に強い電流が流れたわけだ。
電気が発生すれば、必ず磁気も発生する(だから合せて”電磁気”という)。

これまでカエル館の磁気は、鉄分を含む玄武岩質の地層に由来するものと考えていたのだが、実は、地面と建物の床との間には磁化してない構造物があり、逆に屋根の磁気が建物の中で最も強いという話(私自身は未計測)とともに、地面の磁気によるという自らの説に合点がいかなかった。
でも磁気が天から降ってくるわけでもないし…。

カエル館内の強い磁気が、天からの落雷によるものとすれば、合点がいく。
実際、天然の磁鉄鉱がなぜ磁力をもつのかの説明は、落雷に帰せられている(それを「天然磁石」という)。

カエル館の外側のトタンの壁面もあちこちで極性が変わって、いわば弱い磁石になっている。

どうやら、落雷によってカエル館全体が「天然磁石」となったのではないか。

もっとも館内で来館者が感じる生体反応については、これで解決とはならないが。


茶臼山の雷岩はパワースポットか

2022年06月20日 | 茶臼山カエル館計測

愛知の最高峰で長野県境にある茶臼山(1410m)の山腹に「雷岩」(かみなりいわ)という大岩(のまとまり)があり、それなりに存在感があって、名所に値する。

私にとっての問題は、そこがパワースポットであるかだ。

長野県の根羽村ではすでに「パワースポット」としているが、それは観光スポットとしてであり、パワーの根拠を求めるパワースポット鑑定士にとってはそれを鵜呑みにはしない(判定する理はこちらにある)。

本日、根羽村側の真正”パワースポット”であるカエル館から登ってみた。

そのルートでまずお目にかかる雷岩は、大きな岩の縦の割れ目とその割れ目の下にある白っぽい露岩があり(写真:撮影位置は露岩から真東)、なんと夏至の日の出にその露岩の影がまっすぐ伸びて割れ目の奥に達するらしい(この割れ目の下にはヒカリゴケ(写真の緑の部分)がある)。
これはカエル館常連のA氏が、その仮説を立て、今年の夏至(明日6月21日)の3日前の18日に実際に確認した事である(日の出を受けてヒカリゴケが輝いたという)。
ということでこの岩をここでは”夏至岩(げしいわ)と仮称する。

この夏至岩のような配置は、各地の”メンヒル”や列石遺跡に見られるもので、日時計ならぬ”年時計”の役割をもつ。
ただ、上のように書いていて気づいたのだが、この夏至岩の構成は、年時計の目的に留まらず、男女の交合(生殖)をも摸しているように思える。

私が確認したところでは(写真にあるとおり)、この白い(”陽根石”とでもいうべき)露岩の背に直線状に模様があり、影がなくてもその模様の延長上が割れ目に達している。

問題はこの露岩が人工的に設置されたものかどうかだが、見ての通り、割れ目の岩とは異なる石質で、大きさ的にも設置可能である。
ただし、この夏至岩は古代信仰の跡であるかどうかが問題で、パワースポットの問題ではない(物理パワーは確認されなかった)。

そこからさらに登ると、雷岩の上端の岩に出る(写真)。

そこにガイガーカウンターを置いて、放射線量を5回計測して平均値を出す。

比較対象として、茶臼山山頂(空気中)でも同様のデータをとる。
その結果、山頂=0.13μSv/hに対し、雷岩=0.19μSv/hで、雷岩の放射線量がやや高い結果となった。
次に、直流磁気を測ってみると、雷岩の磁気は51.2μTで、周囲の空間磁気(地磁気)50.2μTより1μTだけ高い。
これらの結果は至極微妙だが、放射能・磁力ともに周囲よりパワーが強い、といえなくもない。

ただ、放射線なら花崗岩、磁気なら玄武岩であるならわかるが、雷岩を含む茶臼山山体の地質は玄武岩であるものの、雷岩自体は玄武岩の黒色ではない(安山岩っぽい)。

以上から、雷岩をパワースポットと認定するには、その度合いの小ささに躊躇があるものの、逆に否定することもできない。

ちなみに、カエル館館長の言によると、茶臼山は雷が多いという。
確かに茶臼山は三河山地北辺に位置する最高峰だから、南(遠州灘)からの湿った空気が強制上昇して雷雲を形成する地形である。
ただ雷岩は垂直ではなく水平に拡がった岩であるため、落雷の対象(放電の極)となる形状ではない。
雷岩の由来についてはきちんと確認する必要がある。

