山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

山中湖ダイヤモンド富士  令和6年2月13日

2024年02月16日 | ダイヤモンド富士
 山中湖の平野周辺の湖畔からダイヤモンド富士撮影の季節がやって来た。この日は雲ひとつない青空が広がり、朝からスッキリとした富士山が姿を現していた。ちょうど良く河口湖方面への出張があったのだが、当初は午前中で終わるはずだった仕事が午後も入ってしまい、ダイヤの時間には間に合わないだろうと思っていた。ところが想定していたよりも30分以上早い午後3時に仕事が終わってくれて、急いで山中湖のきららに移動する。4時20分ごろのダイヤの時間には十分に間に合った。

    平日だが撮影場所には大勢のカメラマンがやって来ていた。親切なカメラマンの脇を譲っていただいてカメラを構える。

    ハクチョウもたくさんやって来ていた。

    太陽が富士山頂に迫る。2月に全く凍っていない山中湖も珍しい。

    ダイヤモンド富士の始まりである。

    湖面は揺れてしまったがなんとかダブルダイヤになってくれた。

    もう1台のカメラは光る湖面を入れてややズームをかけて撮影。

    ちょうど真ん中に沈んで行った。空に霞がかかっているようで、上側の光芒はあまり出なかった。

 先日誕生日を迎えてまたひとつ歳をとった。あまり歩く気力と体力が無くなってきたこともあるのだろうが、かつてはあまり興味が無かった山中湖のダイヤが撮影していてとても楽しく感じる。



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再びキャッツアイを狙って平尾山へ  令和6年1月27日

2024年02月01日 | ダイヤモンド富士
 石割山中腹でのキャッツアイ狙いは撮影予定地で視野が確保できず失敗に終わっている。石割山山頂も考えてはいたのだが仕事の都合で行けず、今回は平尾山でキャッツアイが撮影出来そうなので行ってみることにする。自宅の出発時間がだいぶ遅くなってしまい、石割神社駐車場到着は午後3時になってしまった。ダイヤの時間は4時15分ごろなので十分に間に合うはずである。

    沢を渡って登山道に入る。少し凍っている。

    例年だと凍り付いていてチェーンスパイクか軽アイゼンが無いと苦労する道だが、今年は全く凍っていない。

    尾根道に抜け出る。富士山は雲がかかっているようである。

    緩いが長い階段道。結構疲れる。

    石割山の分岐点。ここから平尾山までは5分くらい。

    開けていて眺望の良い平尾山に到着。雲が晴れて富士山が見えている。

 予定通り1時間ほどで平尾山に到着する。ダイヤの時間までは20分ほどである。2台のカメラをセットした頃にもう1人登山者がやって来て2人でダイヤモンド富士を眺めることになる。

    富士山頂に太陽が迫る。

    一応はダイヤモンド富士だが、まだ沈んでいない太陽だと明る過ぎる。

    白山岳に太陽が沈み始める。さて、キャッツアイ成るかどうか?

    少しは割れてくれると思ったのだが、このくらいの広い画角だと割れてくれないようである。

    もう1台のカメラ。

    白山岳に太陽が沈みかけている。

    若干ポジションが右寄りだったことと雪煙に邪魔されたことがあるが、一応はキャッツアイになっている。

    真ん中に沈むダイヤも悪く無いのだが、失敗してもキャッツアイ狙いのほうがハラハラして面白い。

    平尾山からの夕暮れの富士山

 右側が大きなキャッツアイになってしまったが、一応は撮影に成功したとしておこう。たぶん山中湖からもキャッツアイが狙えるのであろうが、富士山との距離が近過ぎてとても小さなキャッツアイになってしまうのではないかと思う。距離を離した山上からのほうが綺麗な猫の目になるのではないかと思う。


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石割山中腹からのキャッツアイは失敗  令和6年1月17日

2024年01月24日 | ダイヤモンド富士
 1月11日の二十曲峠キャッツアイを狙っていたのだが、インフルエンザにかかってしまい、発熱は無かったのだがさすがに撮影に出かけるのは控えた。治療が早かったことがあるのだろうが、最後まで発熱は無くほぼ改善した。まだ鼻水と痰がらみがあるのだが、二十曲峠から石割山くらいならば登れるであろう。石割山山頂からだと少し右寄りのダイヤモンド富士が撮影出来るのだが、本日狙うのは中腹からの白山岳に沈むキャッツアイである。ただ、撮影位置が確保できるかどうか微妙な位置での撮影になる。午後2時半ごろからまずは石割山を目指して二十曲峠を出発する。

