大江廣海
かたおかの毛山の
ひごもり
うち霞
いがきを
もるる
春の初風
昨日は木曜稽古
掛けものは懐紙
春 懐紙
というように
春にふさわしい
といわれる掛けものだ
筆者は大江廣海 オオエヒロミ
明和6 - 天保5
1769 - 1834
江戸時代後期の国学者だ。
字は景迹。
号は檉園、健斎。
村田春海に学び、京都で活躍した。
とのこと
ひごもり とは
農作業の安全と豊作を祈願し
氏神様や天神様の境内で
お酒やごちそうを楽しむ。
日中に境内に籠もることから
日籠りというようだ
いがき とは
「斎垣」と書くようだ
(みだりに人の入ることを許さない)
神社のまわりの垣。
玉垣。
瑞垣(みずがき)。
わたくしめ七十四歳になったが
まだまだ
知らない言葉がたくさんある
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