Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

【再掲】カトリック教会では大晦日にテ・デウム Te Deum を歌います。元旦には Veni Creator Spiritus を歌います。

2020年12月31日 | カトリックとは
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 12月31日には、天主に感謝する Te Deum を歌うことによって全贖宥を得ることが出来ます。以下YouTubeをご紹介いたします。もっとも有名なシンプル・トーンです。




 愛する兄弟姉妹の皆様もどうぞお歌い下さい。

Te Deum laudamus: te Dominum confitemur.
Te aeternum Patrem omnis terra veneratur.
Tibi omnes Angeli; tibi caeli et universae Potestates;
Tibi Cherubim et Seraphim incessabili voce proclamant:
Sanctus, Sanctus, Sanctus, Dominus Deus Sabaoth.
Pleni sunt caeli et terra maiestatis gloriae tuae.
Te gloriosus Apostolorum chorus,
Te Prophetarum laudabilis numerus,
Te Martyrum candidatus laudat exercitus.
Te per orbem terrarum sancta confitetur Ecclesia,
Patrem immensae maiestatis:
Venerandum tuum verum et unicum Filium;
Sanctum quoque Paraclitum Spiritum.
Tu Rex gloriae, Christe.
Tu Patris sempiternus es Filius.
Tu ad liberandum suscepturus hominem, non horruisti Virginis uterum.
Tu, devicto mortis aculeo, aperuisti credentibus regna caelorum.
Tu ad dexteram Dei sedes, in gloria Patris.
Iudex crederis esse venturus.
Te ergo quaesumus, tuis famulis subveni: quos pretioso sanguine redemisti.
Aeterna fac cum sanctis tuis in gloria numerari.

V. Salvum fac populum tuum, Domine, et benedic hereditati tuae.
R. Et rege eos, et extolle illos usque in aeternum.

V. Per singulos dies benedicimus te.
R. Et laudamus nomen tuum in saeculum, et in saeculum saeculi.

V. Dignare, Domine, die isto sine peccato nos custodire.
R. Miserere nostri, Domine, miserere nostri.

V. Fiat misericordia tua, Domine, super nos, quemadmodum speravimus in te.
R. In te, Domine, speravi: non confundar in aeternum.

日本公教会祈祷文より日本語訳です。

天主にまします御身(おんみ)をわれらたたえ、主にまします御身を讃美し奉る。
永遠(えいえん)の御父(おんちち)よ、全地は御身を拝みまつる。
すべての御使いら、天(あま)つ御国(みくに)の民、よろずの力ある者、ケルビムも、セラフィムも、絶間なく声高らかに御身がほぎ歌をうたいまつる。

聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の天主、天も地も、御身の栄えと御霊威とに充ち満てりと。
ほまれにかがやく使徒のむれ、ほめたとうべき預言者のあつまり、潔(きよ)き殉教者の一軍、みなもろともに御身をたたえ、全地にあまねき聖会は、御身、限りなき御(み)いつの聖父(おんちち)を、いとたかき御身がまことの御独り子と、また慰め主なる聖霊と、ともに讃美し奉る。
御身、栄えの大君(おおぎみ)なるキリストよ、御身こそは、聖父(おんちち)のとこしえの聖子(おんこ)、世を救うために人とならんとて、おとめの胎をもいとわせ給わず、死のとげにうち勝ち、信ずる者のために天国を開き給えり。
御身こそは、御父の御栄(みさか)えのうちに、天主の右に坐(ざ)し、裁き主として来りますと信ぜられ給う。
願わくは、尊き御血(おんち)もてあがない給いししもべらをたすけ給え。
かれらをして諸聖人と共に、永遠の栄えのうちに数えらるるを得しめ給え。

主よ、御身の民を救い、御身の世継ぎを祝し、かれらを治め、永遠にいたるまで、かれらを高め給え。
われら、日々、御身に謝(しゃ)し、世世にいたるまで聖名(みな)をたたえ奉る。
主よ、今日(こんにち)われらを護(まも)りて、罪を犯さざらしめ給え。
われらをあわれみ給え、主よ、われらをあわれみ給え。
主よ、御身に依り頼みしわれらに、御あわれみをたれ給え。
主よ、われ御身に依り頼みたり、わが望みはとこしえに空(むな)しからまじ。


 つぎのYouTubeは、あまり知られていませんが、次が、荘厳トーンの Te Deum です。ソレムの修道院の録音です。




 1月1日(元旦)には、聖霊に対して Veni Creator Spritus を歌うことによってやはり全贖宥を受けることが出来ます。

 天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

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この映画のダビングのために日本語訳を作り、録音してくださった声優の方々や、字幕を作ってくださった方々、すべての関係者の方々に感謝します。

毎年恒例の聖ピオ十世会公式秋田巡礼にご参加希望の方々は、聖ピオ十世会日本 秋田巡礼 SSPXJAPAN PILGRIMAGE TO AKITAなどを通してお申し込みください。

日本語
聖ピオ十世 公教要理詳解
ローマ公教要理 【使徒信経の部】




聖ヨゼフの特別聖年|聖ヨゼフを称え、取次を願うことでたくさんのお恵みをいただきましょう!この特別聖年は2021年12月8日までです

2020年12月31日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2020年12月27日、御降誕の八日間内の主日に東京で録画した小野田神父のメッセージをご紹介いたします。

チャンネル登録をなさいますと、新しくアップされた動画の通知が届くので便利です。チャンネル登録は、ここ「SSPX JAPAN 聖ピオ十世会日本」をご覧ください。


ヨゼフ様の御保護の元にイエズス様の贖いの神秘と秘跡に与る事ができるように祈ろう

2020年12月30日 | お説教・霊的講話
2020年12月24日(木)主の御降誕の前日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
このミサは、クリスマスの前日のミサです。

今日皆様のお手元に封筒をお渡しさせて頂きましたけれども、それは、御聖堂がこうやって維持できているのは、皆さんの、愛する兄弟姉妹の皆さんの寛大な援助があるからです。

この御聖堂が、これまで通り運営を続けて維持していく事ができる為に、皆さんの寛大な気持ちを感謝致します。特に私どもは教会維持費という制度を持っていないので、皆さんからの寛大な心に感謝を致します。

