村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夏の夜は

2023-06-30 23:00:08 | 村雨庵 稽古 

 式子内親王
夏の夜は
やがてかたぶく三日月の
見る程もなく
明くる山の端.

今日は銀座で誕生日会
銀座五丁目の
「加賀屋」
香り箱というメニュー  

 

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夏越の祓い

2023-06-29 23:12:06 | 村雨庵 稽古 

水無月の
夏越の祓いをする人は
千歳チトセの命
のぶというなり

明日は六月の晦日
6月30日は水無月を食べる日。
「夏越祓 ナゴシノハラエ」
「水無月の祓 ミナヅキノハラエ」とも呼ばれる

神社の鳥居の下や
境内に
チガヤで作られた大きな輪が据えられ
その輪をくぐる
半年間の罪や穢れを祓い
残り半年の無病息災を祈願する

その六月のお菓子が
「水無月」

「水無月」は
白の外郎生地に
悪魔払いの意味の
小豆をのせて
暑気を払う
三角の形は氷を表す

枝豆や小豆をのせた
三角の形の玉子豆腐やシンジョウ
若いときの六月の懐石には
煮物椀として重宝した

今日は木曜稽古
五名のお弟子様が見えて
それぞれ点前した
お菓子は金団の「苔清水」と
その「水無月」
届いた時は蒸したばかりなのだろう
お菓子の箱が熱々で
嬉しい

 

写真はご馳走になった三友居のお弁当

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いわけなう

2023-06-28 23:07:17 | 村雨庵 稽古 

いわけなう日うらの白き胡瓜哉 子規

いわけなう→いわけ‐な・し【稚なし】
=幼い。あどけない。子供っぽい。

日うら=日陰のこと


今日は水曜稽古
寄付は
西山翠嶂の
鷺と胡瓜の絵にした

西山翠嶂
にしやま-すいしょう
1879-1958 
明治-昭和時代の日本画家。
明治12年4月2日生まれ。
竹内栖鳳(せいほう)に師事。
昭和8年
母校京都市立美術工芸学校の校長,
12年芸術院会員。
青甲社を主宰し,
堂本印象,上村松篁らをそだてた。
32年文化勲章。
昭和33年3月30日死去。78歳。
京都出身。
本名は卯三郎。
(コトバンクヨリ)

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ならの葉かげの重なりて

2023-06-27 23:31:17 | Weblog

 藤原定家
たづねいる
ならの葉かげの
かさなりて
さてしもかろき
夏衣かな


明日は稽古日なので
掛けものを替える

「雲表清露」
小堀卓巌筆
先週はこの軸を掛けていた

読み方は
ウンピョウノセイロ
意味は
雲の上の尊い世界の
清らかな露。
天上界の教えは無垢であり
清浄である。
この世のものならぬ清浄な霊水

「清浄な霊水を沸かした湯で点てた一碗の茶、
と解してよいであろう」

芳賀幸四郎
「禅語の茶掛 一行物」

若いとき
三十代前半
芳賀先生の講座に通っていた
禅語の勉強に
月に一度
表参道の梅窓院まで出掛けた
そこでバイ様に偶然会ったのだ

芳賀 幸四郎
はが こうしろう、
1908年1月25日 - 1996年8月6日)は、
日本史学者。
東京教育大学名誉教授。
東山文化研究の第一人者。
また、禅を極め、
臨済宗妙心寺派系の法を嗣ぐ老師でもあった。
庵号を「如々庵」(にょにょあん)、
道号を「洞然」(とうねん)。
(ウィキペディアヨリ)

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紫の睡蓮の花

2023-06-26 23:18:31 | お勉強

 与謝野晶子

紫の睡蓮の花ほのかなる

息して歎く水の上かな


今日は○○研究会
紫兎先生と御坊っちゃまと
お勉強に行くのだが
わが家からほぼ一時間半
ようやくたどり着いた
玄関の土間から
一段上がろうとしたところで
なぜか私と先生とが
絡み合いながら転んでしまった
さいわい厚い玄関マットの上に転んだので
二人とも怪我はなく
打撲も何もなかった
スローモーに転んでいく最中
先生の頭とかが
どこかに打たないようにと
気を付けた気がするが
何もできず
気がついたら転んでいた

転ばないようにと
言っていた口が乾かないうちに
実際に転んでしまった
固いところがなかったので
二人ともどこも怪我なく
無事である
でも
気を付けないと
皆々様も