    二十曲峠の展望デッキと富士山

    鳥居をくぐって石割山を目指す。

    日当たりの悪いところでは少し雪が残っていた。

    最初の鉄塔から見上げる石割山の方向。鉄塔に沿って登山道がついている。傾斜が緩い単調な道。

    最初の鉄塔の周辺は木々が伸びて展望が悪くなり、撮影には使えなくなってしまった。

    2番目の鉄塔が見えてきた。本日の撮影予定地はあの鉄塔の少し先の場所。

    鉄塔の脇とその後ろの伐採地からは富士山が見える。

    しかし本日撮影したいその先の場所は残念ながら富士山が見えない。

    3番目の鉄塔。その上の鉄塔を越えれば石割山山頂である。

    1時間ほどで石割山山頂に到着した。

    太陽が富士山山頂に迫っている。

 石割山山頂からのダイヤ撮影に切り替えようかとも思ったのだが、普通のダイヤは撮影していてもあまり楽しく無い。撮影予定地から15mくらい位置がずれてしまうのでキャッツアイにはならない可能性が高いのだが、ここは失敗を覚悟で中腹にある鉄塔の脇からキャッツアイを狙ってみることにする。

    鉄塔脇のギリギリのところで1台のカメラを構える。もう1台は鉄塔脇の視野の良い場所に構える。

    富士山山頂に太陽がかかってきた。さて、キャッツアイになるかどうか?

    やはり位置が悪くてキャッツアイにはならなかった。

    もう1台のカメラも微妙ではあったがキャッツアイにはならず。

 やはり10m以上の位置のずれはこの距離からだとキャッツアイの撮影は困難となる。少しは割れてくれるだろうと思ったのだがそんなに甘くは無かった。本日のチャレンジは失敗だったが、機会を見てまた別の場所から狙ってみたいと思う。


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朝焼けのダイヤモンド富士 富士川町林道  令和6年1月3日

2024年01月07日 | ダイヤモンド富士
 懲りずにまたまた富士川町林道からのダイヤモンド富士狙いである。昨年年末に剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士を林道上にある植林帯の隙間から狙ったのだが、場所を間違えて撮影に失敗してしまい、本日はそのリベンジである。冬至で太陽が折り返し、本日がちょうど良い位置から太陽が現れそうである。ところが、林道の展望地に到着して富士山を見ると、雲が多くてとてもではないが割れるダイヤが撮れるような空模様では無い。では真ん中あたりの左寄りから太陽が現れるポジションからダイヤを狙ってみよう。半分ほど太陽が現れたところで富士山の真ん中に位置するはずである。
 ダイヤの前に、本日富士山山頂あたりを通過するはずの国際宇宙ステーションISSを狙っていると、次第に雲が真っ赤に焼け始めた。

    本日は雲が多く、チカリと輝くダイヤの撮影は困難であろう。

    まず狙うは国際宇宙ステーションISS。既にこの視野に入ってきているが暗くて見えない。

    約170枚を比較明合成。自分のパソコン上ではISSの軌跡が見えるのだがブログの画像ではほとんど見えない。残念。

    次第に空が焼けてきた。

    激焼けになった朝の空。これを見てこの日はもう満足してしまった。

    もうすぐダイヤの時間だが、うまく太陽が見えてくれるかどうか?

    やはりチカリと輝く光芒は現れず。太陽の輪郭が見えるのではないかと思ったのだがそれも写らず。

    しかし、もう1台のカメラではうっすらとではあるが光芒が現れていた。こういう雲間のダイヤも悪く無い。

 朝焼けの空はとても美しく、本日は早起きして撮影にやって来て良かったと思った。雲間で輝くダイヤも素晴らしかったと思う。

 元旦の車中泊した時ほど疲れてはいないので、今日は南部町まで足を延ばしてシダの観察をしてきたいと思う。ガストで朝食をとって移動である。


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新年のダイヤモンド富士 富士川町林道  令和6年1月1日

2024年01月05日 | ダイヤモンド富士
 大晦日の夜から富士川町林道に車で乗り付け、星を撮りながら車中泊して朝を迎えた。いよいよ日の出、新年のダイヤモンド富士の時間である。早朝6時を過ぎた頃から続々と車がやって来て林道脇には10数台の車が止まって行列になった。白山岳で割れるダイヤモンド富士を狙うのだが、良さそうな位置には木があって眺望が得られない。だいぶ左寄りのポジションとなってしまうので割れてくれるかどうか?