今日福音では、聖ヨゼフが、マリア様が妊娠しているのを知って、理解ができずに、「マリア様をこのまま置いて、自分は姿を消そう」と思って悩んでいた時に、天使が現れて、「ヨゼフ、恐れるな。このマリアを受け入れよ。彼女は、聖霊によって妊娠している。そして救い主を孕しておられる」という事を伝えました。

現在、世界中で、暗い長い冬に入ろうとしています。ヨーロッパの国々では、ある国では、「クリスマスも無い」との事です。韓国では、クリスマスの夜のミサは無いのだそうです。

このような時に私たちは、ヨゼフ様にお祈り致しましょう。ヨゼフ様がこれまで通り、私たちを守って下さいますように、イエズス様とマリア様のいらっしゃる場所を守って下さいますように。

そして特別に今年は『聖ヨゼフの特別聖年』と言われました。ますますヨゼフ様にお祈り致しましょう。

ヨゼフ様の御保護の元に、私たちも、イエズス様の贖いの神秘に、イエズス様の秘跡にますます与る事ができるように、お祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




イエズス様、ありがとう。イエズス様、愛しています

2020年12月30日 | お説教・霊的講話
2020年12月20日(主日)待降節第4主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(東京)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、あと数日後の12月25日は、イエズス様の御誕生です。

大人の人は、24日クリスマスの前日に、大小斎を伝統的に守ります。今では厳密な義務ではなくなってしまったのですけれども、しかし昔からクリスマスの前には、大小斎を守る習慣があります。もしもよろしかったらお捧げ下さい。

小さな子供たちは、ではイエズス様をお迎えする為にどうしたら良いでしょうか?

私たちの為にお生まれになるイエズス様が、「誰か」という事をよく知っていて下さい。

イエズス様は、ただの小さな赤ちゃんではありません。イエズス様は、この全宇宙を創った天主様であって、地球も、太陽も、この銀河系も、この全宇宙も、天主様の目から見れば、ほんの小さいものにすぎません。

この偉大な主が、この全宇宙を創った主が、私たちの為に小さく、赤ちゃんになって来られます。これは、天地創造以後、私たちにとって最も大きな大事件なのです。

何で天主様は、赤ちゃんになって来たのでしょうか?

理由は一つしかありません。それは、私たちを愛していたからです。私たちが幸せになるように、私たちに幸福と光を与える為に、命を与える為に、人間になりました。このイエズス様に感謝を致しましょう。

ですから皆さんも、小さなお友達も、イエズス様にプレゼントを差し上げて下さい。

小さなお友達がイエズス様に与えるプレゼントは、「イエズス様、ありがとう。イエズス様、愛しています」という、赤ちゃんのイエズス様に、愛の言葉をかける事です。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




聖トマス・ベケットの殉教850周年(1170年12月29日〜2020年12月29日)

2020年12月30日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

参考情報です。

聖トマス・ベケット司教・殉教者の殉教850周年(1170年12月29日〜2020年12月29日)


何故無限の偉大な天主が、か弱い赤ちゃんとなってお生まれになるのか

2020年12月29日 | お説教・霊的講話
2020年12月20日(主日)待降節第4主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父様御説教(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、お知らせがあります。

来たる12月24日は、クリスマスの前日で、聖伝によれば昔からこの日には、主の御降誕を準備する為に、大小斎を行なってきました。今では残念ながらこれは義務ではないのですけれども、もしもできる方は、一緒に大小斎を捧げる事を提案致します。

なぜかというと、特に今年のクリスマスは、全世界で、バチカンでさえも、クリスマスを祝う事が集まる事ができないにもかかわらず、多くのヨーロッパやアメリカの国々でそれが難しくなっているのにもかかわらず、私たちには、この日本では、それがまだできているという事を、その特別な御恵みを感謝したいと思うからです。

私たちの元にお生まれになる方は、単なる王様ではありません。天皇陛下でも、皇太子でもありません。この全宇宙も、その方と比較すれば、ほんの塵に過ぎないような何でもない、創造主、宇宙の創造主が、私たちを愛する天主が、人となって来られるからです。

何でこんなに小さくなって、無限の偉大な天主がなぜ、こんなにか弱い赤ちゃんとなって、私たちの為にお生まれになるのでしょうか?

その理由はたった一つしかありません。

天主が、私たちを愛したが為に、その愛のあまり、この御自分の地位も、御自分の御稜威も、全て忘れてしまったかのように、「私たちの元に留まりたい」と思われたからです。

「私たちに、御自分の持っているものを全て与えたい」と思われたからです。「天主の命を与えたい」と思ったからです。

そのとてつもないクリスマスのプレゼントを、私たちが今、受けようとしています。

ですから私たちも、その前日に、良い準備を致しましょう。洗者聖ヨハネがその一生をかけてそれを、私たちに模範を示して下さいました。私たちはその一生のところを1日、24日に捧げたいと思っています。

そして25日のクリスマスには、主の愛のプレゼントを受ける為に、集う事に致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





何故ユダヤの知識人、上流階層は、イエズス様を受け入れる事ができなかったのか?洗者聖ヨハネの言葉に、証言に従う事ができなかったのか?