写真はすいれん

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一重衣は山吹の

2023-06-25 23:35:06 | 茶事 茶会 

 藤原兼輔
わが着たる一重衣は山吹の
八重の色にもおとらざりけり

藤原兼輔 フジワラノ カネスケ
平安前期の歌人。
三十六歌仙の一人。
歌人清正キヨタダの父で、
紫式部の曾祖父。
従三位中納言まで進み、
その邸宅が賀茂川堤にあったので、
堤中納言といわれた。
藤原定方などとともに
紀貫之や凡河内躬恒などの
専門歌人の後援者であった。
家集に「兼輔集」があり、
「聖徳太子伝暦」の著作もある。
元慶元~承平三年(八七七‐九三三)

今日は日曜日
お弟子様のサカチカさんちの茶事へ出かける
いつもは水屋に入るのだが
久しぶりに客になる
一重の着物ではもう暑い気温だ
その上に絽の塵よけを着るから
ますます暑くなるが
まあ仕方ない
今どきは茶事に伺えばどこも冷房が効いて
着物でも涼しいはずだ
がまん我慢

茶事も配役によって感じかたは変わる気がする
亭主は主役
責任重大 終われば達成感に満ちる
アスリート
水屋は時間に添ってスムーズに
熱いものは熱く
冷たいものは冷たく
できたら嬉し
自己満足でも大丈夫
正客は
回りに休みなく気配りする事
詰に必要なのは懐石を早めに食べる
のんびりしてはだめでしょう
でも
茶事の客は心癒される
道具のあれこれを鑑賞し
懐石を無心で味わい
ほどよくお喋りをする
今日はお詰めをしたので
少しは動いた気がするが

客も楽し

茶事の後は
お礼の文をしたためよう
さて墨でも磨ろうかしらん

写真は今日の花入

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一輪咲きぬ草の中

2023-06-24 23:24:51 | 茶事 茶会 

萱草の一輪咲きぬ草の中 漱石

ああ、昨日は寝落ちして
ブログも書けなかったし
大好きなテレビドラマ
夜10時からの
「ペンディングトレイン」の最終回だったが
ぐうぐう寝てしまった

今日は
お弟子様の森金さんの
今週二回目の水屋を担当
庭の水引を切り、
予め頼まれていた
背の高い扇風機を持って
迎車のタクシーに乗り込む
「扇風機をそのまま持って乗り込むお客さんは初めてデスネ」
と言われた。

その扇風機はサカチカさんのだが
不要とのことで
私と森金さんが欲しがった
が 私の負け
わが家にも同じような
背の高い扇風機がある
もう一つあってもいいかと
手を上げた
エアコンあり
背の高い扇風機は1台
低い扇風機が二台
すでにある
のにだ
また欲しがる癖がある
そして捨てない
から
ものがドンドン増え続ける

茶事は予定時間をだいぶオーバーしたが
無事に終わった

焼きもののカマスは
美味しそうにふっくら焼けたし
ほぼ満足

写真は 浜離宮の萓草カンゾウ

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梅雨もよし

2023-06-22 23:11:12 | 村雨庵 稽古 

気にかかる事もなければ梅雨もよし 虚子

高浜 虚子
タカハマ キョシ
1874年〈明治7年〉2月22日 ~ 1959年〈昭和34年〉4月8日)
明治・大正・昭和の日本の俳人・小説家。
本名は高浜 清(たかはま きよし、旧字体: 高濱 淸)。
旧姓は池内。
『ホトトギス』の理念となる
「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。

今日は木曜稽古
午前10時から二名のお弟子様
サカチカさんと
ウエストさん
それぞれ
お昼頃にお稽古は終わり
その後は
夕方6時には秋さんの予定が入ってる
さて
休憩時間が大分ある
午前中のお弟子様お二人と
いつもの魚屋さんへお昼を調達

毎週木曜日のお刺身の日を取止めてるので
お魚は随時いつもの魚屋へ買いに行く
お刺身と
煮魚とか焼き魚を買う
普通のお魚のほかに
玉子焼に魚のサラダ
厚揚げやさつま揚げも売ってる
三人で適当に買って
あっさり解散
昼食は買ったばかりの
カレイの煮魚
お魚のマリネのサラダ
それに
頂いた肉味噌
即席味噌汁
アイリスオーヤマのチンするご飯
昭和の献立を
美味しく味わって満足

写真は どこだろ長谷寺かな

 