    日の出の時間が迫り、空が赤く染まった。

    うっすらと出た影富士。薄雲がかかっているようである。

    雪煙が結構舞っている。光芒が出るかどうか?

    太陽が出始めた。想定はしていたが、やはり白山岳の左脇から太陽が現れた。

    微妙に左に偏ったが、見事に割れてくれた白山岳ダイヤモンド富士

    こちらは普通に撮影したダイヤモンド富士

 車中泊して待った甲斐があって、新年から綺麗なダイヤモンド富士を拝むことが出来て白山岳で割れるダイヤモンド富士の撮影にも成功した。今年は良いことがありそうな気がする。


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高下の白山岳ダイヤモンド富士は失敗  令和5年12月29日

2023年12月30日 | ダイヤモンド富士
 冬至を過ぎて太陽が折り返してきた頃から高下での白山岳で割れるダイヤモンド富士を狙っていたのだが、なかなか天気の良い日が無かったり出張で行けなかったりだったが、ようやく天気の良い日がやって来た。しかし、年末・年始の休暇に入った後だし、土曜日ということもあっておそらく高下はダイヤモンド富士狙いで大混雑であろう。いつもよりも30分以上早く家を出て、まだ薄暗いうちに高下の富士山撮影地に到着する。案の定、駐車場はあと数台しか空きスペースが無かった。富士山は良く見えていて風が少なく雪煙も舞っていないが、少し霞が入ってしまっている。さて、うまく白山岳で太陽が割れてくれるかどうか?

    まだ薄暗いうちに高下の撮影地に到着。空にはまだ金星が輝いていた。

    富士山は良く見えているが少し白っぽくて霞が入っているようだ。

    雪煙がほとんど無く、撮影条件はまずまずであろう。

    うっすら影富士が出た。

    白山岳の脇が輝き出した。

    綺麗に光芒が出てくれたが立ち位置が5mほど右に寄ってしまい、白山岳左側の光芒が現れず。

    もう1台のカメラも残念ながら割れるダイヤは撮れなかった。残念。

 最近はあまり立ち位置のミスは無かったのだが、左側の光芒を少し小さくしようとしていつもよりも右寄りのポジションで位置を計算したのが失敗で,少し寄り過ぎてしまったようである。光芒がしっかりと出て好条件の撮影日和だっただけに、この日の失敗はだいぶガッカリした。さっさとカメラを片付けてこれから仕事である。

    高下のダイヤモンド富士。白山岳で割れるダイヤはまた来年頑張りましょう。


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今度こそ剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士 富士川町林道  令和5年12月26日

2023年12月28日 | ダイヤモンド富士
 自身の過去のブログ記録を見直してみると、富士川町林道からの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士は12月26日に撮影に成功していることが分かった。うるう年で少し太陽軌道が変わるが、おそらく同じ場所から同じ日に撮影すれば割れるダイヤの撮影は出来るであろう。天候にも恵まれたことだし、早起きして撮影に出かける。

    夜明け前の富士川町林道から見る富士山

    風が穏やかで空気が澄んでいる。


    撮影予定地でカメラを構える。雪煙が少ない。


    立ち位置さえ間違えなければ今日はイタダキだろう。

    少し右側が大きかったが綺麗に割れ、しかも光芒を放ってくれた。

   左右均等ではないが、もう1台のカメラも綺麗に割れてくれた。

    おまけのダイヤモンド富士は気合が入っていない。

 やっと富士川町林道から、剣ヶ峰で割れるダイヤの撮影に成功した。なかなか空気が澄んでくれて雪煙が舞っていない好条件の日が少なく、この日の割れるダイヤは格別だったと思う。眠いので昼寝(朝寝?)して今日は南部町に行ってみたいと思う。