2020年12月29日 | お説教・霊的講話
2020年12月13日(主日)待降節第3主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(大阪)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

聖パウロは言います、「常に喜んでいなさい。主は近いから。」

洗者聖ヨハネの元に、司祭やレビ人たちが送られました。なぜかというと、「時は既に近くて、救い主が来られる時はもう来ている。もしかしたら有名なあのヨハネが、メシアなのかもしれない」と人々は思っていました。

なぜかというと、お父さんはエルサレムの有名な司祭、聖なる司祭、そしてお母さんは聖エリザベト、立派な婦人で、しかもそのヨハネが生まれた時には、奇跡的な誕生の話が有名だった、啞が話せるようになった、ビジョンを見た、有名な人。

そしてヨハネも、エルサレムで首都で勉強した、聖書を学び、学識があり、そして全てを捨てて、あのアーロンの家系の、大司祭の家系の、有名な名門の家の優等生、その子が、聖人のような神童のヨハネが、今や全てを捨てて、砂漠で祈りと苦行の生活をしている。そして数千人の弟子たちが彼の前に集まっている。

「やはり、これだ。あなたがメシアに違いありません。あなたがそうなら、私たちはあなたの元に付いて行きます。私たちはあなたの弟子になります。あなたは特別な方で、私たちはちょっと遠くにいますけれども、でもそれでもあなたに付いて行きましょう。さぁ教えて下さい。あなたはメシアですか?」

ヨハネは答えます、「違う、そうではない。絶対違う。」

「エリアですか?」
「そうでもない。」

「預言者ですか?」
「違う。」

「あなたは一体何なのですか?」
「ただの声だ。砂漠で叫ぶ、メシアの準備をするただの声だ。私の後に来られる方は、本当の救い主は、私より前におられる方で、私はその前に屈んでその草履を温める為に懐に入れる価値もない。履物の紐を解く、触る価値もない、なんでもない者だ。」

これほどの証言があったにも関わらず、何故ユダヤの知識人たちは、金持ちたちは、上流階層たちは、イエズス様を受け入れる事ができなかったのでしょうか?洗者聖ヨハネの言葉に、証言に従う事ができなかったのでしょうか?

イエズス様がもしかしたらあまりにも御謙遜で、ナザレの田舎の寒村の貧しい生まれで、生まれた場所はベトレヘムかもしれませんが、馬小屋で、お父さんは大工で、お母さんは普通の名も知れない、そして貧しい、学校にも行っていない、天主であるにも関わらず、これほど御謙遜になったその謙遜のその極み、その私たちへの愛の極みを見て、ユダヤ人たちは、その天主のやり方に理解ができなかったのかもしれません。

上層階級はそれを、その主の御謙遜のやり方に、あまりにも御謙遜であるので、それが本当の天主なのだろうか、という事がもしかしたら理解できなかったのかもしれません。

しかし、事実はそうでした。真の天主、真の天主よりの真の天主、真の光よりの真の光、天主聖父のその御一人子は、こうやって私たちのすぐ近くに来て、私たちと同じような生活をされて、私たちのすぐ傍に来られようとします。

この主の御謙遜と愛の中に、深く入る事に致しましょう。いつも喜んでいて下さい。主はこんなに近くにおられます。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





【再掲】2018年12月25日 主の御降誕の大祝日(日中のミサ)説教・大阪 「なぜ天主は人となられたか?」

2020年12月28日 | お説教・霊的講話
2018年12月25日(火)主の御降誕の大祝日 日中のミサ(大阪)
小野田神父 説教

聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は、私たちの主イエズス・キリストの御降誕の大祝日を祝っています。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、では今日の御降誕のミサで私たちは、イエズス様の、「真の天主が人となった」というこの神秘の黙想を続ける事に致しましょう。

今日特に私たちの黙想を続けたいのは、天主が、私たちを愛するが為に人となった、そのことです。

その愛の極みのあまり、その愛の狂気のあまり、狂ったかのような愛は、私たちを幸せにする為に人間となったばかりか、幼子となったばかりか、奴隷のようにくるまって、動けなくなったのです。

そればかりか、か弱くなったばかりか、更に私たちの為に、罪が無かったにもかかわらず、聖なる者であるにもかかわらず、汚れの無い者であるにもかかわらず、私たちの全ての罪を身に負って、あたかも罪人であるかのようにお生まれになりました。

この愛の極みを、私たちは今日黙想をする事を提案します。

この地上に私たちが生まれてきた目的は一体何でしょうか?何で私たちはここにいるのでしょうか?

それは、「永遠の幸せを受ける為」です。「天主と共に永遠の至福に与る」という為に、私たちは創造されました。そしてこの世に生まれてきました。

それに反対するものは唯一あります。それこそが私たちにとって唯一の悪です。それは「罪」です。

なぜかというと、罪を犯す事によって、創造の目的が達成されなくなるからです。私たちは天主に対して戦いを挑み、戦争を起こして、そして天主の御稜威を崩壊させようとするのです。そして私たちの戦争は必ず負けます。私たちは必ず敗北するに決まっているのです。たとえ勝っているかのように見えても、たとえ天主の創造の秩序を破壊したと思ったとしても、人類の科学が、あるいは知識が、技術が、医学が、天主の創った秩序と法に逆らい、成功を収めたとしても、結局不幸になって、負けて、そしてそれに対して何も抵抗ができない、という事を悟り、そして結局は傷付き、自分たちも傷付き、そして天主をも傷付けて、永遠に不幸になるのは人類です。

「罪を犯す」という事だけが唯一の悪です。唯一の惨めです。哀れな状態です。そして罪を犯す事によって、まず何よりも、天主の御稜威を傷付けます。天主に対してものすごい負債を負う事になります。

私たちは天主に対して償いを果たさなければなりません。しかしその償いは、私たちにとってとても払いきれるものではありません。私たちの中でどれほど聖なる人がいたとしても、払う事ができません。何千人何百人何億人という良い義人が償いを捧げても、祈りと犠牲を捧げたとしても、全く足りません。たった1つの罪さえも、贖うに足りません。大天使であっても、天の全ての天使たちが集まって、私たちの為に何かをしても、足りません。私たちはもはや、既にどうしようもなく、永遠の苦しみを以て償うしか、永遠の滅びを味わうしか、もう既にやる方法がなかったのです。

しかし天主の正義は、そして天主の憐れみは、私たちの想像をはるかに超えるほどの偉大なものでした。愛に満ちたものでした。そして何と、天主の正義と憐れみは、一つになりました。「正義と平和は接吻をした。“justitia et pax osculatae sunt.”」と詩篇にあります。

私たちの主は、私たちの代わりに、全ての罪の償いを自分の身に負って、罰を身に負って、お生まれになりました。イエズス様の御誕生のその直後から、この地上での生活を、十字架の上で終えるまで、苦しみと、殉教の、十字架の連続でした。

