何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

宇宙一

2022年03月31日 06時20分46秒 | Weblog
訪問リハビリ言語の斎藤さんのリクエストがあった。
毎週月曜日に来て貰っているのだが、言語のリハビリなんで人前で唄う練習をさせてもらってる。
ウクレレを弾こうとしているのだが、腕が思うように動かずまだちゃんと弾けない。
そんな時斎藤さんに・春の歌・が聞きたいとリクエストされた。
春を感じさせてくれる童謡が、何曲か頭をよぎったが、その中で一番簡単そうな「春が来た」をうたう事にした。
斎藤さんがやってきて聞いてくれている。僕は唄いだした「春が来た 春が来た どこに来た 山に来た 里に来た 野にも来た・・・」
声が裏返ったりしたが、何とか唄えた。
これから繰り返し練習して、今の最高の唄い方を見つけよう。


  宇宙一

この宇宙で一番好き
そう言ったら笑われるかな
月夜に 薄ぼんやりと浮かぶ
公園で ブランコが揺れていた

アリンコみたいに 生きている
この宇宙の片隅で
奇跡はきっと起こるよきっと
君がいて ブランコが揺れている
 風に吹かれて揺れている

朽ち果てては 消えてゆく
この宇宙の片隅で
生きた証を残したくて
公園の ブランコを揺らしてる
 風に吹かれて揺れている


僕は自称、ロックンローラーだけど最高のラブソング作りを目指している。
このアパートに越してきた頃、出来あがった、素敵なラブソングがある。
京都の哲学の道が舞台になってる曲だ。
練習しなきゃ、次のライブで唄いたい。


 銀の雪


ふるえるほどの冷たさを
暖めあって生きてきた
転んでも転んでも又立ち上がり
手をとりあい 支えあって

若さにまかせて突き進み
怖いものなど どこにも無かった
すれ違い傷つけあっても分かり合えず 
見失った事も沢山あるよね

* 苦しみも悲しみも思い出の中で
  やさしさに変わってゆく
  あなたと出逢えて本当に良かった
  そして今
   あなたに恋をして
   あなたに恋をして
   あなたに恋をして

     ずっと ずっと


汚れちまった思い出や
取り戻せないあやまちの日々
懸命にひたすらに歩き続けた
振り返れば 長い道

* (繰り返し)

     ずっと ずっと

ふるえるほどの冷たさを
暖めあって生きてきた
転んでも転んでも又立ち上がり
手をとりあい 支えあって

唄う事が生きること

2022年03月30日 05時30分04秒 | Weblog
僕にとって、うたう事作る事と生きることはイコール。
もう、昔のようにギターを弾きながら曲作りとは行かないが、今の向上を目指してる。
低レベルだが常に学びだ。
だから人生飽きる事はない。

今まで、知らないから疑問が湧いてくると思ってた。
でも違ってた。
知る事でもっと大きな疑問を抱く事ができる。
そして人間は向上して行くのだ。



  唄う事が生きること

唄う事が生きること
生きることが唄う事
腹の底から
力強く
命かけて
今を生きて

奪う事が生きること
奪われる事も生きること
たとえこの身を
食いちぎられても
命かけて
今を生きて

僕等の落としもの

2022年03月29日 05時24分44秒 | Weblog
北海道の旭川市の中学でいじめが発覚した。
今までもあったしこれからも見つかるだろう。
教育する大人達が事実を隠すってどう言う事だろう。
いい加減嘘をつくのは止めようよ。

道は表面綺麗になったけど中は空洞だらけらしい。
そして情緒が消えてしまったね。
高層ビルのそびえ立つ、街は無機質な墓場になってゆく。
雑草も生えない町は、綺麗けど大切なものを失ってしまったような気がする。


  僕等の落としもの

道はほとんど アスファルトに整備され
蹴飛ばす石ころも無くなっちまった
綺麗になったけど本当にこれでいいのかい
隠しただけじゃないのかな
 雨は何処へ流れてゆくのかな?
 雨は何処へ流れてゆく

