Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

「暁の星の聖母修道院」 近況と出来事のご報告|毎日の聖務と最初の巡礼 Some updates of the life of the new Priory: Stella Matutina.

2021年01月31日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2021年1月30日(土)に大阪の聖母の汚れ無き御心聖堂で録画した、小野田神父のメッセージをご紹介いたします。

チャンネル登録をなさいますと、新しくアップされた動画の通知が届くので便利です。チャンネル登録は、ここ「SSPX JAPAN 聖ピオ十世会日本」をご覧ください。


2021年1月31日(主日)前後の聖伝のミサの予定:Traditional Latin Mass for January 31, 2021

2021年01月31日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(トリエント・ミサ ラテン語ミサ)にご招待します。

最新情報は次のカレンダーをクリック
年間の予定はSSPX JAPAN MISSION CALENDARをご覧下さい。

今週末:2021年1月29日(金)30日(土)31 日(主日)のミサの予定を再確定します。予定通りです。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図

 1月29日(金)  17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭

 1月30日(土) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

1月31日(日) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭(小野田神父)【ミサの開始が午前に変更になりました。ご注意ください。月曜日のミサはありません。】

【東京】 「聖ピオ十世会 聖なる日本の殉教者巡回聖堂」 東京都文京区本駒込1-12-5 曙町児童会館(地図

1月31日(日)主日ミサが三回捧げられます。

午前8時20分頃から準備が出来次第、告解の秘蹟を受けることができます。二階です。

09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live

11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ

それぞれのミサの間にも告解の秘蹟を受けることができます。二階の告解の部屋に司祭は待機しております。

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

Ave Maria Immaculata!

My dearest Brethren!

I want to reconfirm the Mass schedule for the weekend of January 31, 2021.

Mass times in Tokyo:
09:00 - Sung mass Facebook live
11:00 - Low mass
12:30 - Low mass
It would help us maintain proper social distancing if you could consider spreading your mass attendance among the three masses.
Mass location:
"Holy Japanese Martyrs' Mass Center"
Akebonocho Jido-kaikan
1-12-5 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo


Mass schedule in OSAKA:

Fri, January 29: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00

Sat, January 30: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30

Sun, January 31: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30














七旬節の福音の黙想:「ぶどう畑で働く人をやとう主人のたとえ」の神秘・私たちは午後5時に呼ばれた働く人です

2021年01月30日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、2021年1月31日は七旬節の主日です。

「テレワーク」方式ではありますが、皆様にYouTubeで「七旬節の主日の説教」の動画をご紹介いたします。

この動画が気に入ったら、お友達にもご紹介くださいね。

天主様の祝福が豊にありますように!

トマス小野田圭志神父


「暁の星の聖母修道院」信仰を何も変えずに守るために、歴代の教皇様の不可謬の教えに忠実で従順であるために

2021年01月30日 | お説教・霊的講話
2021年1月10日(主日)聖家族の祝日

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父メッセージ

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄妹姉妹の皆様、今日は嬉しいニュースをお伝えしたいと思います。

聖ピオ十世会は、東京に新しい修道院をオープンしました。フランス人のドモルネ神父様(聖ピオ十世会司祭です)と、そして私と二人で、司祭生活を共同生活を始めました。

何も、全く何も無いナザレトの家のような単純な生活ですけれども、しかしやはり一緒に御聖堂でお祈りをして、黙想をして、そして共同生活をするのは、本当に喜びに満ちたものです。どうぞ皆さんのお祈りとサポートを深く感謝しております。

そして明日から、この修道院創立の為の司祭黙想会も一週間、沈黙の内に行なうつもりです。どうぞこの黙想会の成功の為にお祈り下さい。

この黙想会が終わったら、マリア様にこの修道院、そして全ての活動、ミッション、そして皆さんを、マリア様の汚れなき御心に奉献する予定です。

そしてこれからは修道院長は、「マリア様の汚れなき御心」であって、私たちはそのしもべに過ぎない、という事も奉献で言明したいと思っています。

そしてマリア様こそ、私たちの司祭生活をリードして下さるように、導いて下さるように、お願いしたいと思います。

また今日は聖家族の祝日でもありますので、私たちの司祭生活、共同生活が、家族の生活であるように、一致の生活であるように、兄弟たちの生活であるようにと、聖ヨゼフ様とマリア様に、イエズス様にお願いしています。皆様もどうぞお祈りをお願いします。