イエズス様の泣き声は、赤ちゃんとしての泣き声は、そしてイエズス様のお受けになる全ての傷は、私たちに叫んでいます。

「私たちを愛している。私たちの全ての罪の償いを私にくれ。私はその引き換えに、お前たちに喜びと幸せを与えよう。罪の赦しを与えよう。」イエズス様の唯一の望みは、私たちが全ての罪の負債を赦されて、天国に行く事でした。幸せになる事だけです。

天主が、私たちの代わりに罪のいけにえとなる為に、お生まれになりました。これが天主の正義です。これが天主の平和です。

この事を思うと、私たちの黙想は更に進みます、「この世の人々の考えているものと、イエズス様の考えている事は、全く違う」という事です。

この世の人々は、「お金が簡単に入って、楽な生活をして、面白おかしく、美味しいものを食べて、気楽に生活するのが、祝福された事だ」と言っています。「天主から愛されている事だ」と思っています。そしてもしも何か辛い事があると、不平不満を言いますけれども、しかし天主様から聖父から愛された聖子、洗礼を受けた時に天主聖父は言います、「この、これこそ私の愛する子。私の心の気に入る子である」と。その聖子は、十字架の、苦しみの人生を送りました。

天主から愛されたマリア様も、罪の無かったマリア様も、天主から愛された選ばれたダヴィドの王の末の聖ヨゼフも、苦しみと十字架の生活を送られました。

天主の考えと、私たちの考えは、どれほど違う事でしょうか。
「心の貧しい人は幸いである。なぜなら、天の国は彼らのものであるから。」
「柔和な者は幸いである。なぜなら、彼らは地を受け継ぐから。」

イエズス様が十字架に付けられようとする時に、「聖父よ、」その最後の晩餐の時に言います、「聖父よ、子に栄光を現して下さい。」すると「私はお前に栄光を現した。更に栄光を現そう」と言います。その「栄光を現した」というのは、どうだったのでしょうか?

「十字架に付けられる事」でした。何という栄光でしょうか。

この世の人は、他の人が何か私の車よりも良い車を持っていると、「あぁ、何で私よりも良い車を持っているのだ。」「あぁ、何でこの人は私よりも成績が良いのか。」「何でこの人は…」と、妬みや嫉妬をするかもしれません。

しかし、イエズス・キリストの私たちへのメッセージは違っています、「天主は、永遠の昔から、私たちを一人一人愛しておられる」という事です。「私たちに一番良いものを与えておられる」という事です。そして「私たちにとって最も大切な贈り物は、この天主の愛だ」という事です。

ですから私たちは、これほど主から愛されているので、他の人がどうであろうとも、私たちが苦しみを受けよう、他の人が苦しみを受けていないとしても、私たちにはただ、主からの「愛されている」という愛を受けて、それを信じているので、いつも幸せです。できればこの幸せが他の方にも伝わりますように。私たちにとってあるものは、喜びと、平和と、幸せです。

もしも隣人が私たちに悪をしたら、例えば殉教者がそうでした、悪を受けたらどうでしょうか?

私たちの祖先の殉教者たちは、「損害賠償だ!治療費を出せ!復讐をする!」としたでしょうか。いえ、そうではなく、主から私たちは多くの負債を赦されているので、隣人の負債を喜んで許そうとしました。

「もしも、」イエズス様の教えたものは、非常に私たちの普通考える事とは違っています。もちろん「この精神を持て」という事ですが、「左の頬を打たれたら、右の頬を出せ。」「もしも上着を欲しいと言ったら、下着もあげよ。」「誰か強制して1000歩あるかせたら、2000歩あるけ。」「悪をする者に抵抗するな。」

なぜかというと、私たちには1つ確信があるからです、「主は、私たちを愛しておられる。私たちの幸せをのみ考えて下さっている。」ですから、「私たちは何も心配する事がない」という事です。

その私たちを愛して、愛の極みであるイエズス様が、今日生まれになりました。このイエズス様の心が、この愛が私たちに満たされますように、お祈り致しましょう。

「マリア様、今まで私たちの心は、イエズス様の精神をよく理解できていませんでした。私がイエズス様の心を理解する事ができるように助けて下さい。またこの優しいイエズス様の心を理解する事ができるように助けて下さい。多くの人が、そのイエズス様を受け入れる事ができますように、そして本当に幸せになる事ができますように。」

イエズス様は私たちに何も要求しません。ただ要求するのは、イエズス様を信じて、お愛しする事です。この「光は闇に輝いたが、闇はこれを受け入れなかった」とあります。願わくは、多くの方が、真の光を受け入れる事ができますように。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




カトリック聖伝のミサ 聖ピオ十世会 Traditional Latin Mass in Tokyo and Osaka, SSPX Japan

2020年12月27日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

今日東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計86人でした。
大阪のミサに来られた方は、19人でした。
日本では総計105人でした!天主様に感謝いたします。

今年の皆様の御支援とお祈りに心から感謝いたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田神父

【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

Shown below are the number of attendees at the masses in Tokyo today.

The total number of attendees at the 3 masses in Tokyo today was 86, including children.

09:00 mass
M: 18 (incl. 3 children)
F: 20 (incl. 3 children)
Total: 38 (incl. 6 children)

11:00 mass
M: 13 (incl. 2 children)
F: 16 (incl. 4 children)
Total: 29 (incl. 6 children)

12:30 mass
M: 12 (incl. 1 child)
F: 12 (incl. 3 children)
Total: 24 (incl. 4 children)

Total of 3 masses (excl. 5 people who participated in multiple masses)
M: 42 (incl. 6 children)
F: 44 (incl. 10 children)
Total: 86 (incl. 16 children)




