翡翠を飾る春の大根

こんばんは。風が唸り、場所に因っては激しい雨が降る夜となりました。
夜半に抜ける、という予報に期待を託します。
さて、九時半に帰宅して、先ずは、鰹節と昆布のお出汁をひいて、優しい煮物を調えました。

■翡翠を飾る春の大根と薩摩揚げ
［材料］
春のサラダにも使える大根 １本→大きさを揃えて乱切り
美味しい薩摩揚げ（蛸天、生姜天、銀杏天等） →油抜き
うすいえんどう →鞘から外す
鰹節と昆布の出汁
味醂、日本酒、塩

［作る］
1)たっぷりのお出汁に、日本酒、味醂、塩で、ほんのり甘い吸い地にしたてる。大根を加え、落とし蓋をして、ことこと煮る。
2)竹串が大根に半通りしたら、薩摩揚げを加え、ことこと。
3)大根の角が緩む頃合いで、うすいえんどうを加えて、踊らぬ弱火で５分程。豆を味見して、豆の青い香があり、舌で押して、わずかに持ちこたえてから、ふっと潰れるようになれば、火からおろす。

［ポイント］
具材を踊らせないことで、出汁つゆが綺麗に仕上がります。薩摩揚げを柔らかく仕上げるのにも、大事です。
大根の乳白色に、うすいえんどうの翡翠色が映えるように仕上げてください。薩摩揚げのうま味、豆の香を纏った大根は、じゅんわり滋味。煮汁多めに盛り付けて、つゆも残さず、召し上がれ♪

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