ところで、ドモルネ神父様は、この次の主日に東京で初ミサをされます。どうぞ皆さんいらしてください。9時と11時と12時半です。入谷ホールという所であります。

ところで、修道院の名前は「暁の星の聖母修道院」ですけれども、なぜこの名前を付けたかというのを少し説明させて下さい。

「暁の星の聖母」に対する信心は、私たちのミサの時にいつも、27年間以上に渡って、これを続けてきました。

暁の星のマリア様というのは、聖母の連祷の内の1つの呼びかけですけれども、マリア様のタイトルですけれども、ちょうど夜の星がなくなってしまって、そして太陽が昇りつつある時に、暁の星だけが一つ残って、そして太陽が来るのを私たちに知らせてくれる、そしてそれを導く、そしてそのマリア様は暁の星に例えられます。

では昇る太陽というのは、正義の太陽イエズス・キリストであって、そしてちょうど日の出ずる国日本に、まさに正義の太陽が昇る為に、その先駆けとして、私たちに輝いて下さるマリア様、暁の星が素晴らしい名前だと思っているからです。

また、これは開国して20世紀になった当初、マリア会の神父様たちが日本に来て学校を作る時に、この「暁星」という名前をつけました。マリア会のエミリオ・エック神父様(エミール・エック)は、非常にその為に、この日本の宣教の為にヨーロッパ中を回って、献金を集めたり、募金を集めたりして、そして教皇聖ピオ十世ともお会いして、祝福を受けたりしました。

また、その日本での学校が「暁星」だ、「暁の星」だという名前を聞いた、当時マリア会で聖マリア大学、ローマの大学の学長をしていたエルネスト・モリス神父様も、その日本での活動がうまくいくように、暁の星に対するマリア様のお祈りを作りました。これは聖ピオ十世が贖宥を与えています。

そしてこのお祈りを私たちも、いつもミサの後に祈っています。暁の星なる聖マリア、私たちのこの日本を、正義の太陽であるイエズス様が日本を照らすのを助けて下さいますように、お祈りしています。

ですから、この名前を取る喜びを私たちは受けました。どうぞ暁の星なる聖母マリア様にたくさんお祈り下さい。

今年はルフェーブル大司教様の帰天30周年で、ですからちょうど良いタイミングであるなぁと、ルフェーブル大司教様にも感謝しています。

もしも聖伝のミサが今、世界中にあるとしたら、これはたった一人、この大司教が命がけで守って下さったからに他ならないからです。

では愛する兄弟の皆さん、これから聖ピオ十世会が多くの霊魂の為に働く事ができますように、聖化の為の働く事ができますように、そして信仰をこのまま何も変えずに守る事ができますように、教皇様たちにいつも、その歴代の教皇様の不可謬の教えに忠実で従順である事ができるように、カトリック教会のその聖伝に、多くの公会議の不可謬の教えに従順である事ができるように、活躍したいと思っています。

皆さんの多くのお祈りとご支援を感謝しています。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。






2021年1月24日カトリック聖伝のミサの報告 東京 大阪 Traditional Latin Mass in Tokyo and Osaka SSPX Japan

2021年01月29日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2021年1月24日に東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計77人でした。大阪では21名でした。

この日は、東京では気温が低く、雪も予想されていたのですが一日中雨でした。

緊急事態宣言もあり、大事をとられた方々もあったことだと思います。窓を開放しているので寒いなかをミサに与った方々は大変だったと思います。

1月24日に東京では恒例の踏み絵に対する償いの儀式を行いました。大阪ではすでに1月17日に行いました。

2021年1月24日では、ドモルネ神父神父様の大阪での「初ミサ」がありました。この日から主日のミサが午前10時半に変更になりました。また主日のキリアーレには、du Mont のミサ・レジアを歌いました。

大阪ではたくさんの霊的花束が寄せられました。愛する兄弟姉妹の皆様に深く感謝申し上げます。

【報告】
Dear Fathers:
The total number of attendees at the 3 masses in Tokyo today was 77, including children.

