村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

暑気ばらい

2012-07-31 22:28:08 | 懐石・料理
今日はふみの会の暑気祓い

運ばれてくるお料理を見ればまず嬉しい
その幸福感を写真に撮りたかったが

今の携帯は光が多く入ってしまい
難しい
あまり良く撮れなかった











この後にお菓子とお薄
お菓子はわがお菓子の先生が作られたもの
言うまでもなく
美しく美味しい



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夏の茶はわが身に沁みて耳澄ます

2012-07-29 23:30:01 | 茶の事
何にも無い
日曜日
ゴロゴロ
ゴロゴロ

月例短歌を便せんに清書し
夜10時過ぎ
家を出てポストに投函
結社に送った
月が綺麗である 
宵月というらしい


題は七夕茶会

照明の暗い茶室に客満ちて動けざりわれもその一人なる

桃色の唐糸草を入れたりし花を愛ずるとう七夕茶会

菓子鉢を裏返すれば印ありて清水六兵衛の清の一文字

伝来の粉吹茶碗はいくつもの金継ぎあれど品格たもつ

床の間に掛る瀧の絵その画家を横山清輝と落款に知る

さみだれの降りそめくれば急ぎ入る如庵写しの茶室の庇に

夏の茶はわが身に沁みて耳澄ますさらさらと茶を泡立つる音

村雨庵
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草花露

2012-07-28 22:20:47 | 茶の事
土曜日は七事式の会
法磨之式、貴人清次濃茶付花月、貴人清次花月
法磨は申し合わせで誰かが花をいれる、
亭主が炭をし、
折据えの花を引いた人が亭主の言う点前をして
他の人が十種香札で採点する

草花露
おきとめて千草の花の色々と
みしも一つの野辺の白露   盛胤

盛胤入道親王
1651-1680 江戸時代前期,後水尾天皇の第18皇子。
慶安4年8月22日生まれ。
母は四辻季継の娘。
明暦3年慈胤入道親王の弟子となり,三千院にはいる。
万治3年親王となり,出家。
寛文13年,延宝5年の2度天台座主をつとめる。
延宝8年6月26日死去。30歳。
幼称は英宮(ふさのみや)。
俗名は常尹(つねただ)。《コトバンクより》



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朝顔や・・・

2012-07-26 23:28:17 | 村雨庵 稽古 
木曜稽古
今日も暑い一日だった

朝顔・・・
と想像するだけで
涼しい気分になりそうな

朝顔や
したたかぬれし
通り雨   一茶


届いた菓子は
錦玉製の「玉川」
透明の錦玉を覗き込むと下の方には玉砂利が沈み鮎が緩やかに泳いでいる
見た目はとても綺麗だが甘い とにかく 甘かった




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2012-07-25 23:53:57 | 村雨庵 稽古 
軸は「水」の一字

嵯峨之翁九十六とある
大覚寺門跡 の筆である

水の字は変化して雲とも龍のようでもある
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玉の緒

2012-07-24 23:09:52 | 茶の事
掛け物はは短冊
只者ではない立派な中廻し
筆者は慈胤法親王ジインホッシンノウ

契恋
忘るなよ程はふるとも開ヒラキおくわが玉の緒の絶えぬ限りは 慈胤

慈胤法親王ジインホッシンノウ 
元和三年生まれ 元禄12年薨去 84歳
常修院宮 梶井門跡 後陽成天皇の第十五皇子



花入は蝉籠
花は沼虎の尾と白い桔梗



菓子は
いと重菓舗の友禅流し
涼しげで
とても綺麗だ







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夕月夜

2012-07-24 01:16:52 | 懐石・料理
今日は七月 三回目の料理の稽古日だ
続けてする事もあるが 今月はバラバラであった
今日は二名
11時に集合、献立を書き写したら、その作り方やらを説明をする
作った料理を食べ始めたのは五時前
のんびり食べて、ゆっくりお喋りしていた
ふと時計を見るともう七時
急いで食器をかたづけ
さよならするやいなや電話が鳴った
「今日、御予約なさって・・・」と
電話の内容を半分聞いて気が付いた
美容院に予約していたのだ
「すぐ行きます」焦って返事をし
急いで歩く

