山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

六郷町のミスミソウが満開  令和6年2月28日

2024年03月03日 | 山に咲く花
 身延町に出張があり、仕事が終わったのは午後4時だった。近隣の六郷町の里山に咲くミスミソウが咲いている頃であろう。なんとか間に合いそうな時間だったので急いで移動して訪れてみる。

    ミスミソウが咲いている。

    山の下のほうではもう痛み始めていた。

    山の中腹の斜面はところどころ踏み跡が目立つ。看板の右脇に咲いている花を撮影するためであろう。

    100㎜マクロレンズで斜面に踏み込まずに撮影。スマホだとどうしても斜面を登って近付かないと撮れないのであろう。

    崩れ落ちている斜面

    かろうじて残っているミスミソウ

    いつ脱落してしまってもおかしくない環境にある。

    登山道脇に咲いていたミスミソウ。広角レンズで接写。

    少し離れて100㎜マクロレンズで撮影。どちらが良いかは好みだろう。

    双子のミスミソウ

    時々見かけるピンク色の花

    登山道脇の斜面に咲いていたミスミソウ。可愛らしい。

    もうすぐ日没。梅の木越しの少し赤く染まった富士山を眺めて下山する。

 初めてこの場所のミスミソウを見に行った10数年前から比べると数は半分以下になってしまっているのではないかと思う。下草が無くなり山肌が乾燥して生育環境が変わってしまったのが一番の原因であろうが、訪問者が斜面を踏み荒らしてしまっていることも原因になっていると思う。


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2 コメント

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Unknown (うーさん)
2024-03-04 08:22:14
ミスミソウもセツブンソウも昨年(ここ数年)と比べて個体数が激減しています
今年に限れば良いのですが•••
地球規模の気象変動によるという考えは大袈裟でしょうか?
うーさんへ (ヨッシー)
2024-03-08 22:40:38
ミスミソウはおそらく食害には遭っていないでしょうが、下草が食べられて山肌が乾燥し、2次的に減っていると思っています。温暖化の影響ももちろんあると思います。特に豪雨による渓谷の破壊や斜面の崩落は致命的ですね。保護柵では植物の保護が出来なくなる時代が迫って来ていると思ってます。

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