09:00 mass
M: 14 (incl. 1 child)
F: 12 (incl. 1 child)
Total: 26 (incl. 2 children)

11:00 mass
M: 18 (incl. 6 children)
F: 17 (incl. 7 children)
Total: 35 (incl. 13 children)

12:30 mass
M: 9 (incl. 0 child)
F: 13 (incl. 1 child)
Total: 22 (incl. 1 child)

Total of 3 masses (excl. 6 people who participated in multiple masses)
M: 40 (incl. 7 children)
F: 37 (incl. 9 children)
Total: 77 (incl. 16 children)

【大阪からの霊的花束】
Spiritual Bouquet from Osaka

Attendace of the Holy Mass 835
Holy Communions 851
Spiritual Holy Communions 2,432
The Way of the Cross 46
Holy Rosary 4,882
Mortification 2,315
Ejaculation 9,480
Litany 2,022
First Saturday devotion 7
Prayer for priests 248
Other prayers or work of charity 220






カトリック教会が聖体拝領の前に百夫長の美しい祈りを唱える理由とは | English Message from Fr Onoda

2021年01月27日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2021年1月24日、御公現後第三主日に東京で録画した、小野田神父のメッセージをご紹介いたします。

チャンネル登録をなさいますと、新しくアップされた動画の通知が届くので便利です。チャンネル登録は、ここ「SSPX JAPAN 聖ピオ十世会日本」をご覧ください。


聖家族の模範にならう

2021年01月27日 | お説教・霊的講話
2021年1月10日(主日)聖家族の祝日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父様御説教(東京)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

今日は聖家族の祝日です。ナザレトの聖ヨゼフと、マリア様と、そしてイエズス様、3人の家族、聖なる家族の祝日です。

これは、聖家族が私たちに、「この3人を見倣って、イエズス様とマリア様とヨゼフ様を見倣って、私たちも同じように聖なる生活を送るように」と招いています。

イエズス様が私たちに見せる模範は、このテレビや映画や新聞が私たちに見せるようなものではありません。ナザレトの聖家族は富がすべて良いと言うのではありません。

イエズス様はお祈りを大切にして、自分の務めを果たして、そしてお父さんとお母さんによく従順に従って、そして夫婦はいつも忠実で、謙遜に、愛を持って、平和な家庭を、慎ましく、イエズス様と天主に御捧げする、という事を模範で示しています。

イエズス様とマリア様と聖ヨゼフにお祈り致しましょう。私たちの家族がますます聖家族のようになりますように。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




キリストの30年間の私生活が私たちに教えている家族の大切さ

2021年01月27日 | お説教・霊的講話
2021年1月10日(主日)聖家族の祝日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

今日は聖家族の祝日です。聖家族の模範を黙想致しましょう。

天主の聖子、本性によって、永遠の昔から永遠の未来に至るまで、変わりのない天主、その天主の御言葉、天主の聖子、天主御自身が、この世全てを創った天主が、30年間、聖ヨゼフとマリア様の下で、幼子として、従順に従っておられました。

この世を救う為に、この世を聖化する為に、この霊魂の救いの為に人となったこの世の創造主は、一番私たちにとって何が大切かを教えています。

自分の使った時間の長さで、30年間の時間で、私たちに雄弁に語っています、沈黙の内に語っています。

それは「家族の生活」がどれほど大切か、「家族」がどれほど大切か、そして「従順」が、「謙遜な生活」が、「日常の生活」がどれほど大切か、という事です。

この現代21世紀では、この「家族」を破壊しようとする勢力がたくさんあります。男と男が家族を作る、あるいは女と女が家族を作る等と、天主の作った家族の真似事をしようしています。

あるいは、「従順」というものの徳の大切さが忘れられています。

あるいは、「この世で一番大切なのは、いいねのクリックをたくさん受ける事だ」あるいは「購読者数をたくさん得るユーチューバーになる事だ」等と誤解をしている方もたくさんいます。

しかし、「この世で最も大切な事は、そうではない」という事を聖家族は私たちに教えています。

唯一、イエズス様が教えたもう一つの出来事が、今日の福音です。

それは、「沈黙の従順の生活がどれほど大切であるか。家庭生活がどれほど大切であるか。しかしそれはもちろんだけれども、しかし、もしも天主の召命があるならば、天主から呼ばれるならば、その御旨を果たす為に、時には天主への奉仕の為に、家族を犠牲にしなければならない時がある。天主が第一である」という事を教えています。

