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「市議の海外派遣をやめさせる会」の「公開質問状」報道される

2017年01月24日 | 国際・政治

「市議の海外派遣をやめさせる会」が、2017年1月22日告示29日投票で行われている戸田市議会議員選挙(定数26)を前に立候補予定者31人に対して実施した「市議の海外派遣」問題に関する「公開質問状」の回答結果について、1月24日付け「しんぶん赤旗」日刊紙で紹介されました(写真)。
同会がこの取り組みをマスコミ各紙に案内したためです。


立候補予定者31人の内訳は、現職19人、前職1人、新人11人。このうち送付された「公開質問状」が配達されたにもかかわらず、不在のため不在通知書がポストに入れられた人も何名かいましたが、1名のみ「再配達」を希望せず届かなかったものの(実質「受取拒否」)、30人には届きました。

しかし、答えたのは10人で回答率は32.26%でした。内現職では「市議の海外派遣」に反対し、派遣に参加していない日本共産党の花井伸子議員・本田哲議員の2人のほか、「市議の海外派遣」の見直しを求めながらも、平成25年度のリバプール派遣(本裁判で問題にしている本件派遣)に同じ会派から真木大輔議員を派遣した「戸田の会」代表の酒井郁郎議員の計3人にとどまりました。

また、新人では、日本共産党の土屋英美子さんと武藤葉子さんの2人と、無所属の遠藤孝一さん、川田進康さん、寺崎豪輔さん、長嶋郁さん、林冬彦さん、の計7人でした(新人の内の回答率は58.33%)。

回答した10人とも、現状のような「市議の海外派遣」については「反対」を表明。市議会本会議で議論されることもなく、訪問団(参加者)会議で目的や行程(行先)が決められ、本会議で他の議員がチェックできない今の派遣の実態については、ほとんどが「問題だ」と指摘。さらに本件派遣で後付された3つ目の目的である戸田市国際交流協会が実施している中学生海外体験派遣事業で、中学生が訪問するであろうシドニー市の「治安確認」は、議員が税金を使ってまで行く「必要はない」と全員が答えました。

本件派遣の議員の中には夜、カジノに行って大金をすった議員も複数いて、証人尋問でもカジノに行ったことを指摘されても悪びれもせず認めながら、「何が問題か」分からないような議員がいましたが、その点を質問した項では全員が「問題だ」と答えたことが分かりました。

現在、市民238人が原告となって、さいたま地裁で係争中の本裁判も、証拠調べも、当該市議への証人尋問も終わり、いよいよ最終盤に突入しました。
裁判所におかれましては、ぜひ市民の訴えにこたえ、「市民に開かれた戸田市議会」にしていくためにも、厳正なる判決を期待したいと思います。

 

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