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幽かに聴こゆ馬の鈴

2023-06-21 23:26:57 | 村雨庵 稽古 

夏至の日の幽かに聴こゆ馬の鈴 石鼎セキテイ

馬の鈴が聞こえてくる
なんて
夢の世界のようだ

原 石鼎
ハラセキテイ
1886年3月19日 - 1951年12月20日
島根県出身の俳人。
高浜虚子に師事、
「鹿火屋」を創刊・主宰。
大正期の「ホトトギス」を代表する作家の一人。
色彩感覚に優れたみずみずしい作風で
一世を風靡した。

今日は水曜稽古
コロナ禍でずっと休んでいた七亊式の稽古を
今日から始めることにした
午前10時から集まりはじめ
まずは花月
午前中は五名揃わず
私めが参加しても四名だったがはじめた
そのうち一人二人と見えて
五名が揃った
お弟子様の見える時間の都合で
午後から見えたり
入れ替わりに帰ったりしながら
平花月
炭付花月
濃茶付花月
平花月
炭付花月
濃茶付花月
と繰返す

久しぶりに
折据えを置く細かい畳目を数えて
参加者には結構な脳トレになったはずだ
また
来月

写真は若い友達が撮った
長谷寺

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ひらひらと

2023-06-20 23:19:19 | 茶事 茶会 

ひらひらと挙るあふぎや雲の峰 芭蕉

今日はいい天気
お弟子様の森金さんの
お茶事の水屋に
行く

下ごしらえは森金さんが
前日の昨日に
出来ることは全て済ませ私は
当日の魚の切りもの
向付と
その他
温めたり盛付たり
そうそう難しいことはない
でも焼きもので失敗

最近は魚は
グリルで焼く
時間設定が付いてないので
携帯のタイマーをセットしたが
失敗
焼く時間は八分で様子見る
その八分を
八時間でセットしてしまった
いつまでもアラームが鳴らない
気が付くと、焦げてる
失敗
いい匂いがしてたし
もう少し早めに見れば良かったと
後悔した

後悔とは
してしまった事について、
後から悔やむこと。

「後悔先に立たず」
(事が終わって後にくやんでも
取返しがつかない)
例文
今さら後悔しても始まらない」

 類語
悔やむ(くやむ)
悔いる(くいる)
 く関連語
悔悟(かいご)
悔恨(かいこん)
悔い(くい)
懲りる(こりる)
思い残す(おもいのこす)

写真は夏椿

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五器に盛ばや草枕

2023-06-19 23:33:06 | 茶道具、古美術、骨董

あぢさゐを五器に盛ばや草枕 嵐雪

五器ゴキと高麗茶碗の一種の呉器のこと

呉器は
形が椀形で、
禅院で用いる飲食用の木椀の
御器に似ていることに
由来する
といわれます。

一般に、
大振りで、
見込みが深く、
丈が高く木椀形で、
高台が高く外に開いた
「撥高台(ばちこうだい)」が特色

素地は、堅く白茶色。
釉薬は薄青みがかった
半透明の白釉がかかります。
呉器茶碗には、
「大徳寺呉器」、
「紅葉 呉器」、
「錐呉器」、
「番匠呉器」、
「尼呉器」などがあります。

「大徳寺呉器」は、
室町時代に来日した朝鮮の使臣が
大徳寺を宿舎として、
帰国の折りに置いていったものを本歌とし、
その同類をいいます。

形は大振りで、
風格があり、
高台はあまり高くありませんが、
胴は伸びやかで雄大。
口辺は端反っていません。

「紅葉呉器」は、
胴の窯変が赤味の窯変を見せている
ことからその名があり、
呉器茶碗中の最上手とされています。

「錐呉器」は、
見込みが錐でえぐったように深く掘られて、
高台の中にも反対に
錐の先のように尖った兜巾が
見られるので
この名があります。

「番匠呉器」は、
形が粗野で釉調に潤いがなく
番匠(大工)の使う木椀のようだ
ということでこの名があります。

「尼呉器」は、
呉器の中では小ぶりで丈が低く、
ややかかえ口なのを
尼に譬えたもの
といいます。


今日は月曜日
早めに目が覚めた
片付けの手伝いを頼んでいるのだが
昨日急に
明日行きますけど
とメールがあった

片付けてくれると言っても
その前に少しは
片付けておかないと
恥ずかしい
こっちの手提げ袋には
懐紙の束やら古袱紗の箱

小さな布の袋に赤い帛紗
古袱紗が三枚、扇子に懐紙が入ってる
また別の小物入れにも
茶道具セット
捨てられては困るので、あらかじめ避けておく
新しいソックス
新しい足袋も出てきた
良かった

