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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

地味だけれど

2025年04月28日 07時44分08秒 | 身の回りの生き物のこと


アマガエル(雨蛙)がそこここで見られるようになったが、まだ冬眠から覚めたばかりで動きが緩慢。
その様子では蛇に見つかれば逃げようがないと思うけれど、先日観たアオダイショウ(青大将)も同じ場所から動かない。
やはり変温動物は気温が上がらなければ、思うように動けないということか。
今のアマガエルはどれを見ても地味な色合いで、土の中に潜った状態から憩える葉っぱの上に至るのはまだ先のようだ。
その前にやることがあるのは、わがビオトープ周りの田からの合唱を聴けば分かる。
繁殖産卵時季だからゼラチン状の卵塊と孵化した小さなオタマジャクシを田の浅い水たまりに観られるのはもうすぐ。
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足元の花

2025年04月27日 11時18分11秒 | 身の周りの植物






何年前からか同じ場所で青いキクザキイチゲ(菊咲一華)=キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)の花が咲いているのを裏のビオトープ脇で見る。
他の草が蔓延る前の雪解け後わずかな間が、この手の儚げな仲間の勝負時。
はじめに見つけた時は、文字通りに一輪草が一輪だけだったのだが、何となくこの場所を他より気を遣うからか増えてきたようで、今春は10輪ほど咲いている。
これでまた、もっと大事にしようと考えてあれこれやると逆効果になるに違いない気がするので、さりげなくそっとしておくしかない。

道路からわが家に車で入るコンクリートスロープの傍に、菫(スミレ)が咲いていた。
宇治の散歩コースの道路の縁石周りに生えている一般的な濃い紫の菫ではなく、雪国仕様で儚げ。
日本のすみれ族は約60種あるそうで、ちょっと検索したくらいでは同定は難しい。
スマホの『調べる』で調べる限り、どうもスミレサイシン(菫細辛)のようだ。
花の裏には天狗の花のような蜜を貯めている距もあって不足はない。
ただ、葉っぱの形状が少し違うようだが、これも雪国仕様になっているとみなしたい。
蟻が運んできて隙間にハマり込んだ種から発芽して居場所を見つけた状態なのかもしれない。
端に寄ったギリギリの走行をしない限り踏むことはなさそうなので、これもまた雑草扱いとしない程度に気を遣いたい。
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遠景 近景 足元

2025年04月26日 07時25分33秒 | アングル










昨日の朝もまた霧の中の散歩になるだろうと思い描きつつ起きたら、意外に晴れていて拍子抜けだった。
信濃川が蛇行しているので、切り立つ崖上の農道も曲がっていて、ちょっとした出っ張りから遠景を観たらドローンからのフォーカスのようになった。
田の雪は消えたが、部分的に苗代があるだけで、トラクターの農作業は始まっていない。

約束していた温泉行きに、急な仕事が入ったからと言われ、他の人を当たったが皆さん都合が悪いと言うので1人で出かけた。
川向こうの友人をいきなり誘ってみようとも考えて、彼の畑に寄ってみたが、何かしらの農作業を始めているに違いないと踏んだのに居なかった。
仕方がないので、畑に隣り合ったブナ(橅)林の新緑を撮った。
芝峠温泉『雲海』で独りじっくりと温泉らしい泉質と露天からの眺望とサウナを味わい尽くす。
真っ直ぐ帰ったら片道36分しか掛からなかったので、1人温泉行きがクセになるかもしれない。

裏の栗の木に間引いた竹を立てかけているのだが、隙間に隠れるようにしてヤマエンゴサク(山延胡索)が咲いていた。
検索してオトメエンゴサク(乙女延胡索)かヤマエンゴサクが迷ったのだが、葉の形状から決めることができた。
たしか、同じことを昨年もその前もやったような気がする。
ちなみにオトメエンゴサクをついつい、乙女援護策と頭の中で変換してしまうのだが、延胡索はエンゴサク類の塊茎から作られる生薬の事だとか。
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霧雨の日