アーサー・テーン「中国共産党とバチカンの協定が更新されるならば、教会の壁を罪のない人々の血で汚すことになる」

2020年12月27日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

ヴィガノ大司教が言及したアーサー・テーンのパロリン枢機卿への手紙をご紹介いたします。これはすでにイタリアのラ・ヴェリタ紙で公開されました。





East Asia Office
The Council on Middle East Relations
中東関係評議会 東アジアオフィス

2020年10月16日

イタリア・ローマ、バチカン市国
バチカン使徒宮殿
国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿


枢機卿猊下

もしバチカンが中国共産党との協定を更新するつもりなら、マイク・ポンペオ米国務長官の言葉を使えば、聖座は「教会の道徳的権威を危険にさらす」ことになるでしょう。

世界中のキリスト教徒の悔しさと恥ずかしさに加えて、中国共産党とバチカンの協定は、教会を、特にこの協定に第一の責任がある教皇フランシスコを歴史上の悪の側に置くことになります。このことは、この最初のイエズス会士の教皇が無知で傲慢であるだけでなく、霊的にも破綻していることが広く知られるのを強めています。教皇の恥ずべきところは、協定の更新について議論するために永遠の都ローマまで旅行をした香港のヨゼフ陳枢機卿に会うことを拒否したことです。同枢機卿は、ほとんど謙遜の心を持っていない男について語っています。

ご存じのように、陳枢機卿の関心事の一つに、香港の新しい司教を任命してその空席を埋めることがあります。彼は、1997年の香港引き渡しで「一国二制度」の原則の下で保証された自由を守るための戦いに最近敗れたばかりの旧英国植民地にある教会が、中国の支持を得ていても地元の信徒の群れの支持を得られない司教に支配されるのではないかと危惧しているのです。

中国共産党とバチカンのこの取引の内容は、これまで一度も外部の目に触れていません。透明性は、北京でもこの教皇職の下でも得意とするところではありません。しかし、この取引は、中国国家に司教の任命に関するかなりの権力を渡しているのです。

このような権力は、1933年7月にバチカンとドイツの新たに成立したナチス政府との間で結ばれた悪名高い「ライヒスコンコルダート」(Reichskonkordat=政教条約)の一部にさえもありませんでした。ピオ十一世の下のバチカン国務長官エウジェニオ・パチェリ枢機卿(後のピオ十二世)によって署名されたこの恥ずべき協定は、今までに教会が全体主義政権との間でこのような失態を犯した最後のものでした。

それから4年足らずの1937年3月、ピオ十一世は、回勅(最高形式の教皇書簡)「ミット・ブレネンデル・ゾルゲ」(Mit Brennender Sorge=深き憂慮に満たされて)の中で立場を変えました。彼は人種理論や人種や国籍を理由にして人を不当に扱うことを非難しました。ヒトラーやナチスに名指しで言及したわけではありませんが、この書簡はドイツの教会にのみ向けられたものでした。

今回、教会には、可能ならまだ抜け出せるチャンスがあります。もしそれができなければ、歴史的な汚名をこうむることになるでしょう。陳枢機卿が言うように、将来のいつか「新中国の立案をするために人々が集まってくる」としたら、そのとき「カトリック教会は歓迎されないかもしれません」。

2018年9月22日に協定が最終決定されたとき、その兆しは悪しきものでした。それ以来、多くのことが悪化しています。私たちオーストラリア人は、南シナ海における、そして台湾に対する中国の攻撃、大学や政治機関への中国の執拗なサイバー攻撃と「ソフトパワー」の侵入、「千人計画」の問題、そして他国を操ろうとする中国の一帯一路計画をよく知っています。

フランシスコは気候変動や市場資本主義を非難していますが、宗教の自由を含む中国の人権記録については、耳が聞こえないかのように沈黙しています。「再教育」は緩和されているという中国の主張にもかかわらず、中国の最西部では、ウイグル族のイスラム教徒の少数派用の380以上の収容所があります。目撃者の証言によると、妊娠中絶と不妊手術が広範囲で強制的に行われています。秘密協定を弁護するバチカンの人々は、協定は以前の教皇聖ヨハネ・パウロ二世とベネディクト十六世の仕事を結実させたものだと主張するのを好んでいます。二人とも中国との関係改善を望んでいました。しかし、二人とも、この協定に必然的に伴う妥協をする準備はなかったのです。

今日、中国全土で共産党当局は、イスラム教徒をこれまでにないほどの監視の対象とし、キリスト教の教会を閉鎖したりブルドーザーで破壊したりし、修道士にマルクス・レーニン主義への忠誠を誓わせ、子どもたちが天主の言葉を聞いたり読んだりすることを禁じ、新約聖書がイエズスは無実の男女を石打ちで殺したと言っていると書き換えています。

習近平の「宗教の中国化」の命令(diktat)の下で、宗教の看板は、破壊されるか、あるいは置き換えられるかしています。童貞マリアの代わりに毛沢東に、イエズスの代わりに習近平に。

これは全く忌まわしいものであり、サタニズムによる心の働きです。

中国共産党とバチカンの協定が教皇フランシスコによって更新されるならば、この悪名は教会の壁を罪のない人々の血で汚すことになるでしょう。

教会は、自らの使命の重要性を理解しているのか、それとも教会自体が両替屋のいる神殿になってしまったのかのどちらかです。イエズスの言葉を借りれば、「『私の家は祈りの家といわれる』と書かれているのに、それを『盗人の巣』にするのか」(マテオ21章13節)です。

心を込めて

アーサー・テーン
理事長

【東アジアオフィスは、中東と東アジアの多面的な関係を、経済、政治、安全保障、社会・文化の相互作用とその影響を学術的に分析することで探求しています。これらの問題に関する共同研究を促進し、制度的なパートナーシップを構築することを目指しています。】



ヴィガノ大司教「司教として私たちは黙っていることはできません。私たちが黙っていることは、キリストを否定し霊魂を人類の敵【悪魔】に委ねる傭い人たちとの黙認と共謀を意味するからです。」

2020年12月27日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

私たちの主イエズス・キリストの御降誕のお慶びを申し上げます。

2020年12月18日付の元在米教皇大使ヴィガノ大司教の記事の日本語訳を参考情報としてご紹介いたします。

愛する兄弟姉妹の皆様ご自身が判断する材料として、カトリック司教の中にはこのような発言をしている方もおられるということをニュース情報を紹介しています。ヴィガノ大司教の発言は、大手マスコミが報道しない内容ですが、今の私たちの生きている時代について知るための一つの材料となると考えています。

