観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

キンペーさんの笑顔が見たい(経済)

2017-04-03 14:17:22 | 政策関連メモ
アイディアって、書けば書くほど出てくるってところはありますよね。少なくとも、筆者の場合は、そうです。詰まったら、寝かせておくのもいいですよね。そういう訳で、トランプ氏が中国(経済)でどう対応すべきか、早速考えが出てきました。

中国も自由貿易を言いだしたし、日本も自由貿易で、トランプに翻意をせまる・・・というのも考えはしたんですが、結論から言うと、「保護貿易」でいきます。まず、トランプ氏は、保護貿易を強く打ち出しており([FT]トランプ氏の保護主義は本物だ(社説) 日経 2017/1/25 15:30)、ガラっと豹変する訳にもいかないと思います。トランプの保護貿易も、アメリカの声を反映した形で、何も全て悪い訳ではないのですから、メンツを失わない形を考えるべきだと思います。自由貿易がいいというのは、安倍政権の考え方ですが、筆者は二者択一で、トランプの考え方を変えることはできないし(これまでトランプの動きを見る限り、わりと皆そう思っているのではないでしょうか?)、そうするべきでもないと思います(公約を守るのも民主主義ですし、頑固にも相手を折れさせるという効果があります)。トランプ氏が保護貿易で折れないのだとすると、自由貿易をせまるのは、結局は弾劾に繋がりかねず、トランプ氏の信頼も失いかねません。せっかく、日本も(安倍政権も)いの一番でトランプ氏の懐に飛び込んだのですから、アメリカの保護貿易を容認して、折衷するのもひとつの手だと思います。自由貿易をあくまでアメリカにせまるのであれば(翻意させられなければ)、トランプ氏の懐に飛び込んだのは、判断ミスということになるでしょう。「裏切り」は誰しも勘づくでしょうから、危険でもあります。

中国が保護貿易の国だというのもひとつの根拠です。中国は輸出主導の重商主義国家だと思いますが、その自国産業育成の軌跡は明らかだと思います。キンペーさんも保守派ですから、ウッカリ自由貿易の旗を掲げたところはありますが、保護貿易と保護貿易で「米中手を握る」というシナリオには乗り易いでしょう。イヴァンカさんの娘に中国人のベビーシッターがついており、中国語も習わせているようです。その中国でビジネスをする姿勢は明らかですから、徹底的なドラゴンスレイヤーといった出来ない夢を見るよりは、妥当なところに落とした方が結果的に一番良い結果が出るのではないでしょうか?キンペーさんの笑顔が見たい。

安全保障面で中国から妥協を引き出したいという思惑もあります(「北問題、中国やらねば「我々が」とトランプ氏」読売オンライン 2017年04月03日 12時44分)。経済面でハードな交渉をしなくていいということでもありませんが、何らかの形で中国のメンツを守らなければ、交渉決裂になってしまうだけです。米中戦争は考えにくいのですから、現実的な形にしなければなりません。

具体的には、どうしたらいいか。筆者の考えは、中国に厳しいのかもしれませんが(これはもうしょうがない)、中国市場にアメリカの(及び日本・欧州など世界の国々の)企業の進出を許可してもらうという方向性です。もう進出はしているのですが、頑迷過ぎる保護主義が邪魔です。自由貿易を言える柔軟なキンペーさんにちょっと妥協してもらいましょう。技術移転の義務付けとか邪魔過ぎます。そこは自由に我々の企業を進出させてほしい。中国は宇宙開発でアメリカを煽っています。ソ連の技術もあるかもしれませんが、独自の技術開発もやればできると思います。中国模式(中国方式と解しています)でいけばいい。ちょっと我々の技術を盗ってやろうというこれまでのショートカット戦術が厚かましいし、周辺の国の警戒を呼んでいるでしょう。中国は長らく独自の技術を開発してきた国(外国の影響も勿論あったでしょうが)なのですから、歴史を思い出し、自信とプライドを持てばいいと思います。対するアメリカは、中国への過剰な警戒を解き、もう少し中国をアメリカで自由にさせてもいいのかもしれません。F-35を値切った時のように、同盟国の分まで交渉してくれれば(中国の制度を変えれば自動的にそうなります)、トランプを見る世界の目も変わってくるかもしれません。FTAなどで関税を下げる必要はありません。それは自由貿易ですから(自由貿易はやりたい国がやればいい。トランプも邪魔はしないでしょう)。トランプも中国を輸出基地にするような交渉は絶対にしないでしょう。そうではなく、中国市場でアメリカ企業ががより自由に活動し、アメリカ市場で中国がより自由に活動します。これは地元の雇用優先の姿勢と必ずしも矛盾しません。交渉が妥結し、笑顔でトランプとキンペー氏がガッチリ握手をし、世界が動けば、米中双方のメンツが立ち、世界は少し良い方に向かいます(しつこいようですが、みんなの分も、よろしくトランプ)。

中国経済が強くなったら、不味いっちゃ不味いのですが、もう両者は不可分な関係にありますからね。日中関係もそうでしょう。安全保障面の脅威はそれはそれとして対抗すべきですが、北朝鮮で具体的で有効な行動に出てくれれば、信頼が増すことは言うまでもありません。

迂闊だったかも

2017-04-03 14:17:11 | 日記
女性誌に言及した記事を昨日、書きましたが、迂闊だったかもかもしれません。寝た子を起こすような感じにも受け取れますからね。

でもまぁ、コッソリ女性天皇誕生から女系天皇誕生に繋げるような動きがあるような気がして(○守○報とかもそんな感じに見えますよね)、書かずにはいられなかったんですね。他意はありません。筆者に言われるまでもなく、男系論者は警戒しているでしょうしね。