西の空に切れのいい三日月が浮かんでいる
久し振りに見る月だ
暦を見ると今日は「夕月」という月らしい

山のはに
あかで入ぬる
夕月夜 
いつ有明にならんとすらん 
大江公資オオエノキンヨリ
   


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菓子の銘は「常夏」

2012-07-22 22:15:52 | 茶の事
お菓子作りは
勿論楽しい
今日は桃となでしこ
古くは
なでしこを常夏とも言うから
菓子の銘は「常夏」

ちりをだに
すゑじとぞ思ふ
咲きしより 
妹とわがぬる
常夏の花  凡河内躬恒


下の菓子は先生の作品



だがまだ、朝ごはんも食べず、水も飲まずに
菓子教室のテーブルに立っている
そのうちお腹がすき
力が入らず仕方なく椅子に座る
でもそういつまでも座っていては仕事にならない
少し元気になったら
立ちあがり参加する
飛びチャンも朝抜きなのに
さすが若いせいか見た目は元気だ

終われば、何より
嬉しいビール付昼食



終わると袋物をみんなでする
今日は初めてカズ様が一緒で四名
袋物はいわゆる手芸だが
みんなですると 
これまた楽しい



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上野は雨

2012-07-21 22:57:29 | 美術館・博物館
今日は山とAと
上野の東京都美術館へ行った
マウリッツハイス美術館展

入場まで50分待ちを ずるずると並んで待つ
今日の目的の
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
一番前で見るのに30分待つとある 
その列には並ばず 横からで30秒待ちで見た
思いのほか小さめでターバンの青が綺麗だった




写真はクリアファイル



雨が降ってきた 
東博へ急いで向った
法隆寺館へも寄った
帰り
芙蓉が咲いている
花はとても大きく
優雅に揺れている





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行く蛍

2012-07-20 23:31:52 | お勉強
行く蛍
雲の上までいぬべくは
秋風吹くと雁に告げこせ 伊勢物語

      

今日は伊勢の会
いつもの中華屋でランチを食べる
まずは生ビールの小で乾杯
セットの春雨と鶏揚煮をとり、三個入りの春雨
玉子スープ、ご飯、冷や奴、デザートの杏仁豆腐が付いている
気持ちもお腹も満腹
食事をしているうちに外は雨
雨の中を家に向かう

7月初めに根津美術館で陶磁協会の茶会があった
私は行かなかったが、今日の紫兎様と松風様はいらしたので
そのお話しをしばし

さあもうすぐ夕方
ちょっとだけ読もうかと
今日は伊勢物語41から45までを

第45段 行く蛍 
むかし男ありけり
大事に育てられた娘が意中を打ち明けられず恋煩いになり、
今にも死にそうになって親にその思いを打ち明けた
親は泣きながら男に知らせ男は慌てて駆けつけた
しかし娘は亡くなってしまった

その後男は女の喪に服してひきこもる
時は六月の晦日
夏のさなか暑い
夜になると音楽を奏し心を慰めるが夜も更けて眠る時間になる頃には
次第に風が涼しく吹き蛍が飛んで高く飛ぶ
それを男は寝たまま歌を詠んだ

行く蛍  
(飛ぶ蛍よ)
雲の上までいぬべくは
 (高くに雲の上まで飛ぶのならば)
秋風吹くと雁に告げこせ
 (もう地上では秋風が吹いてそろそろ雁もやってくる頃になったのですと雁に伝えてくれ)

なかなか黄昏がこない夏の一日に
しみじみと物おもいにふけっていると
何だか 
もの哀しくなってくるものだ





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夏の月

2012-07-20 01:02:18 | 村雨庵 稽古 
木曜稽古である
昼間は暑いのなんのって 暑い のだ




夕方にザーッと
雨が降った

そのせいか
夜も更け 
最後に帰るお弟子の森金さんを木戸まで送って行くと
思いのほか
外は気持ちの良い
涼しい風が吹いている


夏の夜は
まだ宵ながらあけぬるを
雲のいづこに
月やどるらむ  清原深養父


清原深養父キヨハラノフカヤブは
清少納言の曾祖父


otakeさんが百人一首の中で選んで読んだ歌

夏の月も良いものだ



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菓子は

2012-07-19 01:20:43 | 村雨庵 稽古 
昨日 梅雨明けした
暑い すごく蒸し暑い
その中を稽古にやってくるのだ
エアコンに扇風機
明かりは暗めにして
今日は割蓋平水指での点前にしよう
寄付は墨竹を掛けて
本席の軸は便面に蜀山人の狂歌 
昼間の部が終わり、夜の人達が来るまでのわずかな時間
また路地に水を撒いた