街のオフィスは 透き通ったガラス張り
路地裏の 水溜りも無くなって
綺麗になったけど本当にこれでいいのかい
監視しやすく なっただけかもね
 雨は何処へ流れてゆくのかな?
 雨は無駄に流れてゆく

白黒

2022年03月28日 05時19分19秒 | Weblog
北海道の小樽~長万部が廃線になるとニュースで見た。
どちらも思い入れの多い町なので淋しい。

ここ一年ほとんど部屋から出た事がない。
歩けないから車椅子に座って、毎日ノートパソコンに向かって、詩を書いている。
行動範囲は食事テーブルのある部屋とたまにウンチを漏らすトイレだ。
車椅子で隣の部屋に行くのも大変になってきた。
進行性の病気だから仕方ないが悔しい。
ちくしょう。


  白黒

分かりやすいだろうオンとオフの二つだけ
情け容赦もなく 振り分けられちまう
俺達人間 オンとオフだけじゃない
結構複雑で ずるい生き物なんだ

子供にも分るように 善悪を噛み砕く
だけど大人になると みんな嘘つきさ
俺達人間 オンとオフだけじゃない
結構複雑で ずるい生き物なんだ
 七色変化の 優柔不断

白黒だけじゃない 灰色もあるさ
どっちつかずと 言われてしまうけど
俺達人間 オンとオフだけじゃない
結構複雑で ずるい生き物なんだ
 七色変化の 優柔不断

諦めないで

2022年03月27日 04時48分38秒 | Weblog
竹内君、振込みカンパありがとう。
昨日確認しました。

くたばったままで逝きたくない。
後わずかでも命の火を燃やし続けたい。
これが僕のすけべ根性かな?。



  諦めないで

もう少しで
陽が落ちる
夕焼け 小焼けで
陽が落ちる
諦めないで 諦めないで

遣り残しては
いないかな
このまま逝って
いいのかな
諦めないで 諦めないで

 みんな生きている

2022年03月26日 06時17分22秒 | Weblog
誰もがヒーローになりたい、だけどヒーローに成れない。
誰もがカッコよく生きたい、だけどカッコよさが分らない。

毎週火曜日にお風呂に入れてもらっているんだが。
その時一緒に来てくれた看護師さんに「高橋さん、腹筋凄いですね」と言われた。
たぶん、他の介護入浴者と比べてと言う事だろうと思う。
僕のほうが年齢的に若いのかな?。
でも筋肉は鍛えている。
それをわかってもらえた事が嬉しかった。



  みんな生きている

生きている みんな生きている
所詮2番せんじ3番せんじ
4番せんじもあるかも知れない
居心地いい所探して 
 生きている みんな生きている
 生きている 生きている

生きている そして生きている
生きた証を残そうとするより
旨いと思えるものを食って
いいおならを出せばいい
 生きている みんな生きている
 生きている 生きている

いいじゃない みんな生きてる
それぞれの役目を持ってね
その為に殺しあい 傷付けあって
喜びの笑顔を作るために
 生きている みんな生きている
 生きている 生きている

幸せになろうよ 涙流して
幸せになろうよ 苦しみ乗り越えて
自だけの為に生きたって
幸せ分かち合えないから
 生きている それでも生きている
 生きている 生きている

平和のバス

2022年03月25日 06時58分56秒 | Weblog
世界中のさまざまな民族が一つのバスに乗って、同じ終点を目指すって素敵だね。
それぞれいろんな考えがあるけれど、
幸せになりたい気持ちは一緒のはずだから。
人を傷つけたり殺しちゃいけないよね、ましてや無抵抗の人達を傷つけるなんて最低だ。


