村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

うらうらに照れる春日

2024-04-11 22:29:43 | 村雨庵 稽古 

 大伴家持
うらうらに
照れる春日に
ひばり上がり
心悲しも
ひとりし思へば

今日は木曜稽古
蛭釘に自在を吊り
手取釜を掛ける

もう一つの炉には
裏鏊釜(うらごうがま)で
透木の扱いのお稽古
炉の茶の湯もあとわずか

裏鏊釜ウラゴウガマは
天命作の鏊ヤキナベの底が
見事であるところから
考案されたと。
鏊ヤキナベをさかさまにし、
底に穴をあけ釜の口とし、
これに別に作った底を
後から取付け
釜に仕立てたもの。とか

宗旦好みは、
釜の胴と底の部分に段があり、
裏に左右に二つづつ
計四つの賽の目の鐶付が付き、
そこに鉄の舌のような形をした端立を
差し込んで透木に掛けて使用。

今使ってるこの
裏鏊釜ウラゴウガマは
黒豆さんから頂いたもの
上記と同じようなので
どうやら宗旦好みらしい


写真は我が家の紅葉
先週からの雨で物凄いスピードで成長してる
葉が伸びてきたなと思ったら
紅葉の花が咲いている
葉は柔らかく揺れてる

テンプラで食べられそう



裏鏊釜は、

コメント
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