山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

大雪山旭岳山頂から裾合平を経て姿見池ロープウェイ駅へ周回 平成30年9月29日 

2018年10月03日 | 日本百名山
 朝一番の旭岳ロープウェイに乗り姿見池駅周辺を散策しながら約4時間かけて旭岳山頂まで登って来た。かなりのゆっくりペース(というよりも写真ばかり撮っていて先に進まず)で登って来たのでほとんど疲れも無い。山頂はそれなりに混雑していたがそれ以上に私を追い抜いて行ったたくさんの登山者たちはどこに行ったのだろう?周回ルートか、あるいは黒岳への縦走ルートを進んでいるのだろう。私はあまり来ることが無い北海道の山を存分に楽しんで行きたいので、下山のロープウェイも最終の5時半と決めていた。どうせ旭川まで戻るバスも夕方6時なのでそれに間に合えば良い。この先も三脚を担ぎっぱなしで間宮岳から中岳分岐方面に向かって進む。


    大雪山旭岳山頂。間宮岳・黒岳方面に下るが、そちら側はザラついたスリップしそうな急斜面だった。


    雪渓と旭岳山頂を振り返る。緩そうに見えるが結構急斜面である。


    ゴツゴツした山は熊ヶ岳。間宮岳はその裏側になる。裾野の平坦地がキャンプ指定地になるようだ。


    旭岳を振り返る。北海道最高峰だが裏側から見ると穏やかな山容である。


    熊ヶ岳(右)と旭岳(左)


    左が忠別岳、右がトムラウシ山。真ん中のピークは化雲岳の北東側にあるピーク。少し霞が強くなってしまった。


    稜線の間宮岳・中岳方面(左方向)と松田岳・北海岳方面(右方向)の分岐。黒岳はどちらからでも行ける。


    平坦なピークの間宮岳。ここで休憩(といっても写真を撮りながら休憩してばかりいる)。


    間宮岳から見る御鉢平。


    角度を変えて中岳分岐付近から見る御鉢平。


    中岳分岐に到着。

 中岳分岐に12時到着。ほぼ予定通りの時間である。このあたりの稜線は歩く人が少ないのか、それとももう皆さん通過した後なのか、あまり人に会わなかった。中岳分岐を左折して中岳温泉を経由して裾合平に向かう。


    沼の平に続く稜線、比布岳(右)と安足間岳(左)


    裾合平を見下ろす。雄大で美しい景色が広がる。


    硫黄の臭いがしてきたと思ったら下に人だかり。これが訪れてみたいと思っていた中岳温泉。


    岩の間から熱い温泉が湧き出しており、川の水と混ざってちょうど良くなる。


    足湯を楽しんでいるお嬢様たちを後ろから無許可隠し撮り(失礼しました)。手だけ洗って先に進む。


    黄緑色の苔が生えた岩


    間もなくチングルマの海が広がる裾合平に到着。広大なお花畑が広がる。


    青空を映す青い池塘と比布岳山塊。


    綿毛のチングルマと旭岳


    チングルマの海は至るところで広がっていた。花の咲く季節に訪れてみたい。


    綿毛になったチングルマ。向こうのナナカマドはほとんど赤く染まらずに葉が散ったらしい。


    少しだけ残っていたチングルマの紅葉。しかし期待していたナナカマドはほとんど散っておりしかも葉が茶色い。今年は外れだったようだ。


    咲いていた花はこれだけだった。


    遅咲きのミヤマリンドウだと思う。この季節に見られただけでもラッキーである。


    もう終わってしまっているがエゾオヤマリンドウだと思う。咲いていれば素晴らしい景色だっただろう。


    大雪山旭岳を映す鏡池。美しい風景である。


    さらに隣の摺鉢池。

 摺鉢池まで来るともう姿見池ロープウェイ駅は目の前である。時刻は午後4時20分、下車して山麓駅でゆっくり休むことも出来るのだがいずれにしてもバス時間は午後6時である。青空が広がる好天気、かつ日が沈む西側の空にもほとんど雲が出ていない。待っていればきっと見られるはず・・・。1日中天候に恵まれて素晴らしい景色を見て回ってきたがきっと最後にもっとドラマチックな景色が見られるだろうと期待して、ロープウェイ最終時間に間に合うギリギリの5時15分まで鏡池で待つことにする(続く)。
    



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