ファチマの故シスター・ルチアは、私たちは今、黙示録の時代に生きていると言っていました。また同じシスターは生前に「悪魔的な方針の間違い diabolical disorientation 」のことを警告していました。

法とは、真理と善と命のためにあります。カトリック教会法は、カトリック信仰を守るため、霊魂の救いという善のため、永遠の命のためにあります。

しかし、教会法は、50年前から、教会が常に行っていたことをし続けようする人々に組織的に「罰」を与えるために使われ始めました。カトリック教会の最も大切なこと(信仰)はないがしろにされ、形だけの「法」がファリザイ的に強調されてきました。

例えば、聖伝のミサは常に有効であって一度も廃止されたことがなかったにもかかわらず、聖伝のミサをし続けていたがために、聖ピオ十世会は不当な迫害にあってきました。この不正はいまでも続いています。

歴代教皇の教皇と公会議の不可謬の教えに従順であり忠実であろうとするがゆえに、聖ピオ十世会は「不従順」であると攻撃されています。

第二バチカン公会議から始まった、カトリック教会の路線転換はまだ続いています。

カトリック教会がもともとの信仰生活に戻るように、伝えられたままの信仰(聖伝)に戻るように、聖母の汚れなき御心に祈りましょう。

聖ヨゼフにカトリック教会を守ってくださるように祈りましょう。

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Archbishop Viganò: A Den of Thieves - OnePeterFive

Editor’s Note: On Saturday, December 19th, an Op-Ed piece from H...

OnePeterFive

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Viganò: Cina Braccio Armato del Nuovo Ordine. Vaticano Complice.

Marco Tosatti Carissimi Stilumcuriali, ci sembra interessante rilancia...

STILUM CURIAE

A DEN OF THIEVES
盗人の巣

Exsurgat Deus, et dissipentur inimici ejus:
et fugiant qui oderunt eum a facie ejus.
Psalm 67
天主は立ち給い、その敵は散り去らんことを。
天主を憎む者は御前から逃げんことを。
詩篇67節2

ここ数日、ベルゴリオがオンライン動画配信会社「ネットフリックス」(Netflix)の「Sharing the Wisdom of Time」(仮訳:時の叡智を共有する【2018年の教皇フランシスコの著書の題名】)というテレビシリーズの制作に時間を割いていることが最新のニュースとなっています。

同社は昨日、そのシリーズのイデオロギー的なポイントをまとめた投稿をツイッターで公開しました。それは「Praise Satan」(サタンを讃えよ)です。この多国籍企業が、未成年者への性的搾取を含む不道徳と悪徳の蔓延に関与していることは言うまでもありません。

同様に、ここ数日の間に、聖座は国連との間で、持続可能性と性の平等を促進するための協定に署名し、それによって妊娠中絶と避妊を促進する組織に支援を提供しているのです。

2020年12月8日という無原罪の御孕りに奉献されたまさにその日に、ほとんど聖母に対する恥ずべき侮辱のように、バチカンと「Council for Inclusive Capitalism」(仮訳:包括的資本主義評議会)[1]との間に新たなパートナーシップが正式に設立されました。この団体は、ヒラリー・クリントンとジェフリー・エプスタインの親友であるリン・フォレスター・ド・ロスチャイルドによって推進されています。また、この設立の前には、世界経済フォーラムの会長とグレート・リセットの理論家であるクラウス・シュワブに称賛のメッセージが送信されています。誤解を生じさせないために、サイコパンデミックの緊急時に当局に従うようにとの多数のアピールの後、新型コロナウイルスワクチンが義務的にバチカン市国のすべての公務員とスタッフのために作られることが表示されます。このワクチンが、中絶胎児の組織で生産されており、また効果的あるいは無害であることの保証をまったく提供していないにもかかわらずです。

私は、現在のカトリック位階階級の指導者たちが、世界統一主義の寡頭政およびフリーメーソンへ奉仕する立場に自らを置いているのが理解できるということを、今ではあらゆる合理的な疑いを超えて、疑いのないものだと信じています。バチカン大聖堂でのパチャママの偶像崇拝に加えて、現在、冒涜的なキリスト生誕場面が登場しています。その象徴物は、古代エジプトの儀式を連想させるだけでなく、エイリアンをも思わせるように見えます。この一連の出来事において、非常に明確なイデオロギー的一貫性と明晰な悪魔的精神があることを否定できるのは、世間知らずの人か共犯者だけです。

しかし、私がすでに指摘したように、教会内部の出来事を評価するのに、さらに広い政治的・社会的文脈でその出来事をまとめることをしないように自制するなら、誤解を招くことになってしまうでしょう。主役と端役の両方が同じ台本に従っている唯一の方向が与えられています。目的は今や、宣言されています。ディープ・ステートによって国家を、ディープ・チャーチによってキリストの教会をそれぞれ内部から破壊し、偽預言者の助けを借りて、反キリストの国を確立することなのです。

ベルゴリオが強く希望し、数週間前に更新された中国とバチカンの秘密協定は、この憂慮すべき絵図に完全に収まり、中国のカトリック教徒を迫害へ、反体制派を再教育へ、教会を解体へ、聖書を検閲と冒涜へ引き渡す、この「邪悪の合意」(pactum sceleris)を裏付けているのです。諸教皇が常に軽蔑をもって拒否していたこの合意が、イエズス会の決定的な助けを借りて、マカリック元枢機卿と彼の共犯者たちの任務のおかげで可能になったのは偶然ではありません。実行犯は、私たちが知っているように、常に同じです。彼らは堕落して堕落させる者であり、恐喝されて恐喝する者であり、教理と道徳に対する反抗によって全員が一つなっており、反カトリックの、実際には反キリスト教の権力に無差別にへつらっているのです。

共産主義中国は、実験室で作られた突然変異ウイルスの蔓延【訳者注:Professor Giuseppe Tritto, the president of the World Academy of Biomedical Sciences and Technologies (WABT): Cina COVID 19: La Chimera che ha cambiato il Mondo, 2020, Edizioni Cantagalli. Dr. Li-Meng Yan, Dr. Shi Zhengli】と同様に、