千草庵の菓子は 鬼灯ホオズキ
赤い実が微かに透けて小さな提灯のようだ
お祭りの時に丸い赤い提灯が飾られるが
それも鬼灯提灯というらしい


虫売と鬼灯売と話しけり 正岡子規



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後ろ姿

2012-07-16 23:51:19 | 茶の事
先日お弟子の89歳の父君が心筋梗塞で倒れ、病院に運ばれた
初めは意識も定かでないが、だんだん元気になるとこんな夢をみたのだと言う
愛する奥さんや昔仲良しだった妹や懐かしい両親が
「こっちはいいよ、何でもあって、何も持ってこなくていいし、楽しいよ」そう言っている。
すると父君は「いや、子供たちが心配しているから、まだ行かない!」と
頑張ってぐっと歯をくいしばったのだと・・・
ベットでそう話してくれたのとお弟子は嬉しそうに言う
それから今はどんどん快方に向かい退院もまぢかのようだ

あの世で何もいらないらしい

夕方 送り火をした
お盆はおわり御先祖様はお帰りになった


団扇もて
あふがん人の
うしろむき   芭蕉

祖母の後ろ姿を思い出した

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雷を・・・

2012-07-15 23:50:57 | 茶の事
今日は文の会
バイ様とhiroko様との勉強会だ
お昼にいつもの中華屋で待ち合わせ
相手変われど、場所変らずだ
昼から生ビールで乾杯し
それから、ゆっくり勉強会
内容はお喋りが主で
たいした勉強はしないが
いにしえの茶人の手紙を読む事
まずは楽しく、繰り返し勉強する
ちょっと勉強して疲れると自然と
お茶の時間となる
今日のお菓子は先日頂いたyosie先生作の「和三盆水羊羹」
梶の葉を銘々皿に敷き、金箔の降ってある水羊羹をのせた
お二人とも一口含んだところで驚きの声を上げる
美味なるものは幸いも伴う
互いに味わいつつ薄茶をのむと
ピンポンとベルが鳴り
若住職が急ぎ足で棚経にお越しになった
みなで神妙にお坊様のお経をきく、不思議な時間と空間だ
終わると
お布施とその水羊羹とお薄を差し上げた
作法はわかりませんがと
背筋の伸びたお姿でお茶を召し上がる

仏教の三聖木サンセイボク
摩耶夫人が無憂樹の木陰で手を差し伸べた時、右腋から釈迦が生まれ。
釈迦が35歳の時、菩提樹の下で悟りをひらき。
80歳の時、沙羅双樹の生い茂る林の中で涅槃に入った
その無憂樹、菩提樹、沙羅双樹を三聖木というと
お喋りの最中の盆に相応しい話題だ



雷を
まぢかに覚めて
かしこまる    山頭火

夜になって電話が鳴る
モリーナさんからの電話だ
「大丈夫ですよ、こちらは」
大雨で心配していたが、声を聞けば安心し、うれしい
此方からしなくてはいけないのに
お電話頂き恐縮
どうぞお元気で また・・・


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日の道や

2012-07-15 00:26:22 | 茶の事
日の道や葵傾く五月雨 芭蕉

九州の方では
経験した事の無い大雨
いまだかつてない酷い状況をテレビで見ると尋常でない
大丈夫だろうか 

花屋でお盆セットを買った
真菰マコモとオガラ、蓮、みそ萩、藁でできた馬と牛
それにほおづき等が入った花束みたいなかざりが一包みになっている
仏壇の回りをかたづけ、飾り、岐阜提灯に火を灯した
昨日13日、お盆の迎え火を焚いた

床の間には六字名号を掛ける 
南無阿弥陀仏

困った時だけ本気で神様や仏様にお願いする

今日は14日懐石料理の稽古日
生徒は二名
7月、8月は茶事の予定が無いので
献立も夏野菜をたくさん使い味噌で食べる、小吸物はトマト、
メバルの梅、山椒煮、それに梅雨鯵の刺身
野菜が多くすぐに満腹

夏も良い


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