  平和のバス

旅立つバスは 平和のバス
世界中の国を経由して
始発駅は「笑顔」 終点は「幸福」
ハッピーエンド 素敵だね

ガタゴトバスは 平和のバス
いろんな旗の色を一つにして
始発駅は「笑顔」 終点は「幸福」
ハッピーエンド 素敵だね

愉快なバスは 平和のバス
腹を抱えて笑っていたい
始発駅は「笑顔」 終点は「幸福」
ハッピーエンド 素敵だね


  幸せの涙

生きているからこそ
流す涙
幸せな時を
笑顔に変えて

胸が震えるから
こぼす涙
花吹雪舞い散る
出会いと別れ

高く突き上げろ

2022年03月24日 06時52分22秒 | Weblog
20代から僕は花粉症だ。
40年前だね。
世間ではまだ何も言われてはいなかった頃だから、妙に長引く鼻かぜだと思っていた。

毎年、1月後半から5月中旬まで、鼻水とくしゃみに苦しめられていた。
それが不思議に、高齢者と呼ばれる65歳ころからくしゃみの数が減った。
と同時に立てなくなって車椅子で移動するようになった。
運動機能が衰え始めた事で、くしゃみの数も減ったのかなー。
いずれにせよ、体調が変化した事は確かだ。
何かが変わる。
悪い事ばっかりじゃないさ。
まだまだやれるぞー。



  高く突き上げろ

握った拳を 高く突き上げろ
一人になっても 高く突き上げろ
負けるな高く 高く突き上げろ
始まりはいつも ここから始まる
振り返るな 立ち止るな

握った拳を 高く突き上げろ
負けるな高く 高く突き上げろ
一人になっても 高く突き上げろ
認めない限り 負けることは無い
振り返るな 立ち止るな

僕は哲平

2022年03月23日 06時42分59秒 | Weblog
音楽は物語と哲学だ、間違っているかも知れないが僕はそう思っている。
今がどんなに辛くても。
昨日より今日、今日より明日が素晴らしい一日になると唄い続けよう。


  僕は哲平

僕は哲平 めんど臭い人間の男だよ
哲平はゾウにはなれないがアリより大きい
哲平はゾウより賢いがアリのように
規律をきちっと守れない
哲平は人間だ 面倒な人間だ
いつも夢見てる

僕は哲平 めんど臭い人間の男だよ
哲平は馬鹿な振りをするほど頭が良くは無い
哲平は生きる事にはずるいくせに
臆面も無く正義をクソマジメに語る
哲平は人間だ 面倒な人間だ
いつも夢見てる

僕は哲平 めんど臭い人間の男だよ
哲平は好きな人には優しくなれるけど
哲平はたがを外すと簡単に人の
命と存在を奪ってしまう
哲平は人間だ 面倒な人間だ
いつも夢見てる


  生まれてきた奇跡

生まれてきた奇跡
生きている奇跡
偶然だけど当然
夜明けに陽は昇る

どうしようもない存在
親と言う存在
偶然だけど当然
夜明けに陽は昇る

切れないものがある
繋がるものもある
偶然だけど当然
夜明けに陽は昇る

川の流れるままに

2022年03月22日 07時04分21秒 | Weblog
僕等の命は、宇宙をさ迷っている。
想像力に限界が無いように、宇宙にも僕等の命にも限界が無い。
そして自然は、いつも想定外の事件を起す。
そして人類は、自然の起す事に勝てるわけが無い。
ただひたすら逃げなきゃいけないのに、押さえ込もうとしてる。
逃げる事は恥ずかしい事じゃない。




  川の流れるままに

宇宙の風を 岩肌に受け
かわいた大地に 苔むす命
始まりはしずく 小さなしずく
やがて川になり 海にもぐる
 命はめぐり 愛を育てる
 残酷すぎる 愛を育てる

岩を砕いて 渓谷を流れ
しぶきを上げて 滝つぼの底
形を変えて 命をうんで
川となって 海に沈む
 命はめぐり 愛を育てる
 残酷すぎる 愛を育てる