 
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薄雲に阻まれた山梨県最北端のキャッツアイ 鳥井立  令和5年12月23日

2023年12月27日 | ダイヤモンド富士
 冬至を挟んで3日間は竜ヶ岳山頂で剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士が撮影出来るが、同じく道志村にある鳥井立というマイナーな山からは夕暮れの白山岳に沈むキャッツアイの撮影が可能となる。この場所が山梨県でキャッツアイ撮影可能な最北端となるであろう。数年前にも撮影に訪れたことがあったが、道志から秋山に抜ける林道が閉鎖されていて登山口の厳道峠まで行けず、断念したことがあった。しかし、反対側の上野原から秋山を通って厳道峠までは行けるはずである。

    厳道峠。4~5台駐車が可能なスペースがある。

    登山口。赤鞍ヶ岳まではちょっと遠い。

    登るとすぐに鉄塔がある。

    鉄塔のところから見る富士山。左の山は大室山。

    この場所からもキャッツアイが狙える日がある。

    鉄塔を越えると急登の斜面になる。道はやや分かり難いがとにかく上に登れば良い。

    急斜面を登ってしまえばあとは緩い登りである。

    鳥井立が見えてきた。1時間はかかっていない。

    鳥井立への最後の登りだが、展望地は途中にある。

    かつてはこの岩の上から富士山が見えたのだが、前方の松の木が伸びていまひとつ。

    以前は撮影出来た登山道沿いも木の枝が伸びていまいちである。

    急斜面を少し下りて木の隙間から富士山を狙う。なんとかなりそうである。

 1台のカメラをセットしてもう1台のセットをしていると・・・いつも腰に付けているポーチを持って来るのを忘れた。その中には望遠レンズ用の絞りフィルターが入っており、絞りが付いていない天体望遠レンズはこのフィルターを装着しないとダイヤの撮影は困難である。さて、どうする??とっさに思いついたのはこの場でフィルターを作ることである。手帳の裏紙をはぎ取り、真ん中に穴を開けてフィルターを作り、装着してみる。穴が円形にはならないので変なフレアが出てしまうが、なんとかなりそうである。

    絞りフィルター無しで太陽を撮影するとシャッタースピード最速にしても吹き飛んでしまう。

    手帳の裏紙をはぐってその場で作成した絞りフィルター装着。変なフレアが出るがなんとかなりそうである。

    たぶん均等なキャッツアイになっていると思うが、薄雲で光が拡散してしまいはっきりとは写らず。

    もう1台のカメラ。綺麗なダイヤモンド富士だった。

    下向きの光芒は出たが上部は薄雲に阻まれて太陽の輪郭は見えず。それでも十分に美しい夕暮れのダイヤだった。

    美しかった鳥井立の夕暮れ富士

 ヘッドライトを持って来るのを忘れたが、最悪の場合は携帯電話のライトが使える。いつもならば予備のヘッドライトをザックの中に入れておくのだが、しばらく山に登っていなかったことがあって気分が弛んでおり、この日は入っていなかった。折角なので鳥井立山頂に登ってから下山する。

    電波塔が立つ鳥井立山頂

    木々が邪魔して眺望はいまひとつ。

    見たかったのはこの看板。名台詞だと思う。以前とは違う場所に置かれていた。

    夕暮れの厳道峠の富士山。ライトを点灯することなく無事に下山。

 前日の冬至の日のキャッツアイを狙っていたのだが、早朝の竜ヶ岳ダイヤモンド富士で疲れ切ってしまった。しかも、久しぶりの登山靴が少しきつく、右足親指の爪の下に出血斑が出来てしまい親指が腫れあがって痛く、とても午後から歩く気にはなれなかった。本日は別の登山靴を履いての登山であるが、痛みはだいぶ改善していた。想定していたキャッツアイにはならなかったが、十分に美しい夕暮れのダイヤモンド富士を眺めることが出来て満足だった。


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たまには山に登らねば 竜ヶ岳ダイヤモンド富士  令和5年12月22日