願わくは、現代の特に若い人たちが、家族の大切さをよく理解して下さいますように。

それと同時に、もしも「天主から呼ばれる」という名誉を受けたならば、それに寛大に応える力と、そしてその御恵みを、光を受ける事ができますように、多くの若い人々の為にお祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




2000年間続けられたその教えに忠実である為に、従順である為に、教皇様たちの教えにいつも従順でそれに従う事ができる為に

2021年01月27日 | お説教・霊的講話
2021年1月3日(主日)イエズスの至聖なる聖名の祝日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(東京)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、3つほどお知らせがあります。

第1のお知らせは、とても嬉しいお知らせです。今年、聖ピオ十世会の日本の東京の修道院がオープンする事になりました。ドモルネ神父様と私と二人で、最初は二人からオープンします。

そして日本の多くの方々の霊魂の救いの為に、聖化の為に、家族の聖化の為に、そして多くの霊魂が天国に行きますように、働きたいと思います。

私たちがいつも教皇様や、歴代の教皇様や、過去からの昔のその不可謬の、多くの公会議の教え、2000年間続けられたその教えに忠実である為に、従順である為に、教皇様たちの教えにいつも従順でそれに従う事ができる為に、2000年間の秘跡をそのまま行ない続ける事ができるように、私たちはその為に、一生懸命に力を尽くしていきたいと思っています。

この実現の為に、多くの御恵みを頂きました。天主に感謝致します。マリア様の御取り次ぎにも感謝します。ヨゼフにも感謝します。皆様の寛大なご支援に感謝致します。更なるご協力をお願い致します。

2週間後の1月17日、ドモルネ神父様が、初ミサを皆様の為にして下さる予定です。

第2のお知らせは、この今の御ミサは、この心からの感謝として、皆様のお祈りや経済的なサポート等の感謝を込めて、12月31日から4日連続でミサを捧げています。皆様の御意向の為に、このミサが最後4回目のミサです、どうぞ心を合わせて下さい。

もう1つのお知らせは、私たちの兄妹姉妹に四番目の子供が生まれました。男の子の赤ちゃんです、お祈り下さい、明後日洗礼を受ける予定です。

今日は、イエズス様の至聖なる聖名の大祝日です。この至聖なる聖名、これは、永遠の昔から決まっていました。人類に救い主が与えられる、天主の御言葉が人間となって、救い主となる、その名前は、『イエズス』と呼ばれる。これは、永遠の昔から聖父が決めていた事です。そして誰も、これを変える事ができません。

もしも私たちが天国に行こうと思うなら、永遠の計画を、天主の愛の計画を目指そうと思うならば、その天主の示された道に進まなければなりません。この道は、「イエズス」と言われてきました。ですから司祭はミサの時に、イエズスの聖名があると、必ず御辞儀をしたり脱帽をしたりします。十字架の方に向いて敬礼します。

なぜならば、聖ペトロが、初代教皇様が仰っています、「天上天下、私たちが救われる為に与えられた名前は、これ以外に無い」と。

聖パウロも言っています、「天にあるものも、地にあるものも、地の下にあるものも、イエズス・キリストの前では、膝をかがめる」と。

聖ヨゼフ様は、もしも8日目にイエズス様の名前を付けたとしたら、これは天主聖父の代理者として、そのように付けられたに過ぎません。

もしもそうであるならば、もしもイエズス様の聖名がそれほど尊いものであるならば、名前だけに対しても礼拝して、そして膝を屈めなければならないとしたら、御聖体に対してはどれほどの崇敬と尊敬を持たなければならないでしょうか。

この是非カトリック教会で、イエズス様の聖名が尊ばれますように、御聖体が尊ばれますように、お祈り致しましょう。

聖ドン・ボスコも、預言によると、「教会は攻撃を受ける。ペトロの舟は攻撃を受ける。そしてあたかも沈没しそうになる。ペトロは撃たれて、倒れる。しかしその舟は、海に出てくる二つの柱に鎖で縛られて、そして救われて、大凪となる」とあります。

