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在沖縄米軍の「オスプレイ」豪州で訓練中墜落 

2017年08月08日 | 国際・政治

沖縄を拠点とする米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイMV22が8月5日午後4時(日本時間午後3時)ごろ、オーストラリア北東部沿岸で訓練中に墜落しました。

米海兵隊によると、搭乗していた26人のうち23人が救助されましたが、3人が行方不明で捜索が続けられているということです。

事故機は、沖縄県金武町の「キャンプ・ハンセン」に司令部がある第31海兵遠征部隊の所属。海兵隊が米本土以外で唯一、常時前方展開している沖縄の第3海兵遠征軍の機動部隊です。
この日は、米豪の合同演習「タリスマン・セーバー」に参加するため、現地を訪れていました。

豪国防省の発表によると、墜落地点はクイーンズランド州ロックハンプトン近くのショールウォーター湾。世界最大のサンゴ礁で知られるグレートバリアリーフの一角です。
豪紙デイリー・テレグラフ(電子版)は豪国防省筋の話として、事故は米空母ロナルド・レーガンに着艦しようとした際に起きたと報じています。事故原因は不明で、第3海兵遠征軍はツイッターで「分かり次第、より詳細を提供したい」と伝えています。

オスプレイを巡っては、今回と同じ海兵隊仕様の機体MV22が2016年12月13日夜、沖縄県名護市沖に不時着し大破する国内初の重大事故が起きています。
これについて、米軍は「浅瀬に着水」、防衛省も「不時着水」と表現し、「墜落」との言葉はさけました。
そればかりか、事故は空中給油の訓練が原因で、機体に問題はないとして、事故からわずか6日後の同19日に飛行を再開。1月6日には空中給油訓練も再び始めています。

この他にもMV22は2015年5月、ハワイで訓練中に着陸に失敗して2人が死亡する事故もありました。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に24機が配備され、訓練などで日本各地を飛来しています。
東京都福生市の横田基地での離着陸も増加していますが、今年後半に予定していた米空軍用のCV22の配備は、最長3年延期されています。


【出典参考】2017年8月5日配信「朝日新聞」、6日付け「東京新聞」朝刊


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