2023年12月26日 | ダイヤモンド富士
 忙しかった10月、11月が過ぎて12月は比較的休みの日が多い。しかし、忙しかった日々が過ぎて気が緩んだのか、腰から大腿部、鼠蹊部にかけて痛みが出て、その後背中から腰にかけて発疹が出始めた。これは帯状疱疹であろう。さほど酷い状態では無かったので抗ウィルス薬は使わずに痛い時に痛み止めだけ飲むようにして対処することとした。触るとまだ痛いが歩くには支障なく、久しぶりにダイヤモンド富士を見に冬至の竜ヶ岳に登ってみることにする。狙うのはもちろん、剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士である。
 本栖キャンプ場の駐車場に到着すると、今年も駐車場は閉鎖されていて車が止められない。湖畔の駐車場に止める手段もあったのだが、静岡側の根原に回ってそちらから登ることにする。歩き始めたのは5時、ダイヤの時間は7時40分なので、楽勝で間に合うと思ったのだが・・・。

    A沢貯水池あたりから見る富士山。明るい金星が昇っている。

    ひときわ明るい金星。白い筋は人工衛星。

    端足峠に到着したのは6時半。しばらく歩いていなかったこともあるがだいぶ時間がかかっている。

    端足峠は木の枝が伸びてだいぶ富士山が見えにくくなった。

    別の場所から見る富士山。金星の輝きはもう消えている。

    迫る竜ヶ岳。まだ結構ある。

    ここからまた急登。

    やっと笹原の尾根に出た。時刻は7時15分。ギリギリ間に合うかどうか??

    竜ヶ岳山頂に到着したのは7時25分。カメラのセット時間を考えるとギリギリである。

    スッキリとした富士山が見えている。雪煙も少なく、これはイタダキだろう。急いでカメラをセットする。

    それなりに雪煙が待っているがこれくらいならば大丈夫だろう。

    剣ヶ峰で綺麗に割れてくれた。久しぶりの割れるダイヤモンド富士。

    もう1台はこの視野でセットしたのだが、途中で電池切れを起こして交換した際に位置がずれてしまう。

    この視野での撮影となってしまった。

    剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士、撮影成功。

    今回は登って来て良かったと思った。

    笹原を照らす朝日

    後ろ側の南アルプスは雲の中。

    途中の休憩トイレから見上げる竜ヶ岳。こうしてみると結構遠い、と思う。

 やっと撮影に成功して割れるダイヤモンド富士である。今年はことごとく失敗しているだけにひとしお達成感がある。しいていえば、ポジションをもう少し左寄りにとっても良かったかと思う。冬至を挟んで3日間だけ、撮影し易い竜ヶ岳の山頂からこの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士の撮影が可能となる。これを過ぎると、笹原の中での撮影となり、ポジション取りが難しくなってしまう。天候に恵まれて、やっと冬至のダイヤモンド富士に出会えた。


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富士川町高下のダイヤモンド富士  令和5年12月21日

2023年12月25日 | ダイヤモンド富士
 毎年恒例の高下ダイヤモンド富士、もちろん狙うのは白山岳で割れるダイヤモンド富士である。現地に到着すると富士山周辺には雲が出ていて空気の透明度が悪く、割れるダイヤが撮影出来るような条件ではない。一旦は富士山の真ん中あたりから太陽が出る場所に移動はしたものの、たぶん面白く無いのでやはりダメなのを承知で白山岳ダイヤを狙う。しかし、以前と比べて撮影地前方の木々が成長して予定していた場所では撮影出来ず、やや右寄りのポジションになってしまう。

    雲が出ていて雪煙も多い。白山岳で割れるダイヤの撮影はかなり難しそうである。

    さて、どうなりますか。

    少しポジションが右寄りだったが止む無し。左側の光芒は雪煙に阻まれて現れず。

    もう1台のカメラ。やはり雪煙に邪魔されたのとポジションが右に寄り過ぎた。

    一応は今季初の高下ダイヤモンド富士

 撮影には失敗したもののこういうダイヤを撮影しているほうがスリルがあって私には向いているようである。なかなか撮影条件の良い日が訪れないが、そのうち良いこともあるだろう。


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富士川町林道からのダイヤモンド富士  令和5年12月13日