いずれにせよ、茶臼山山中に忽然を現れる雷岩(夏至岩)は、「何かある」と思わせるものであるのは確かだ。


月瀬の大杉はパワースポット

2022年06月19日 | パワー・スピリチュアル

長野県根羽村月瀬(つきがせ)にある月瀬の大杉(県内一の巨樹で、天然記念物)は、過去2回の計測で、いずれも静電位異常を示した。

各地のスポットのパワー(力)を物理的に計測しているが、磁気の異常はあっても静電位の異常は珍しい。

今回、茶臼山カエル館(第一のパワースポット)に行く道すがら、月瀬の大杉の3回目の計測を行なった。

すると今回は、+0.11Vとプラス側に傾いていた。
これほどの値は、通常の屋外では計測されない(±0.02Vは誤差の範囲)。
また、以前は大杉周囲に張ってある縄の電位だけが高かったが、今回は大杉周囲の空気中で高かった(縄だけが高いのではない)。

ただ、写真をよくみると、電線が大杉に接近している。
仮に電線と接触していると、その影響での帯電ともとれるが、電線が木に接触していたら、電力会社がそれを放置しないはず。
実際、値が高かったのは電線の真下ではない。

以上から、3度の計測によって、静電位というポテンシャルパワーが偶然でなく存在していることが確認された。
来訪者による生体反応のデータはないが(虫歯に霊験ありという伝説はパワーとして採用しない)、県内一という巨樹(樹齢1800年ほど=卑弥呼の時代)であることそれ自体が生物学的パワーの証拠となるので、ここを「パワースポット」と認定したい。

根羽村においては、カエル館に次ぐ2つめの私(自称パワースポット鑑定士※)が認定したパワースポットとなる。
※:私はパワーの客観的根拠のないそこらの”パワースポット”は認めない。

ちなみに、同村内にある「亀甲(かめのこ)石」も磁気異常が計測されている。


ミロ展でTシャツを買う

2022年06月18日 | 名古屋周辺

名古屋に居る土曜。

愛知県美術館で開催中の「ミロ展:日本を夢みて」(-7/3)を見に行った。

ミロが好きだから特別展は見逃さない。

なぜ好きなのか。

実はミロも日本が好きだった(2回来日)。
それどころか、ミロの作品の方が日本的だった。
母国スペインで日本の民間芸術(土産物や祭礼での絵画)展を催したら、「まるでミロの絵だ」との評判だったという。

実際ミロのあのマンガのような絵(右写真は、館内で撮影可だった「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子」)は、私が幼稚園時に描いた絵(マンガ)を彷彿させる。
マンガ(デフォルメされた線画)を見慣れている日本人は、ミロの非写実的な絵に親近感さえ覚える。

そのようなミロと日本の接点に注目した今回の展示を満喫し、
ミュージアムショップでミロの絵がプリントされた Tシャツを購入する。

普段は、美術館のミュージアムショップで販売されているTシャツって、いったい誰が買うんだろうと疑問を抱く側である。
ところがミロ展は別だ。
私自身がTシャツを迷う事なく購入する。
今回のを含めて、ミロのTシャツは3枚。

美術展での Tシャツは、まずは派手過ぎて着る事ができないものだが、ミロの画は、油絵ベッタリでない線画なので、意外に違和感がない。
ただ、ミロの絵を着て汚すのがもったいないので、なかなか着れなかった。

今回のはプリントが控え目なので、着て歩けそう


再発のたびに軽くなる脳梗塞

2022年06月11日 | 健康

母(92)が脳梗塞を再発した。
もう3回目なので自分で分かるという。
めまいから始まって、右手の動きがぎこちなくなり、右の人さし指先端が痺れ、それに一時的な構音障害が発症した(これらで梗塞部位が左脳の頭頂~側頭部付近と分かる)。
この症状を目の前の私に話しながら、血液の流れを良くする処方薬を追加で飲む。
対応はそれだけで、寝る前に風呂の代わりにシャワーを浴びて寝て、翌日には症状はなくなった。

