大正3年1月12日に噴火が始まり、その後約1か月間にわたって頻繁に爆発が繰り返され多量の溶岩が流出した。一連の噴火によって死者58名を出した。流出した溶岩の体積は約1.5km3、溶岩に覆われた面積は約9.2km2、溶岩流は桜島の西側および南東側の海上に伸び、それまで海峡(距離最大400m最深部100m)で隔てられていた桜島と大隅半島とが陸続きになった。また、火山灰は九州から東北地方に及ぶ各地で観測され、軽石等を含む降下物の体積は約0.6km3、溶岩を含めた噴出物総量は約2km3(約32億トン、東京ドーム約1,600個分)に達した。噴火によって桜島の地盤が最大約1.5m沈降したことが噴火後の水準点測量によって確認された。この現象は桜島北側の海上を中心とした同心円状に広がっており、この中心部の直下、深さ約10kmの地中にマグマが蓄積されていたことを示している。
噴火によって降り積もった火山灰は火砕流に襲われた赤生原付近や風下にあたった黒神と大隅半島の一部で最大1.5m以上、桜島の他の地域でも30cm以上の深さに達した。桜島島内の多くの農地が被害を受け、ミカン、ビワ、モモ、麦、大根などの農作物はほぼ全滅した。耕作が困難となった農地も多く、噴火以前は2万人以上であった島民の約3分の2が島外へ移住した。移住先は種子島、大隅半島、宮崎県を中心とした日本各地のほか、朝鮮半島に移住する者もあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/桜島
他には------------------------------
宮中歌会始め、スキー記念日(ミズノ1944)、パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)
▲後醍醐天皇、内裏造営(1134)
▲織田信長が瀬戸に焼き物の特権を与える(1574)
▲鹿児島で大火、64人が焼死(1680)
▲フランツ・リスト、ウィーンでデビュー(1822)
▲板垣退助ら、日本初の政党「愛国公党」結成(1874)
▲政府が、青森、宮城、酒田の3県に対して屯田兵募集の通達を出す(1875)
▲オーストリア将校レルヒ少佐が新潟県高田(現上越市)の陸軍歩兵連隊で日本軍青年将校に日本初のスキー指導。ストックは一本(1911)
▲第1回全日本スケート選手権大会(1930)
▲NHK、大相撲のラジオ実況中継開始(1928)
▲第二次世界大戦で、ソ連軍がドイツ戦線を突破しポーランドに進撃。(1945)
▲第1回国連総会で国連安全保障理事会が成立。(1946)
▲中国に亡命していた日本共産党幹部・野坂参三が16年ぶりに帰国。(1946)
▲ソ連がスパイ・反逆などの罪に対し死刑復活(1950)
▲アチソン米国務長官がアメリカの防衛ラインをフィリピン・沖縄・日本・アリューシャン列島とする事を表明。(アチソンライン)(1950)
▲文化財保護委員会が平城宮址の発掘を開始(1954)
▲米国務長官ジョン・フォスター・ダレスが、共産圏に対する大量報復戦略(ニュールック戦略(英語版))を表明(1954)
▲アガサ・クリスティー、没。75歳(1976)
▲日本医師会の生命倫理懇談会が、脳死を個体死と認め、脳死段階での臓器移植を認める最終報告書をまとめる。(1988)
▲これまで国・公立大学のみ参加が可能だった共通一次試験に代わり、私大も参加ができるようになった大学入試センター試験、スタート(1990)
▲アメリカの彗星探査機「ディープ・インパクト」が打ち上げ。(2005)
▲アメリカ合衆国への入国手続きに電子渡航認証システム(ESTA)が必須となる。(2009)
▲ハイチの首都ポルトープランス近くでマグニチュード7.0の地震が発生(ハイチ地震)。(2010)
誕生:ペスタロッチ(教育者1746) ジャック・ロンドン(作家1876)
吉屋信子(作家1896) 加藤嘉(俳優1913) 三浦朱門(作家1926)
かまやつひろし(歌手1941) 三木たかし(1945) 村上春樹(作家1949)
楠田江里子(司会者・エッセイスト1952) 中谷美紀(女優1976)
誕生花:にわなずな (Sweet Alyssum) 花言葉:優美