2023年12月23日 | ダイヤモンド富士
 富士川町林道からのダイヤモンド富士撮影に再び訪れてみる。今回狙ったのは白山岳から昇るダイヤで、高下よりも距離が遠いこの林道からだとおそらく太陽が2つ割れするのではないかと思っている。しかし、風が強いこの日は富士山頂に雪煙が巻き上がっている。これでは白山岳で割れるダイヤを撮影するのは無理であろう。場所を変えて富士山の真ん中あたりから太陽が現れる場所に移動する。

    白山岳で割れるダイヤモンド富士撮影予定地に到着。この日は雲がやや多く、空気の透明度が低い。

    しかも風が強くて富士山山頂には雪煙が舞いあがっている。これでは割れるダイヤの撮影は困難であろう。

    場所を移動し、富士山の真ん中あたりから太陽が昇る場所に行ってカメラを構える。

    雪煙が舞い上がる富士山

    山頂が輝いている。もう太陽が見えているのか?雪煙が多くて良く分からない。

    雪煙に邪魔されてチカリと輝く光芒は出なかった。

    もう1台のカメラ

    こちらは一応ダイヤモンド富士っぽくはなってくれた。

    しかし、空気の透明度と雪煙が多くて思うようなダイヤモンド富士にはなってくれない。

    なによりも、撮影していて感動しないのがいちばん問題かも知れない。

 一応はダイヤモンド富士ではあるが、贅沢かも知れないが撮影していて感動しない。失敗しても剣ヶ峰や白山岳で割れるダイヤモンド富士を撮っているほうがずっと面白いのである。今年の冬は暖かく、空気中の水蒸気が多いようでなかなか良い撮影条件の日が訪れない。懲りずにしつこく、また撮影に来たいと思っている。


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剣ヶ峰ダイヤモンド富士を狙うが・・・  令和5年12月10日

2023年12月20日 | ダイヤモンド富士
 富士川町からダイヤモンド富士が狙える季節になってきた。あと1週間もすれば高下からのダイヤも撮影可能となる。まずは富士川町林道の上にある伐採地から剣ヶ峰で割れるダイヤを狙ってみることにするが、植林した木がだいぶ成長しているであろうから視野が確保できるかどうか、現地に行ってみないと分からない。何度も行っているところだからGPSを持たずに現地に行くが・・・木が伸びて様子が変わり、場所が分からない??

    富士川町林道沿いから見る夜明けの景色。この日は月と金星が接近していた。

    接近した細月と金星。地球照の月の時間には少し遅かった。

    斜面を登り、視野が開けている伐採地に到着したが・・・予定していた撮影地はたぶんここでは無い。

    富士山の左側が明るくなっている。たぶんこの場所でも大丈夫だろうとカメラを構えるが・・・

    だいぶ明るくなってきた。


    太陽が出たと思ったらかなり位置がずれた右側から現れてしまった。

    もう1台のカメラ。かなり位置を外してしまった。

    一応は剣ヶ峰で輝くダイヤモンド富士だが、割れるダイヤにはほど遠かった。

    毎度のことだが久しぶりに割れるダイヤを狙うとたいてい失敗する。

    別の斜面を登ってみる。たぶんこっちが予定していた撮影地であろう。

    だいぶ木が伸びてきたが視野は確保できる。

    冬至を過ぎて太陽が折り返してきた頃にもう一度狙うチャンスがある。

 剣ヶ峰で割れるダイヤは予定していた場所にたどり着けずに完全に失敗に終わった。何度か撮影には成功しているが、今シーズンもまたこの界隈から撮影してみたいと思っている。


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朝霧高原ダイヤモンド富士  令和5年3月5日

2023年03月11日 | ダイヤモンド富士
 本日は静岡県富士宮市に出張である。少し早めに家を出て朝霧高原のダイヤモンド富士を撮ってから出張先に伺うことにしたのだが、空模様がいまひとつで雲が多く、チカリと輝くダイヤにはならなそうである。道路脇に車を止めて撮影に取りかかると、その後次々に車がやって来て5~6台道路脇に車が連なっての撮影となった。


    富士山頂が輝いている。もうすぐダイヤだが雲が多くてスッキリしない。


    太陽が現れたようである。




    剣ヶ峰に昇った朝日


    ダイヤモンド富士ではあるが・・・

 いまひとつスッキリせず、気合の入っていないダイヤモンド富士になってしまった。
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山中湖ダイヤモンド富士は現れず  令和5年2月14日