写真は
鎌倉長谷寺のアジサイ
日曜日に出かけてきたのでと
若いお友達が写真を

たくさん送ってくれた

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梅雨霽ツユバレの川

2023-06-18 21:21:37 | お勉強

 与謝野晶子
天の原にごれる海をみなもとに 
なして行くらむ梅雨霽ツユバレの川

浮世草子に
財宝残らず釜の下の灰、広庭の落葉までも
ゆづる也とある

竈の下の灰まで→家の中のものあますところなく。
全部の意。

江戸時代は「灰買い」という職業があったという
・染色の定着材
・土壌の改良剤
・焼き物の釉薬
また草木灰に含まれるアルカリ性と
細かい珪酸分を利用し、
茶碗等の器物の洗浄や、
汚染されていない灰で
人体の洗浄剤や
傷口の消毒剤
にも用いられてきたようだ

週二日間の稽古日に
風炉の灰型
二文字押切を二つ
なかなか満足とはいかない
いや満足は一度もない

炉の灰は
灰汁アクの抜けた灰にして
サラサラと灰さじから撒かねばならない
でも
風炉の灰は
灰汁をとってしまうと
サラサラして
灰型ができない

ただ
炉になるまでの
風炉の半年間
日常の炭手前を繰返し
篩フルイでふるうを繰返す
そして
炉の季節になれば
また次の風炉までの半年間
私は水屋の縁の下にしまっておくだけだ

若いときには
灰の本を読んだり
灰型の講座を受けたりしたが
結局は自己流
今日は朝日カルチャー
灰型のお話しはとても勉強になった

写真は最近凝ってるパン

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青梅に眉あつめたる

2023-06-17 22:41:01 | 懐石・料理

青梅に眉あつめたる美人哉 蕪村


昭和十年発行の「茶料理」に
小吸物のことが書かれている
「昆布仕立は
 水三合に昆布二寸
 昆布の味が付かない位で昆布引上げ
 少量の鹽シオで加減
 昆布の味や香が、
 はっきりしては
 箸洗の目的に適せず
 この急所をよく
 心得て置いて頂きたい」


この時の実は
衝羽根ツクバネと
契チギり梅
衝羽根の姿の良く一つ整ったのを
椀に盛り汁を注いでから
梅干を加える
先に梅をいれると
椀の底に喰ひ付いて
離れ難いことがあります
とあった

今日は土曜日
予定では朝9時24分
踊り子3号に乗って
お弟子様のお茶事に出かける予定だったが
家庭の事情で行けず
つらいところだ

朝から見事な晴天
私は
一日中そうじ片付け昼寝付

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うつつなき身や蝸牛

2023-06-16 23:00:00 | お勉強

出る杭の
うつつなき身や
かたつぶり 
    蕪村

梅雨の頃のラインのイラストに
紫陽花とカタツムリ
良い組合せだ
カタツムリは
最近とんと見かけない

今日は金曜日
商店街の郵便局へ振込の用事がある
いつもの魚屋に寄ってお喋りがてら
焼魚と煮魚をあるだけ大人買い
それでも二千円以下
これで暫しのたんぱく質は確保した
味もついてるし
すぐ食べれるから
良し

写真はお友達からの頂戴した
セレブなご飯のおとも
有難く栄養補給した
感謝

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忘れ草  

2023-06-15 21:49:49 | 村雨庵 稽古 

 古今集・よみ人知らず
忘れ草
たねとらましを 
逢ふことの
いとかく難き
ものと知りせば

今日は
雨が降ったり止んだり
梅雨の最中ゆえ
雨はつきものだ
ようやく庭の
半化粧が葉を白くし始めた
友人のハイさんが
この半化粧を欲しいという
今日のお茶のお稽古のあとに寄るとのこと
背の伸びた半化粧を四,五本
紙にくるんで差し上げた
茶の流儀は宗偏流とのこと

宗偏流は・千宗旦の子弟である
山田宗偏(1627~1708)がはじめた流派

宗偏は宗旦四天王の一人。
腕の立つ職工として茶杓、茶碗
などを手がけ、宗旦の厚い信頼を得た。
宗旦は祖父利休の没後、
経済的にどんなに苦しい状況にあっても
大名仕えはせず、
ひたすら質素に徹する
宗旦の苦しい時代を支えたのが愛弟子の山田宗偏。
宗旦の侘び詫びの精神に深く共鳴した小笠原家に
仕官した宗偏は、宗偏流を確立し、
十一代まで続いている宗偏流の当主は現在、鎌倉市在住。
千利休の精神は
400年を経た今日にも
しっかりと受け継がれています

ネットにあった

 

 

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