2025年04月25日 08時44分33秒 | 散歩は夢中


いつもの農道で、ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)が地べたに貼り付いてしまっていた。真夏日に近いような陽気になった折に羽化したものの、繁殖相手を探せたのかどうか、すぐに朝晩の寒さで力尽きたのだろうと思われる。



蜘蛛も冬眠するのかどうか、卵で越冬して孵化したての小蜘蛛の作品だったのだろうか。『霧雨』と名付けられたネックレスはあるだろうかなどと思った。



小さな溜池に水を供給する一段上がった湿地にひと叢だけの水芭蕉があった。水の流れに沿って並ばずに、おしくらまんじゅ状態にあると、らしさがなくて残念な姿だ。



蕗の薹はすでにボケ始めたのもあるくらいに、どこにでも吹き出しているようになった。雌花は白っぽくクールで地味で、苦さが強い。



蕗の薹は虫媒花なので、雄花は派手に黄色くて、虫を呼び寄せるための蜜も花粉も多いそうで、苦さは雌花より控えめ。
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冬から春へ  その3

2025年04月24日 08時45分45秒 | アングル


直径1m足らずのコンクリート丸池が異常な雪消えの遅さからようやく全体を表したのが数日前のこと。
物置小屋を解体した折の廃材柱数本で覆いをしていた。
角材の上に板材を乗せることをしなかったので、雪は入らないものの、解けた冷水が常に滴り落ち凍ったりもする中でメダカは毎冬を越してきていて、今回も数匹生き残っていた。
睡蓮の根茎を全部ビオトープの方に移し、友人に頼みこんで手に入れた古代蓮の根を仕込んである。
その根茎の一部が浮いてしまったのかと思うような物が浮いていて、引き上げてみたらコロコロとしたモグラ(土竜)。
子どもの頃に1回だけ、学校の裏庭で同級生が捕まえた実物を見たことがあるだけの、あとはテレビでしか見たことのない生き物だ。
屋敷のいたるところに一年中、小噴火といった形の新しい土の盛り上げは見るけれど実物に会ったことはなかった。
初めての我が敷地内での対面が死骸だったのは残念だったが、土を掘る逞しい手と爪に感心した。
日を置いて材木を退ける度に見つかり、合計4匹も死んでいた。
材木を並べた両サイドには隙間があるので入るのは容易だったはずではあるけれど何のために入ったのかの目的が分からない。
逞しい爪でもコンクリートの垂直内壁は登れなかったのか、外側からは入れたのに・・・。
昨日見つかったのは、小型で尻尾が歯間ブラシのような猫じゃらしのような形で、今までのモグラとは違う。
調べてみると、どうもヒミズ(日不見)のようで、確かに掌も小さかった。
いずれも、引き上げて脇に置いてあるブロックの上に置いておくと直ぐに姿を消す。
たぶんカラス(鴉)かトビ(鳶)が拐っていったはずで、可能性として9割方はカラスの仕業。
昨日は私が丸池近くにいただけで、ハシブトが飛んできて小屋根の上から私を見ていたのだから。
埋めてやることはせず、自然に任せ、空のモノに託したので鳥葬ということになる。
今朝は朝から雨につき、ヒミズはまだ転がったまま。
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霧の朝

2025年04月23日 06時16分07秒 | 散歩は夢中








朝食を摂らないことにしたということは、作らないでよいということで、朝起きが楽になった。
寝床であれこれ考えないでもよいので、ぐずぐずする理由がなく、むしろ、うずうずするくらいのもの。
早く歩きたいと思うあまり、寒くて嫌だなということまで押しやられる。
昨日は霧の朝だったから、いつもの気に入りコースから河向こうの景色を望むことができず、いつもの様子が歩くにつれて霧の中から現れるのを楽しんだ。
積もっていた雪はほとんど消えて、桜がそこここに咲き始めた。
雪に痛めつけられた雪国の桜は端正な樹形を保つことができず、折れたり曲がったり、それでも春の面目を保つために精一杯という風情。
平成の大圃場整備で、ほとんどの田が耕地整理され、昔から続いた畔の曲線は消えた。
どの田にも農業機械が入れるように農道ができて、散歩をするのはジグザグにどこまでも自由自在。
線路脇の農道を歩いていたら飯山線の朝の1番列車(1両だから列車にあらず)がやってきて、向かってくるところと去るところを撮った。
脇の石碑は近寄って見なくても、圃場整備の記念碑のはずで、ふるさとの景色が変わってしまった記念でもある。
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冬から春へ  その2