本によると、脳梗塞は再発するごとに症状は重くなるというが、母はその逆を行き、再々発だが、回を重ねるにつれ症状は軽くなっている。
今回は、病院に行くまでもなく回復した。
そして後遺症がない※(1,2回の梗塞後のMRI検査では梗塞の跡が無くなっていた→血管が新生されたと思われる)。
※:私と同年齢のイトコが、今年になって単身の自宅で脳梗塞を(睡眠中に)発症し、社長でありながら出社しないのを不審に思った社員によって3日後に発見された。その結果、対処が大幅に遅れたため、利き手側の右半身と口(言語中枢のある左脳がやられた)が麻痺状態になった。今はリハビリに専念しているが(知性は正常)、運動機能の回復の道は遠そうだ。普通の脳梗塞はこのように怖い。

母の脳梗塞は、「ラクナ梗塞」という細い脳動脈レベルのもので、重症化しない比較的”楽な”タイプなようだ(太い脳動脈の梗塞は怖い)。

実は、私も尿管結石帯状疱疹をそれぞれ数回繰り返しているが、いずれも再発するたびに症状が軽くなっている(いずれも医者にかかったのは初回のみ)。
私もそれらの対処法が分かっているので、怖さがない(初回の尿管結石の痛みは二度と体験したくない)


身内からコロナ感染者

2022年06月05日 | 新型コロナウイルス

とうとう”新型コロナ”が他人事ではなくなった。
我が身内からコロナ感染者が出たのだ。

先々週、義妹(弟の妻)が発熱し、検査の結果"陽性"と出た。
迎えの車が来て、新宿ワシントンホテルに収容され、一週間後の昨日(土曜)退所してきた。
ホテルでは、業者が異なる食事が毎日3食出されたという(不満はなかったが、朝食はちょっと重かったという)。

幸い、症状は発熱(他に悪寒など普通の風邪の症状)くらいで、後遺症もなし。

その間、弟が3人の子どもの世話。
幸い、在宅勤務なので家事はこなすことができたが、弟本人も抗原検査で”陽性”と出た(症状は食欲減退のみ)。
その間、小学校2年の次女は、母親不在が辛かったらしい。
義妹が帰宅した時、次女以上に飼い犬が喜び狂った。

一方二世帯同居している高齢の母は無事で(抗原検査で陰性)、私もその間名古屋に居たのでセーフ。

感染ルートは推測だが、大学生の長男だと思われる。
実際、我が勤務先の大学でも学生の感染が以前より増えている。
我が勤務先の(中規模〕大学では、教室では席を1つ置きにして座席指定をしているが(そのため受講者制限をしている)、長男の(大規模)大学では、大教室に目一杯学生を詰めているそうだ。

今宵は義妹の退所を祝って寿司パーティ。

追記:翌日、余りの抗原検査キットを使って(鼻腔に綿棒を押し込んで)チェックしてみたら、すぐに"陰性"と出た。


山での滑落を防ぐバランス能力を鍛える

2022年06月05日 | 健康

連日の”山の事故”の報に接して、中高年登山者の滑落事故が多いのに驚く。

いわゆる一般ルートでの滑落であるから、登山者本人がバランスを崩す/足を滑らしての滑落である(非一般ルートだと、体重をかけた岩が崩れて滑落・墜落することがある。経験済み)。

登山靴は底のゴムが滑りにくいように処理してあるが、斜面の露岩や木の根、砂のザレ場など、山道固有の躓き/滑りやすい場所がいくらでもある(特に山での”下り”は、加速がかかってしかも位置エネルギーが高いため、滑落・転倒のダメージが多くなる)。

雪山でのピッケルが滑落停止のための必須の道具のように、無雪期でのストックは滑落防止(バランスの維持)の役に立つ。

そしてこれら道具以前に、身体のバランス能力の維持が重要。

実際、老人は街中いや自宅内でも転倒事故を起こす。

私が苦心しながら実践している閉眼片足立ちは、バランス能力を二重に鍛える格好のトレーニング法といえる。

まず、片足立ちが、片足立ちでも倒れないための体幹~脚・足の筋肉をそれぞれ鍛える。
それに閉眼を加える(視覚的手がかりを遮断する)ことで、内耳~小脳の平衡感覚能力を鍛える。
すなわちバランス能力を末梢と中枢の双方で同時に鍛える。