2023年02月15日 | ダイヤモンド富士
 山中湖きららの近傍でダイヤモンド富士の季節となった。この季節は湖面の大部分が凍り付いているのだが、氷の裂け目や河口の近傍は氷が解けておりうまくすればダブルダイヤモンド富士の撮影が可能となる。都合良く午前中は鳴沢村に出張があったので午後から山中湖きららに行ってみる。午後1時半に到着したが富士山は雲の中に隠れてしまっている。車の中で待機していると午後3時ごろから雲が切れて富士山が姿を現した。ダイヤの時間は4時半だが、撮影場所の下見と確保のために少し早めに撮影場所に向かう。


    凍り付く山中湖。富士山がやっと姿を現した。


    氷の解けている場所ではダブル富士の撮影が出来る。


    水面が風で揺れてしまっているが、このあたりならばダブルダイヤモンド富士の撮影が出来そうである。


    時折風が止んで水面が静かになることもあるのだが・・・


    肝心の富士山が・・・


    一瞬だけ富士山頂が姿を現したがその後はまた雲の中。


    そろそろダイヤモンド富士の時間だが・・・


    残念ながら姿を見せてくれなかった。


    周辺の山にも雲が巻いた。


    それなりにカメラマンはやって来ていたし、駐車場には大型観光バスが2台止まっていた。


    鳥も寒そうだ。

 天気予報は晴れだったが雲画像を見ると日本上空は雲が多く、本日のダイヤは運試しといった感じだった。思親山パールに続いて山中湖ダイヤも失敗。そのうち良いこともあるだろう。

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二十曲峠のキャッツアイはわずかにずれた  令和5年1月11日

2023年01月13日 | ダイヤモンド富士
 何度も撮影して何度も失敗している二十曲峠のキャッツアイ撮影に今年も出かけてみる。展望テラスが完成してだいぶ様子も変わっていることだろう。位置を計算してGPSに登録し、現地に行ってみると、立ち位置はテラスの上では無くてやや左に外れた土の上が良さそうである。平日なのでダイヤモンド富士を撮影に来ているカメラマンはほとんど居らず、ダイヤの時間までまだ2時間近くあるのだが一応三脚を立ててカメラをセットしておく。


    展望テラスが出来てずいぶん様変わりした二十曲峠。アクセスする林道が狭いのでそれほど多くの見物者が訪れるとも思えないのだが・・・?


    松の木の下もテラスになった。キャッツアイは年末と年始で計4日間狙えそうである。


    電線は今まで通りに邪魔で、テラスの前のほうに行かないと星空の撮影には向かない。


    上にある鉄塔のあたりだと太陽が真ん中あたりに沈むはずなのでカメラを仕掛けようと行ってみるが・・・


    以前よりも木々が伸びて眺望はいまひとつ。カメラをセットするのは止める。


    1台は二十曲峠の奥にある展望地にセットしてインターバル撮影を行う。そのままカメラを置きっぱなしでお任せ撮影にする。


    太陽が山頂に差しかかった。


    やはり右寄りに沈みそうである。


    ところが、沈む前に電池切れになっていて、このカットが最後になっていた。

 カメラをセットした時の電池残量は十分だったはずだが、どうやら電池自体が劣化してきているようである。今後のインターバル撮影は使っている電池にも気をつけないといけないようである。


    もう2台は並べてセットする。こちらはやや広角気味にセットしたカメラ。




    もっときっちりと割れるはずだったのだが、右側が極小になってしまったようである。


    こちらが本命の200㎜望遠レンズ。いつもは八角形の光芒が出るフィルターを使っていたが今回は六角形のフィルターに変えてみる。








    割れるには割れたが、左側が大きなキャッツアイになってしまった。両眼を六角形に光らせたかったが失敗。

 何度も撮影している二十曲峠なのでまず立ち位置で間違うことは無いだろうと思っていたのだが、なかなか思った通りには行かないものである。今後もこの界隈では石割山に至る登山道沿いの数ヶ所から撮影が可能であるが、日程的に難しいかも知れない。レンズフィルターの調整は良さそうなので日程と天候が許せば、再挑戦してみたいと思う。

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