2025年04月22日 06時08分08秒 | 身の回りの生き物のこと


3ヶ月余りの避寒から生家に戻って20日足らずだけれど、1m以上も積もっていた雪がほとんど消えてしまった。
屋根の雪を落とした家周りや陽の差さない場所には極端に残ってはいても、ようやく春がやってきた気分。
そうしてにょろりと姿を見せたのが若いアオダイショウ(青大将)。
これも、いつもながらシマヘビ(縞蛇)かヤマカガシ(山楝蛇、赤楝蛇)かも知れないと迷い、今回も調べてみたので、たぶんアオダイショウで間違いない。
普通ならこちらの気配を察してすぐ逃げるところを、冬眠から冷めたばかりで筋肉が思うようにいかないのか、動かなかった。
生きているには違いないと思いながら、からかい半分、前に回り20cmほどまでスマホを近づけて撮っても反応がない。
そこで尻尾を少し持ち上げたら口を開いて威嚇してきた。
生きているのが確認できたので、それならばとそれで良し、とそのままにした。
アオダイショウは蛙も喰うが、鼠を獲ってくれるので、邪険にはしたくない。
子どもの頃に、鳩の雛を呑まれたこともあり、目の仇にしていたこともある。
太った腹を割いたら鼠だったことがあり、それを踏まえて、今はフレンドリーな付き合い。
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冬から春へ  その1

2025年04月21日 08時09分08秒 | 身の回りの生き物のこと


毎日大体同じコースを散歩していると冬に備えて囲い縛り覆って守ってきたものを解いていく過程が見られる。
そうして生き物達も確実に増えてきたというのか、観られるようになってきた。
空を飛翔するのは大型の鳥としては、トビ(鳶)とカラス(鴉)ばかりではなくここ数日で鷹(タカ)の仲間を数回観た。
飛び方も違うし大きさと形も違うので分かるけれど、種類まではなかなか分からない。
電線に止まっていたのはハヤブサ(隼)かチョウゲンボウ(長元坊)かノスリ(鵟)かチュウヒ(宙飛)か分からない。
私の鷹類の知識としては、ミサゴ(鶚)とオオタカ(大鷹)ではなさそうだということだけが分かるだけ。
双眼鏡を持ちあわせていなかったのが悔やまれるのだが、こいつは、この後に地上に降り立ち何かを掴んで飛び去った。
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桜が咲き弁当を貰う

2025年04月20日 13時03分33秒 | イレギュラー




わが家の桜はつい1週間ほど前に雪囲いの縄を解いた時、すでに1輪2輪と咲き始めていた。
その後、冷え込む朝を何度か経て、全体のうちのひと枝だけが、5分咲きになった。
全体で見れば1分咲きとも言い難いのに、ひと枝だけが早熟の狂い咲き。
マルハナバチ(丸花蜂)が大きな黒い尻を見せて花に夢中だった。
昨日はアシナガバチ(脚長蜂)も南瓜のポット蒔きを仕込んでいる時にやってきた。
育苗用の土に惹きつける何かがあるのか、巣の材料となりそうだったのか。
いずれにせよ、今年初めて観たマルハナバチもアシナガバチも、巣作りを始めたばかりの女王と思われる。
昨日は寺の理事会があり、まだコロナとインフルエンザを理由に懇親会は開かれずに弁当を貰ってきた。
自前の桜の花の下で独り宴会をするのでも良かったけれど、夕飯1食分を作らないで良いというだけで開放感を十分に味わった。
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爺婆合コンで『かけ流し温泉ゆくら』へ

