昨年の冬にも愛宕山界隈を散策しているが、その時に見たトキワトラノオと思わしきシダがずっと気になっていた。あれは本当にトキワトラノオなのか、それとも少し変わり者のコバノヒノキシダなのか?確認のために散策に出かけてみる。ところが、現地に行ってみると遊具が設置してある愛宕山の子どもの国は改修工事中のため立ち入り禁止になっていた。トキワトラノオらしきシダがあるのはその中である。入れないので行き先変更し、愛宕山の裏側にある大笠山に登ってみることにする。
愛宕山子どもの国はリニューアル工事中のため閉鎖中だった。
トキワトラノオらしきシダはこの先にあるのだが、残念。行き先を変える。
反対側にある夢見山。山というほどのものでは無い。
夢見山山頂。これは甲府名山に指定されている。後ろに見えるのがこれから行く大笠山。
たぶんシュンランだが、花芽は確認出来なかった。
オオハナワラビ
夢見山の近傍に群生していた。
たぶんオオベニシダ。
オオベニシダのようだが、ちょっと感じが違う。全体に大き目で葉の光沢が強い。
裂片の形もベニシダやオオベニシダよりも切れ込みが深い感じがする。
ソーラスはほぼベニシダと同じ。
鱗片は赤茶色で、これは明らかにベニシダやオオベニシダとは違うようである。
おそらくこれはサイゴクベニシダという山梨県ではあまり見ないシダではないかと思う。
遊歩道を登る。
山頂までもう少し。
振り返って見る甲府盆地と富士山。電線がちょっと邪魔である。
大笠山に到着。この山も甲府名山だったとは知らなかった。
山頂にある水路?あるいは花壇か?
下りはルートを変えて芝生広場のほうに下りてみる。
気の早いタンポポがひとつだけ咲いていた。総苞片が開いておらず、おそらくはシナノタンポポと思われる。
劇場広場に立ち寄る。
劇場広場から見る富士山。市街地の雪はもうすっかり解けて消えている。
自宅から近場なのであまり目にかけていない山域であったが、歩いてみるとサイゴクベニシダ(たぶん)のような新たな発見があるものである。これからも気をつけて歩いてみたいと思う。
愛宕山子どもの国はリニューアル工事中のため閉鎖中だった。
トキワトラノオらしきシダはこの先にあるのだが、残念。行き先を変える。
反対側にある夢見山。山というほどのものでは無い。
夢見山山頂。これは甲府名山に指定されている。後ろに見えるのがこれから行く大笠山。
たぶんシュンランだが、花芽は確認出来なかった。
オオハナワラビ
夢見山の近傍に群生していた。
たぶんオオベニシダ。
オオベニシダのようだが、ちょっと感じが違う。全体に大き目で葉の光沢が強い。
裂片の形もベニシダやオオベニシダよりも切れ込みが深い感じがする。
ソーラスはほぼベニシダと同じ。
鱗片は赤茶色で、これは明らかにベニシダやオオベニシダとは違うようである。
おそらくこれはサイゴクベニシダという山梨県ではあまり見ないシダではないかと思う。
遊歩道を登る。
山頂までもう少し。
振り返って見る甲府盆地と富士山。電線がちょっと邪魔である。
大笠山に到着。この山も甲府名山だったとは知らなかった。
山頂にある水路?あるいは花壇か?
下りはルートを変えて芝生広場のほうに下りてみる。
気の早いタンポポがひとつだけ咲いていた。総苞片が開いておらず、おそらくはシナノタンポポと思われる。
劇場広場に立ち寄る。
劇場広場から見る富士山。市街地の雪はもうすっかり解けて消えている。
自宅から近場なのであまり目にかけていない山域であったが、歩いてみるとサイゴクベニシダ(たぶん)のような新たな発見があるものである。これからも気をつけて歩いてみたいと思う。