米大統領選挙への干渉や、北京の政権に奉仕する第五列【スパイ】の編入など、新世界秩序(New World Order)の戦闘的部門を構成しています。それはまた、教会の指導者の背教を促進し、教会が福音を宣べ伝えたり、自らがエリートの攻撃からの防御壁となったりすることを妨げています。このこと【共産主義中国との癒着】がバチカンに経済的な利益をもたらすという事実は、ベルゴグオのセクトのこの地獄の計画へのへつらいをさらに恥ずべきものにしており、かつてキリスト教的であった社会を意図的に溶解させる計画の一部でもある移民ビジネスとの重要な対位法をつくり出しています【対位法はポリフォニーの技法で、複数の旋律がそれぞれ独立性を保ちつつ同時に共存して調和のとれたメロディーを織り成す】。カトリック教会の使命をこのようにスキャンダラスに裏切ることが、司教たちからの確固とした勇気ある非難に値するものではないのは不愉快なことです。司教たちは、背教がこれまで以上に大きな決意を持って追い求められたその証拠を目前に見て、恐怖あるいは偽りの賢明さという概念から声を上げる勇気がないのです。

中東関係評議会(Council on Middle East Relations)【オーストラリアの非政府組織】のディレクター【創立者でもある】、アーサー・テーン(Arthur Tane)博士の言葉は、大胆で力強く聞こえるかもしれませんが、この最も不吉な「教皇職」の下で行われている倒錯を、偽りの恐怖を持たずに浮き彫りにするという利点があります。

パロリン枢機卿へのテーンの書簡の発表により、陰謀家たちの計画が達成される前に、最終的に目を覚ます人々が出てくることが期待されます。この点で、私たちは、グアダルーペの聖母の祝日にバーク枢機卿が「グレート・リセット」という目的のために新型コロナウイルス感染症を使ったことについて行った称賛すべき非難に同意します。

この非難は、私が昨年5月に行って、何度も繰り返している非難や、天主の御言葉に忠実であり、自らの群れに対して熱心である他の牧者たちの非難の仲間入りをするものです。

アーサー・テーンのパロリン国務長官への手紙は、次のように、かつてないほど適切な福音の引用で締めくくられています。「教会は自らの使命の重要性を理解しているか、それとも教会自身が両替屋のいる神殿になってしまったかのどちらかです。なぜなら、イエズスの言葉には、『〈私の家は祈りの家といわれる〉と書かれているのに、それを盗人の巣にするのか』(マテオ21章13節)とあるからです」。

司教として、私たちは黙っていることはできません。私たちが黙っていることは、奪われた権力を悪用し、キリストを否定し、霊魂を人類の敵【悪魔】に委ねる傭い人たちとの、容認できない黙認と共謀を意味するからです。

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ

2020年12月18日

待降節の四季の斎日の金曜日

[1] http://www.vatican.va/content/francesco/en/speeches/2019/november/documents/papa-francesco_20191111_consiglio-capitalismo-inclusivo.html

https://www.nytimes.com/2020/12/08/business/dealbook/pope-vatican-inclusive-capitalism.html

https://www.maurizioblondet.it/lynn-forester-rothschild-e-la-nuova-papessa-della-chiesa-bergogliana-del-sacro-great-reset-viene-alla-luce-il-grande-piano-gnostico-finanziario-per-cui-bergoglio-e-stato-promosso/



東京でのミサ:いつもの場所です

2020年12月27日 | 聖伝のミサの予定
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

東京では、ミサの会場がいつもの場所に戻ります。宜しくお願いいたします。





カトリック聖伝のミサの報告 聖ピオ十世会 クリスマスのミサ Traditional Latin Mass in Tokyo and Osaka, SSPX Japan

2020年12月26日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

私たちの主イエズス・キリストの御降誕の祝日、改めておめでとうございます!

大阪では、予定通り、真夜中のミサの前に恒例行事の朝課を歌いました!

大阪での真夜中のミサには、24人が参加されました!ミサの後には、典礼の規定通り、グレゴリオ聖歌で讃課も捧げました。12月25日のあかつきのミサには、23人が参加されました。

大阪でのクリスマス特別献金として、今のところ、総計十二万三千円を頂きました。ありがとうございます!

12月25日の東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計81人でした。(13の国籍の方々で、子供たちは13人でした!)東京のミサの時のクリスマス特別献金として、ミサの前後で、総計82,000円を頂きました。感謝いたします!
(ゆうちょ銀行への分はまだ含まれておりません。)

今日12月26日の聖ステファノの祝日のミサには、30人が参加されました!天主様に感謝いたします!

【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

Shown below are the number of attendees at the masses in Tokyo today.

The total number of attendees at the 2 masses in Tokyo today was 81, including children.

18:00 mass
M: 24 (incl. 4 children)
F: 23 (incl. 4 children)
Total: 47 (incl. 8 children)

19:30 mass
M: 20 (incl. 2 children)
F: 21 (incl. 3 children)
Total: 41 (incl. 5 children)

Total of 2 masses (excl. 7 people who participated in multiple masses)
M: 40 (incl. 6 children)
F: 41 (incl. 7 children)
Total: 81 (incl. 13 children)

【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

Shown below are the number of attendees at the mass in Tokyo today.

The total number of attendees at today's mass in Tokyo was 30, including children.

08:30 mass
M: 16 (incl. 3 children)
F: 14 (incl. 3 children)
Total: 30 (incl. 6 children)










カトリック聖伝のミサ:聖ピオ十世会:クリスマスから年末年始のミサの予定 Traditional Latin Mass

2020年12月26日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(トリエント・ミサ ラテン語ミサ)にご招待します。

最新情報は次のカレンダーをクリックしてください
聖ピオ十世会 ミサのご案内

年間の予定はSSPX JAPAN MISSION CALENDARをご覧下さい。

クリスマスから年末年始のミサの予定を確定します。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図)

 12月24日(木)  17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭 21:00 御降誕の朝課
 12月25日(金)  00:00 主の御降誕のミサ聖祭 および賛課 10:30 ミサ聖祭(暁のミサ)
(!大阪では土曜日にはミサがないことにご注意ください!)
 12月27日(日) 17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭
 12月28日(月) 06:30 ミサ聖祭

2021年
 1月1日(金)  17:20 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭
 1月2日(土) 09:50 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭
 1月3日(日) 17:20 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭
 1月4日(月) 06:30 ミサ聖祭

【東京】
12月25日(金)主の御降誕【守るべき祝日】ミサ二回 入谷ホール2F(会場にご注意ください!)
18:00:読唱ミサ(御降誕の日中のミサ)
19:30:歌ミサ(御降誕の日中のミサ)

12月26日(土)入谷ホール2F08:30:歌ミサ(聖ステファノ)(ミサの開始時間と会場にご注意ください!)

