何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

桜の木の下で

2016年03月31日 20時40分29秒 | Weblog


    桜の木の下で


かさねた年の数だけ 美しくなってゆく
桜の木の下で

いくつの春を 通り過ぎて来ただろう
入学 卒業 出逢いと別れを
ピカピカのランドセル 初めての通学路
胸をときめかせながら 歩いたよね

*  菜の花 蓮華草 夢に続く小路
   幼い日のあなたに 出逢えるでしょう
   かさねた年の数だけ 美しくなってゆく
   桜の木の下で


*(繰り返し)
  かさねた年の数だけ 美しくなってゆく
  桜の木の下で



27日のライヴで唄うつもりだった歌です。
残念ながら唄えませんでした。
鹿児島県志布志市の市民団体、創年大学の為に作りました。

若い桜は、木の肌も美しく工芸品にも使われたりもします。
でも古木になると風雪に耐えた木肌は、荒れて割れたりごつごつして、けして美しいとはいえなくなる、けど、必ず去年より沢山美しく花を咲かせます。
一年に一度、桜は心の花を咲かせます。
苦しみや悲しみや悔しさを乗り越えたたくましさが、やさしさに変わって花を咲かせるんだと思います。

正直に生きてきて歳を重ねた人の笑顔に刻まれたしわやしみは、醜いものではなく暖かさと優しさにあふれ周りの人を癒してくれます。
一年に一回花を咲かせる桜のように。

今日は歩行器で出掛けました。
健康福祉事務センターで、障害者に提供される4月から使えるタクシーチケットを頂いて、すぐ近くにある市役所で家賃減額免除の申請の為の書類を各窓口で取り揃えた。
字がまともに書けないので職員に代筆してもらうのだが、歩行器で歩いている人はいないので障害者とすぐ理解してくれて助かる。

周りの人すべてが気遣ってくれる。
そしてその度にごく自然に「ありがとうございます」といっている自分がいる。
少し前までは市役所まで歩けたが、もう無理だ。
来るときもタクシーだったが帰りもタクシー。
小平駅まで行ってもらって桜の木の下を、ゆっくりゆっくり歩いて帰った。


高橋忠史のフェイスブック  https://www.facebook.com/tadashi.takahashi.7902
メールアドレス  singsong@nippon.email.ne.jp
電話  090-8849-0907


    CD希望の方は

「東京」2000円 「証明…あかし」2000円

「ありがとう」 3000円「ベストミックス」3000円

手作りCDは簡易袋に入れています。ケースには入れていませんがご容赦下さい。

下記、銀行口座にCD代金を振り込んで住所氏名をメールでお知らせ下さい。

送料手数料は高橋忠史が負担します。

セブン銀行  カーネーション支店

普通預金口座  0513518

高橋忠史

セブンイレブンでなくても銀行、郵貯、信用金庫、ネットバンクから振り込めます。