この二つの柱は、「イエズス様の御聖体」と「マリア様の信心」です。

私たちも御恵みによって、イエズス様の聖名、そして御聖体、そしてマリア様への信心を、教会が今までやってきた事を、続けて行う事に致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




初代教皇聖ペトロが断言した「天上天下、私たちが救われる名前は、イエズス・キリストこれ以外に人間には与えられていない。」

2021年01月26日 | お説教・霊的講話
2021年1月3日(主日)イエズスの至聖なる聖名の祝日

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、嬉しいニュースがあります。

アジア管区長のサマーズ神父様が、遅れていた聖ピオ十世会の日本の東京の最初の修道院がオープンする事になりました。

司祭が二名常駐して、そこから日本の霊魂たちの救いの為に、イエズス・キリストの愛と御恵みを、祝福を、多くの霊魂に伝える為に、カトリック教会の教えてきた信仰をそのまま伝える、そしてミサをそのままやり続けて、秘跡をそのまま執行し、そして多くの霊魂を天国で聖人でいっぱいにする為に、修道院がオープンする事になりました。

そして一緒に働いて下さる司祭職の兄弟は、皆さんもご存知のエティエンヌ・ドモルネ神父様で、フランス人です。3週間の後には、大阪でミサをして下さるようお願いする事ができるようにと思っています。

それに伴って、この私たちの大阪の御聖堂でのミサも、少し時間の変更をしなければならなくなると思っています。この御聖堂で、金・土・主日・月とありましたけれども、それを金・土・主日、そして主日には午前中にミサをしなければならなくなると思います。そして月曜日にはミサが無くなってしまう予定ですが、皆さんのご理解をお願い致します。

また、もしも私たちが韓国や、あるいは他の国に宣教に行かなければならない時には、またその都度変更があるかもしれません。でもそれのない限り、二人でミサを続けたいと思っています。詳しい事は追って連絡致します。このニュースを是非お知りおき下さい。

新しい東京の修道院がオープンできて、そして皆さんの為に働く事ができるというのも、イエズス様の御恵みと、マリア様の御憐れみと、聖ヨゼフの取次ぎの力だと思っています。そして皆さんの寛大なご支援を感謝します。

今日、イエズス様の至聖なる聖名の祝日です。

「永遠の昔から、私たちが救われる為には、たった一つの名前しか与えられていません。」

初代教皇聖ペトロがそう断言しました。ユダヤ人たちの前にそう言いました。

「天上天下、私たちが救われる名前は、これ以外に人間には与えられていない。」

これは私たちが決めたものではなくて、永遠の天主、この全宇宙を創った創造主が、永遠の昔から永遠の未来までそう決めたものであって、その道を通らなければ、誰も主の元に、天主の元に行く事はできません。

聖パウロも同じ事を言います。
「この名前はそれほど尊いものであって、愛すべきものであって、感嘆すべきものであって、美しいものであって、天にある者も、諸聖人天使たちの大群も、また地上の者も、また地の下にある者も、地獄さえも、この聖名の前では、膝を屈めて礼拝しなければならない。それほどの威力のある、尊い名前である」と。

私たちも、この名前をいつも愛し続ける事ができますように、この名前がもしもそうであったなら、御聖体は、更に愛し続ける事ができますように、そして遂には天国で、この聖名を、諸聖人と共に、マリア様と共に讃美して、永遠に幸せであるように、お祈り致しましょう。

そしてその事が続ける事ができるように、聖ピオ十世会の修道院が日本に与えられたという事を深く感謝致します。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




悪に負けてはならない。かえって善をもって悪に打ち勝て。これこそ世に打ち勝った勝利、すなわち信仰である。

2021年01月25日 | お説教・霊的講話
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

ドモルネ神父の御公現後第三主日の短い説教をご紹介いたします。

御公現後第三主日の短い説教

まず、昨日、大阪のチャペルの信徒の皆さんから、日本への歓迎の贈り物として、印象的で大きな霊的花束をいただきました。大変ありがとうございました。主と聖母が皆さんの愛徳に百倍の報いを与えてくださいますように。毎回のミサで皆さんのためにお祈りしています。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する信徒の皆さん、聖パウロが書簡で述べていることについて、少し話させてください。