まぁ筆者は折衷案的な男系優先論者なので、男系論者からすれば敵でしょうし、どっちの味方ということもありません。女性誌の方々が、筆者の論を使ってくれれば嬉しいですが(下心あり)、そうでなくとも(女系天皇でいくとしても)理論武装は必要かと思います。なし崩し的に女系天皇を導入する気か!と攻められたら、どうします?頑なに否定したとしても、結果的にそうなることが論理的に示されてしまえば、論破されたも同じです。レンホー氏が二重国籍を否定するようなもので、詰んでるものを頑張るのは、あまり効果がありません。

ふと女性問題でも勉強してみようかと思いはしたんですが、何を読んだらいいかすら分からないぐらい関心がありませんから、できないことは止めようと思った次第です。さすがに積み重ねが無いところからは、何も出てきません。失礼ですしね。

しつこいようですが、普通に悠仁さまに皇室を継いでもらおうという気持ちに偽りはありません。そうはさせまい(法改正しよう)とする勢力がいるのは、明らかなので、何とかしたいんですね。ただ、超傍系の旧皇族の復帰よりは、直系皇族(女性宮家)を推したいんで、通常の男系論者とも違うのが厳しいところです。焦りがあったかもしれませんね。

弱者の盾

2017-04-03 14:17:03 | 護憲勢力と仲間達
今日、駅前で「安倍政治を許さない」と書かれたカードを持って立っているおじいちゃん達を見かけました。

弱者の盾戦術ですかねw子供とか女性とかそういう方々が動員されて前面に出されるとやりづらいもんな。いかつい男だと逆にお前こそ許さないコノヤローで済むんですけど。

レンホー氏は生意気そうだから、女性の盾効果が薄くて助かっているところはあるかもしれませんね。

トランプ砲(為替操作砲)に思う

2017-04-03 07:41:19 | 日記
トランプが好きな為替操作砲ですが、何も為替操作を言うなとも思いませんが、あまり牽制効果が出ておらず、トランプ政権の人気を引き下げる結果になっているようです。為替操作を言うのは、アメリカの得意技ですが、政治経験のないトランプは上手く使えていないのだろうと推察します(味方のはずの共和党主流派を敵に回してしまったから、アメリカの持つ経験(情報)が上手く集まらないのかもしれませんし、トランプが人の言うことをあまり聞いていないのかもしれません)。

あくまで筆者の考えですが、為替操作砲が威力を発揮するには、相手が為替操作をしているという事実があるかが重要だと思います(金融緩和も為替操作の効果がありますが、アメリカも金融緩和しているという弱みがあります。また、通貨価値維持のための為替操作を批判しても、通常、批判の対象になるのは、通貨安誘導への方向性の為替操作ですから、あまり効果が期待できないと思います。日本も昔は為替操作をしていたでしょうから、効果も有ったでしょうが、今は疑問です)。また、こうした攻撃はアメリカ世論の後押しがあることで迫力を増します。日本が昇り調子だった頃は、アメリカも団結しやすかったでしょう。雰囲気が重要です。車をアメリカ国民がぶっ壊しながら、撃たれたら、堪ったものではありません。攻撃するなとは言いません。するなら、正論と雰囲気のセットです。これなら、効果を発揮し、アメリカ国民も、トランプなるほどと思うでしょう。空砲は出来るだけ撃たない方がいい気がします。個人のブログじゃありませんからね。

愛子さま見せ始めた自信示され始めた「女性天皇」への道

2017-04-03 04:08:45 | メディア
別に筆者が転向した訳じゃありません。「女性自身」の記事のタイトルです。普段、女性週刊誌を見ることはありませんが、書店でタイトルが目に入り、中を確認しました。

小難しい女性天皇論はありませんでしたし、記事内容に不満も特に無いのですが、女性天皇に誘導するタイトルはどうかと思います。女性天皇自体は伝統に沿うものですが、非婚ないし皇族との結婚が前提でした。今の時代、それが有り得るのかという疑問があります。悠仁さまがいらっしゃるにも関わらず、その辺をつきつめず、ただ女性天皇に誘導していくのは、卑怯ではないかと思います。愛子さまが天皇になられた、結婚された、子供ができた、子供が天皇になれないのはおかしい、となし崩しに女系天皇が認められていくのでしょうか?

女性週刊誌が如何ほど影響力があるのか知りませんが、記者が何も知らないってことはないと思います。(議論をすっとばして)勝手に雰囲気づくりをされると厄介ですね。世論調査への影響も考えられます。

これまで通りです

2017-04-03 03:29:34 | 日記
見て拡散してくれた人がいるなら、感謝はしてますよ。ただ、その詳細について筆者は知らないですからね。勝手に想定しているだけ。筆者の思うように使わない人もいただろうけど、それはもうしょうがない。公開しているのだから。

これまで自由に書いてきたし、(見られても見られなくても)これからも自由に書きます。結果的に読者と意見が一致すればいいですけどね。論調を変えようなんて横着なことは止めた方がいいですよ。簡単に論調が変わってしまうのはメタ的なことが分からないからというのはありそうですが、そういう人は考えるのに向いてないと思います(あんまり意味は無いでしょう。多分)。

中国についてどう対応すべきなのか、いろいろ考えてますが、あっちを立てばこっちが立たずで、中々方針が固まりません。トランプの出方を見てからになるかもしれませんが、上手い具合にビジョンができれば、直ぐ書きます。

森友その他書きたいことができれば、直ぐに書きます。

一々文句言う奴がワラワラ現れて好きになれって方が難しいと思いますね。何か筆者が悪いみたいですけど。何も知らされず書いているだけですから。