ただこの方法にも欠点がある。
まず閉眼での片足立ち自体が難しい点。
これは贅沢な悩みで、片足立ちと閉眼立ちを一緒にやらずに分離すればよい。

より本質的な問題点は、静止姿勢でのトレーニングであるため、歩行中の様な動作中の反射的バランス維持能力を鍛えてはいない点。

これにぴったりなのは、相撲の”四股踏み”。
片足を出来るだけ高く、しかも長い時間上げることで、重心移動中の動的なバランス能力が鍛えられる。
ついでに股関節を柔軟にすることもできる。

私は、閉眼片足立ちと四股踏みを、もちろん両足入れ替えてやることにしている。
不思議なことに、静止の片足立ちだと左足立ちの方が安定しているのに、動作の四股だと右足立ちの方が安定する。
かように静止姿勢と動作では体の反応が異なるのだ。


大鹿村の新しい磁気スポット

2022年06月01日 | パワー・スピリチュアル

大鹿村の”磁場坂”は私の計測では、道路端のガードレールが帯磁していて、他方端が電気柵が作動中だったが、空気中の磁気は通常値なので、磁気スポットとは認定できない。

実は、大鹿村に行った目的はそこではなく、人づてに聞いた別のスポット。

そこは塩川にかかる橋で、近くの個人宅も磁気が高いといわれていた。

鹿塩温泉に泊まった翌日、その地に行き、さっそく計測開始(写真)。
まず、橋の手前の広い所(写真では奥)で基準となる地磁気の値を計測し、48.9μTを得た(納得できる値)。

目的の橋の欄干は左右両側とも350μT以上(計器の計測限界)に帯磁している(路上の鉄製構造物が帯磁しているのは、工事の時の電動ドリルによるもので、よくあること)。

ただ、橋の上流側(写真の手前)から4個目の欄干の位置にある道の中央(欄干の磁界の影響は受けない距離)で64.4μTと空気中で高目に出た(磁場坂にはこれがなかった)。
さらに橋の手前(写真の奥)から左側3個目の欄干の位置にある道の中央では、41.8μTと基準(地磁気)より低い値になった。
帯磁すればその分基準の地磁気より高い値となるが、人工物の影響を受けない空間で地磁気より低くなるのは珍しい(もちろん磁気は方位がずれると値が小さくなるので、計測値はその地点での最大値→地磁気の正しい測り方)。

次に個人宅にお邪魔して、家の周囲を測らせてもらった。
家の前にある長い鉄柵の両端が帯磁しており、これらは不要な帯磁と思い、許可を得て消磁した。
また壁面を伝う鉄管の一部が強く帯磁していたので、そこも同様に消磁した。
かように今回から、”消磁マン”としても活動する。

そこの主人から、付近で不思議な犬の現象(鹿の死骸を口を真っ赤にして食べる二匹の白いかわいい子犬が人の合掌の手のように互いに立って寄り添ってじゃれあっていたと思ったら、目を離した数分後に鹿の死骸ごと跡形もなく消えた)を経験(3名で確認)し、それと同じことが20年前にもあったことを知ったというのを聞いた。

書籍にもなっている”山の不思議な話”においても、山の動物はそれなりに登場する(山は”異界”なのだ)。

実はここの近くに”三峯(みつみね)”という祠があり、それについて尋ねると、最近の大雨による出水時(そのせいで林道が破壊されたので改修工事中)に溢れた塩川の水が、三峯様の鳥居を避けるように道路を越えたという。
そもそもなんで大鹿村の山奥に、秩父の三峯様が祀ってあるのかというと、主人によれば、同じ大鹿村の荒川岳(3083m)を開いた人が三峰※の人だったという(秩父の三峰の前を流れる川も”荒川”)。
※:地名は三峰、神社名は三峯

三峯神社の御眷属である大口真神(おおくちのまがみ)はオオカミ(山犬)。
ということは、さきほどの山の犬の不思議な話も三峯様と関係ありそう。
そう話していたら、ここの宅内にも三峯神社のお札が祀ってあった。

三峯様は、道路脇の岩山の上にあり、この家を含めた塩川最奥の集落で管理しているという。
岩山を登って、祠に参拝し、祠の前でバケタンのスイッチを入れて探知したら、水色となり「守護霊の出現を期待できる」とのお告げ。
これは宅内での探知結果と同じだったので、この付近一帯が三峯様に守られているようだ。

磁気計測に来て、この地は”磁場坂”以上の磁気スポットと確認できた。
それだけでなく、この地は”三峯様”のパワーの圏内でもあるようだ。