聖パウロは、「悪に悪を返すな」、つまり私たちに害を加える人々に対して憎しみや妬みを持たないようにと勧めています。しかし、もし私たちに対して不正が行われた場合、不正やつまずきを償って罪びとを正しい道に戻すことができる裁判官や法の権威に頼ることは完全に許されており、時には必要なことです。聖パウロがどのようにして不品行なコリント人をサタンに渡したかを思い出してください(コリント前書5章5節)。それは、この罰によって、この男が罪を悔い改めるようにするためでした。

次に聖パウロは「天主の前で」、つまり天主を愛し、イエズスの愛の掟に従うことによって、人に善きものを与えるように、
また「人の前で」、つまり人にほめられるのではなく、人に天主をほめたたえさせるように、と勧めています。

それは、私たちの主イエズスが「あなたたちの光を人の前で輝かせよ。そうすれば、人はあなたたちの善い行いを見て、天にましますあなたたちの父を讃美するであろう」(マテオ5章16節)と言われたようにです。

悪に悪を返さず、他人に善を提供することによって、聖パウロは私たちが可能な限りすべての人と平和を保つように望んでいます。すべての人と平和を保つことは、実際にはいつも可能というわけではありません。人々と平和でいる唯一の方法が、人々の悪意と罪深い行動に同意することであるならば、私たちは彼らに抵抗し、反対しなければなりません。このような状況について、私たちの主イエズスは、こう言われました。「私が地上に平和を送るために来たと思うな。平和ではなく、剣を送るために来たのだ」(マテオ10章34節)。

第二バチカン公会議は、異端や罪深い行い、悪行を非難することなく、世界のすべての人との間に平和をもたらそうとしました。その結果は、教会が今、敵によって破壊されているということです。

結論として、聖パウロは「悪に負けてはならない。かえって善をもって悪に打ち勝て」(ローマ12章21節)と言っています。誰かがその人の側に私たちを何とかして引き込むと、私たちはその人に負けるのです。ですから、もし誰かが私たちに悪事を働いて、私たちが同じように報復したとしたら、その人は私たちをその人の側に引き込んだことになります。

しかし、逆に、敵に善を行うことによって、私たちが最終的に敵の悪行を止めさせることができるならば、私たちは敵を私たちの側に引き込んで、勝利したことになります。聖ヨハネが「これこそ世に打ち勝った勝利、すなわち信仰である」(ヨハネ第1書5章4節)と言い、預言者エレミアが「彼らはあなたのところに帰って来る。しかし、あなたが彼らのところに帰るのではない」(エレミア15章19節)と言っているように。

アーメン。




今年こそは東の博士や羊飼いたちに倣ってイエズス様をお愛し申し上げる年となりますように

2021年01月25日 | お説教・霊的講話
喜びの玄義 第3玄義黙想
2021年1月2日(初土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父

『喜びの玄義 第3玄義:この一連を捧げて、主の降誕し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、清貧の徳を乞い願わん。』

初土の信心として、御聖体のイエズス様の御前で、15分間、ロザリオの玄義を黙想致しましょう。

今日は特に、喜びの第3玄義、主の降誕し給いたる神秘、御降誕の神秘を黙想する事を提案します。

特にイエズス様の、私たちに対する想像を超えるような愛、この愛が、愛だけが、イエズス様をこの地上に呼び起こして、か弱い幼児として、赤子として生まれさせた、ことを黙想しましょう。

しかも人々から捨てられて、旅の途中に、家もなく、暖房もなく、真冬に、凍えながらお生まれになる事さえも御望みになられた、このイエズス様の愛を黙想致しましょう。

イエズス様が私たちに対してお持ちになる、これほどの愛。この同じ愛で、御聖体において、日々、私たちの祭壇の上にお生まれになられます。私たちの霊魂にお越しになります。

今年こそは、ベトレへムの人々のようではなく、東の博士や羊飼いたちに倣って、イエズス様をお愛し申し上げる年となりますように。

多くの人はイエズス様を、イエズス様の愛を、受け入れようとしません。かつては幼児として、現在では御聖体としてお越しになるイエズス様は、冷たく扱われています。残念ながら。

マリア様もヨゼフ様も、イエズス様が御生まれになる時に、「なるべく良い場所を与えたい、提供したい」と思って、心を砕きました。「救い主に与える部屋がない」と知らされた時、どれほど御悲しみだった事でしょうか。