2025年04月19日 08時53分44秒 | 旅行






未亡人と人妻各1と人夫(ひとづま)2の4人は同級生後期高齢者爺婆。
あと1週間もすれば雪も完全に消えて桜も見頃になろうというというほころび寸前。
ちょっと早いので、その分すいていて、休憩所なんかほとんど貸切状態。
昼寝をしたり風呂も2回入ったりソフトクリームを食べたりの数時間を過ごしてきた。
残念だったのは、桜がまだだったということより、サウナがなくてサ活とならなかったこと。
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急激な雪消え 

2025年04月18日 07時33分07秒 | アングル




 

本当に全く持って急速というよりも急激な雪消えとなった。
普通なら日々の変化は気づかなかったりするものだけれど、今春ばかりは目まぐるしく実感できる。
昨日は、冬季積雪期間は閉鎖される農免道路がいきなり通行解除されていたので、気持ちよく距離を伸ばしてみた。
一気に1万歩を歩くことは少ないのだが、9600歩の5.8kmまでいけた。
その後、地面の露出に伴い、あれもこれもしたくなって動き回ったので、最終的に15000歩余りの10km弱を稼いだ。
昨年まで、ここ田舎ではほぼウォーキングをしたことがなかった。
それでも農繁期には自宅敷地内と隣接した田畑内だけで、いつも8000歩くらいは稼いでいたのだから、いかに効率悪くあちこち落ち着きなく動き回っていたことか。
あえてわざとそのように、思いついたらすぐ別のことをやって運動としてきた。
今年からは、ウォーキングと農事歩行を別物と考えたい。
農事の効率化を図るべき時がきた。

画像は、いつものコースから見下ろした急激な雪消え状態と、前々から随所に見られたけれど農道で大きな叢が見られるようになったオオイヌノフグリ(別名:星の瞳)と、わが家に咲き始めたラッパスイセン(喇叭水仙)。
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急速に雪消え

2025年04月17日 07時50分50秒 | アングル




日がな一日というのは変わらない何かに使う表現だろうけれど、昨日は日がな一日クルクルと天気が変わり、雨になったり陽が差したり強風が吹いたりで、急速に雪消えが進んだ。
散歩コースの高台から見下ろす景色も田が見え始めて水面となれば一変する。
帰って手前の足元を見れば、植木の下の陽だまりにフクジュソウ(福寿草)が咲いている。
春がやってきた。
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下ろし立てのトレッキングシューズで春を探しに

2025年04月16日 06時59分44秒 | 散歩は夢中














いつもの散歩コースを歩きながら雪消えの進む山を眺めることが多いのだが、徐々に確実に地肌が見えてきて興味深い。
子どもの頃には隣市との境界を流れる川へと魚釣りや泳いだりするために、ひと山越えて行ったものだった。
その道がよく分からなくなっていて、山自体が昔のようではなくなって荒れているように見える。
雪が消えると共に山道らしき線が浮き出て来たので、断片的な景色の記憶を元に、おおよその見当をつけて分け入ることにした。
いつものウォーキングシューズでは潅木の生い茂ってしまった道だったらしき坂を行くのは無理。
トレッキングシューズを下ろす時が来た。
道なき道を分け入っていくと、峠に『治山事業 災害関連緊急治山工事』の杭が立てられてあった。
少し下りていくと、確かに崖崩れで道が消えてしまっている。
それでも昔遊んだ川は雪解け時による水嵩は増えていても元の蛇行が見下ろせた。
下ろし立てシューズなら川縁まで下りていくのは可能とは思ったけれど、川を越えることはできそうもないので引き返すことにした。
このまま引き返すのはつまらないので、峠から道のない稜線を登ってみた。
笹は生えていないし灌木に常緑樹はほとんどないので、まばらに生えた裸の細木を腕で払いながらの前進。
稜線ではあっても雪がまだ残っているところも多く、ニホンカモシカの足跡があった。
下りになったところで、周りを見回しても道らしきは見えず、先には希望がなさそうなので、斜め60度くらいの見当をつけて雪の上を戻ることにした。
しばらく下りていくと地肌の露出した陽の当たる斜面に、これが1つの目標でもあったキクザキイチゲの開花状態を見つけた。
その前に稜線では開花はしていなかったけれど、今春初めての控えめなカタクリ姉妹状態が観られた。
雪はかなりの厚さだったが道の上かもしれない平で緩やかな斜面を下りていくと、古びた小屋が見えた。
油絵なんぞに描きたいシーンとでも言おうか、よくぞ今年の大雪のなか立ち続けていたものとでも言おうか、人工物でありながら自然と一体化している。
切り通しを抜けると大木が倒れて行く手を阻んでいたけれど、乗り越えて下り、散歩コースもチラチラ見え始めて低地に下りた。
トレッキングシューズの履き初めとしては申し分ない山行となった。
後付けの書き始めに思いついたタイトルは少々そぐわないけれど、そのままにした。
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ここ最近の色々