12月27日(日)主日ミサが三回捧げられます。「聖ピオ十世会 聖なる日本の殉教者巡回聖堂」 東京都文京区本駒込1-12-5 曙町児童会館(地図)【主日はいつもの場所です。ご注意ください。】
午前8時20分頃から準備が出来次第、告解の秘蹟を受けることができます。二階です。
09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live
11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ
それぞれのミサの間にも告解の秘蹟を受けることができます。二階の告解の部屋に司祭は待機しております。

★正月の三が日はミサの時間がいつもと違います★
1月1日(初金)主の御降誕の八日目【守るべき祝日】ミサ二回【いつもの曙町会館です】
10:00頃から:告解開始
10:30から:読唱ミサ(主の御割礼の祝日・御降誕の大祝日の八日目)
12:00から:歌ミサ(主の御割礼の祝日・御降誕の大祝日の八日目)(ライブ中継をいたします)Facebook live

1月2日(初土)夕方に1回ミサがあります。
18:00から:歌ミサ(初土曜日―聖母マリアの汚れなき御心のミサ)

1月3日(主日)【この日のミサも、1月1日同様、先に読唱ミサ、次いで歌ミサの2回です。】
10:00頃から:告解開始
10:30から:読唱ミサ(イエズスの御名の祝日)
12:00から:歌ミサ(イエズスの御名の祝日)(ライブ中継をいたします)Facebook live

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

My dearest Brethren!
I would like to reconfirm the Mass schedule for Christmas and New Year.

+++ Mass schedule in TOKYO +++

December 25: Nativity of Our Lord: Mass Location 2nd Floor at IRIYA HALL (only for Christmas and Dec 26th)
18:00 - Low Mass
19:30 - Sung Mass

December 26: Saint Stephen: Mass Location 2nd Floor at IRIYA HALL (only for Christmas and Dec 26th)
8:30 - Sung Mass

December 27 (Sunday) Mass location: "Holy Japanese Martyrs' Mass Center", Akebonocho Jido-kaikan, 1-12-5 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo, Map: http://g.co/maps/nxeh5
09:00 - Sung mass Facebook live
https://www.facebook.com/arata.nunobe
11:00 - Low mass
12:30 - Low mass

First three days of the New Year 2021, we have Masses at different time : Mass location: "Holy Japanese Martyrs' Mass Center", Akebonocho Jido-kaikan, 1-12-5 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo, Map: http://g.co/maps/nxeh5

January 1st : [Holy Day of obligation in Japan]
10:30 - Low Mass
12:00 - Sung Mass Facebook live
https://www.facebook.com/arata.nunobe

January 2nd : First Saturday
18:00 - Sung Mass

January 3rd : Feast of Holy Name of Jesus
10:30 - Low Mass
12:00 - Sung Mass Facebook live
https://www.facebook.com/arata.nunobe

+++Mass schedule in OSAKA+++

http://goo.gl/maps/Z2HmnVSh8oA2

Thu, December 24: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00; Matines at 21:00
Fri, December 25: Midnight Mass of Nativity at 00:00, Dawn Mass at 10:30
[Sorry, there will be no Saturday Mass.]
Sun, December 27: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00
Mon, December 28: Holy Sacrifice of the Mass at 06:30 am.

New Year 2021
Fri, Jan 1: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00
Sat, Jan 2: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30
Sun, Jan 3: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00
Mon, Jan 4: Holy Sacrifice of the Mass at 06:30





クリスマスの東京での聖伝のミサ:入谷ホール2Fです!

2020年12月25日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!
主の御降誕おめでとうございます!

東京では、12月25日の夕方にミサを予定しています。
曙町会館ではなく、当日と翌日26日のミサは入谷ホール2Fで行います。
お間違えのないようよろしくお願いいたします。

住所: 東京都台東区入谷1-27-4 
会場の名前:プラーズ入谷 『入谷ホール』

OGPイメージ

Special Mass Location-20201225-26.pdf

Google Docs

この両日のスケジュールは下記の予定です。

12月25日(金曜日)ミサ二回
入谷ホール2F
17:30頃から:告解開始
18:00:読唱ミサ(御降誕の日中のミサ)
19:00過ぎから:ミサ終了後、告解
19:30:歌ミサ(御降誕の日中のミサ)
12月26日(土曜日)
入谷ホール2F
08:00頃から:告解開始
08:30:歌ミサ(聖ステファノ)ミサの開始時間にご注意ください。
また今回は入谷ホールのいつもの3Fではなくより広い2Fを予約しました。(3Fの部屋の方が2Fより31m2広く、椅子の数も30脚多くなっています。)お間違えの無いようお願いいたします。

また、例年通り、ミサの直後に幼子イエズス様に「接吻する」式をする予定です。(ただし、今年はコロナウイルスのため実際に接吻することはできませんので、それに代えて御像の前で跪いていただくか、礼をしていただくだけになる予定です。どうぞご了承ください。今年の聖金曜日の十字架の礼拝の時と同じような形式にする予定です。)

今年はコロナウイルスのため、クリスマス・パーティーは行いません。ミサの後の感謝の祈りで終了です。ご理解をお願い致します。

大変心苦しいのですが、コロナ対策の一環として、換気をよくするために窓を開けてミサを行う予定です。寒くない服でお越しください。

Merry Christmas!

Our Traditional Latin Mass in Tokyo will take place at IRIYA Hall.

There will be two Masses : 6 PM and 7:30 PM.





--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】