山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

甲府名山 天狗山に登頂? 令和2年11月25日

2020年11月26日 | 山梨無名山
 11月3連休はあまり歩く気がしなかったり、微妙な時間に予定が入ったり、プチスランプ状態に陥っていたりと、どこにも登らずどこも歩かずに過ごす怠惰な休日を過ごした。体重がレッドゾーンまで増えてしまい、これではいかんと午後から休みをとってプチ散策に出かける。甲府盆地周辺の山はもう紅葉の盛りは過ぎてしまったが湯村山の周辺は盛りは過ぎたもののまだ十分に楽しむことが出来る。富士山が姿を現したことだし、晩秋の恒例となっている白山と武田健康の森界隈の散策に行ってみる。久しぶりに行ってみると初めて見る案内板が立っていて、そこには「天狗山」と書かれていた。甲府名山なるものが新たに指定されたことは知っていたが、この山がその1座であり名前は聞いたことがある。まだ行ったことが無かったし、時間もあることだからちょっと立ち寄ってみることにするが・・・登るというよりもどんどん道を下ってその先にちょっとした高台があった。


    千代田湖のほとりから白山にいつもの道を登る。もう晩秋の気配が漂っている。


    見たことが無い道標と案内板が立っていた。「天狗山」と書かれており、まだ行ったことが無い山である。20分と書かれていた。


    初めて歩くが意外とまともな道だった。しかしどこまで下るのかというくらいにどんどん下る。


    何か山らしきものが見えてきた。


    この小高い丘(?)の上に何か立っている。


    祠と石碑、鉄剣が立っていた。森の中で残念ながら眺望はあまり無い。


    これが噂に聞いていた天狗山。武田健康の森の奥にあるのかと思っていたが勘違いだった。


    鉄剣


    一段低いところに甲府名山の標柱が立っていた。


    生えていたシダはシノブだった。


    行きよりも帰りの登り返しのほうが辛い。道無き斜面を東側にトラバースして防火帯の尾根を登る。結構な急登である。

 1時間ほど寄り道して目的地の白山展望台に到着したのは3時半だった。日没前のちょうど良い時間だが、健康の森まで行く時間は無くなってしまった。ここで日没頃まで景色を眺めることにする。


    3時半に白山展望台に到着。もう太陽はだいぶ西に傾いている。


    湯村山の紅葉の尾根と甲府盆地。紅葉の盛りは過ぎているがまだ見ごたえは十分である。


    もう少し夕焼けで尾根が赤くなるのを期待したが、西空の雲に阻まれてあまり焼けなかった。


    日没迫る甲府盆地。ここまでで撤退。


    空を映す千代田湖


    ツルウメモドキ?? たぶん違うが?

 毎年のように晩秋にこの紅葉の湯村山尾根と富士山を撮りに来ているがなかなか満足な画像は撮れないものである。そのうちいつか、良い日が来るだろう。

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2 コメント

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Unknown (Y)
2020-11-26 22:25:46
最後の写真は確かにツルウメモドキではないですね。
ニシキギ属のマユミ・または変種のカントウマユミのいずれかだと思います。(カントウマユミは葉裏の脈上に短い毛があります)
Yさんへ (ヨッシー)
2020-11-27 08:43:19
ツル性では無いのでツルウメモドキではないのは確実でしたが図鑑でもネットでもそれらしきものが発見できませんでした。既に葉が散っており、花の咲く時期に確認したいと思っています。

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