2025年04月15日 08時19分19秒 | アングル
一括りしにくい、ここ最近の色々を取り上げてみたい。


川向こうに行く用事もあまりなくて、晴れ渡らなければ観ることのできない八海山が、用事もできてタイミングよく数日前に撮れた。


信濃川上流の南西方面もなかなかくっきりと遠方の景色が見渡せることはないのだが、空が澄んでいて観えた山は妙高山なのだろうか。


晴れた日曜日となれば、そこここで閉ざされていた間道を切り開く作業を投雪機でやっているのがみられる。


もう1週間ほど前に凍渡りで山に行った折に見たフジ蔓。絡まった主を締め殺してしまった格好で芯が無い。逆に、太い蔓が絡まったまま枯れて千切れていても主は隆々と元気な場合もある。


今は使われていない芋穴が散歩コースにある。昔は一定温度と湿度に保たれるのでサツマイモや里芋の冬季保存に利用されてきた。もしかして熊が冬眠に利用していたらマズイと毎度通る時に思う。


一昨日の小雨の日に雪解けが早かった斜面に見られたキクザキイチゲ(菊咲一華)=キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)だが、寒くて小雨模様だったので俯いたまま。
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クロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵塊採取

2025年04月14日 07時28分44秒 | 養蜂






クロサンショウウオは、いつも春先に卵塊を数ヶ所で観ているけれど生体に遭ったことがない。
わがビオトープから数10メートルしか離れていない他人の地に溜池があり、そこでもこの卵塊を観ている。
ところが間に、昔は小川だったが今はU字溝の農業用水路となった境界があり、雪解け時の今は急流となっているから渡ってくるのは無理。
その地と接している向こう側斜面には杉が10数本ほど植えられているのだが、そこはウチの土地。
というわけで、ウチに棲みついているクロサンショウウオが他所の溜池を繁殖に利用している格好。
狭い斜面の木下闇でひっそりと彼らは昔から生き延びてきたはずなのに、姿を観たことがない。

信濃川と向こうの河岸段丘を望める、私の気に入り散歩コース途中に小さな溜池があり、そこに2箇所の卵塊を発見した。
その溜池は数年前に見知った80歳代の女性が亡くなったところでもある。
1キロメートル足らずの御宅から毎日ウチの前を通っていく散歩をしていた人でもあった。
であるからそれがどうということもなく、そこの卵塊1箇所分を採取してわがビオトープに疎開させることにした。
後期高齢爺が魚獲り網を持って歩くのは怪しいだろうけれど、構わずに急ぎ行ってきた。
これで、わがビオトープにはクロサンショウウオの幼生が泳ぐようになり、竹藪脇の木下闇や石垣下に成体が棲み、春先には卵塊を産みつけるようになるだろう。
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