現代、イエズス様に対して、人々が心を閉ざしているのをご覧になって、マリア様もヨゼフ様も、どれほど御悲しみでしょうか。

この人々に代わって、マリア様とヨゼフ様は、イエズス様をより熱心に、一層熱心に、礼拝と感謝を捧げました。私たちもそれに加わりましょう、御恵みによって。拙い、貧しい祈りも、私たちの祈りも添えて、御捧げ致します。

「イエズス様、過去、イエズス様をお受けせずに、追い出してしまった事を、一身に悔やみます。イエズス様を愛する御恵みを与えて下さい。この一年、イエズス様をますますお愛しするのをお許し下さい。」

「マリア様、イエズス様の傍を離れないように、守って下さい。」

「聖ヨゼフ、御身の、イエズス様とマリア様に対する愛を、与えて下さい。」




らい病人と百夫長のしもべの奇跡は私たちへの重大なメッセージを送っています | sermon de français,sermon of English

2021年01月24日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、2021年1月24日は御公現後第三主日です。

「テレワーク」方式ではありますが、皆様にYouTubeで「御公現後第三主日の説教」の動画をご紹介いたします。

ドモルネ神父様と小野田神父による、フランス語、英語、日本語のお説教です。

この動画が気に入ったら、お友達にもご紹介くださいね。

天主様の祝福が豊にありますように!

トマス小野田圭志神父

 

 


所有権も所有物も何もなくさせ奴隷のように人類を管理する全世界の共産主義化を防ぐには、どうすれば良いのか

2021年01月24日 | お説教・霊的講話
2021年1月2日(初土)聖母の汚れなき御心の随意ミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、

今日は、2021年の初土曜日です。そしてこの『初土の信心』の大切さについて、皆さんにもう一度知って頂きたいと思って、もう皆さんはご存知の事ですけれども、もう一度申し上げるのを許して下さい。

ファチマのマリア様は、今から100年前に、こう仰いました。
「天主は、汚れなき御心への信心を、この地上に確立する事を望んでおられる。
もしもこの願いが聞き入れられるならば、多くの霊魂が救われるだろう。そしてこの世界は平和になるだろう。
しかし、もしもそうでなければ、多くの霊魂は滅びる。そしてこの地上も地獄のようになる。」

つまり「ロシアがその誤謬を全世界に広めて、そして教会に対する迫害を挑発して、戦争、飢餓を起こすだろう。」

「しかし、」マリア様は言われます、「それを防ぐ為に、教皇様がロシアを、聖母の汚れなき御心に奉献する事をお願いに来る」と。

「もしもそうすれば、ロシアは回心するだろう。そして世界には、一時的な平和の時が与えられるだろう」と。

今、この予言が実現しつつあるようです。

ロシアの誤謬というのはつまり、無神論的な共産主義で、それによると全て人間は機械であって、精神のない奴隷のようなものであって、そしてそれは、全世界を共産主義化させようとする誤謬です。所有権も所有物も何もなく、奴隷のようにただ管理されているだけ、宗教も無く、イエズス・キリストも無い、天主も無い、そのような世界が、強制収容所のような世界が、今、ますます出来つつあるのではないかと、多くのこの出来事が私たちにそう示しているようです。

マリア様は1929年、シスタールチアを通して、教皇様が、全カトリック司教と一緒になって、ロシアを奉献するように、マリア様の汚れなき御心に奉献するようにお願いに来ましたが、それはまだなされていません。

しかしマリア様は、「教皇様は、非常に遅れるけれども、それをなされる。そして遅すぎる事はない」と仰いました。

その奉献がなされますように、私たちはお祈り致しましょう。

では私たちは、ただ教皇様が奉献されるのを、ただ待っていれば良いのでしょうか?

いえ、マリア様は私たちに、特別の御恵みを与える方法を与えました。それが、『初土の信心』です。

初土の信心をする事によって、マリア様は私たちの救霊を約束したのみならず、特別な聖性をも、聖徳をも約束しました、「天主の玉座に飾られる花のように、特別な霊魂となるだろう。」

それのみならず、私たちのこの地上における祝福も約束して下さいました。有名な例は、広島でイエズス会の修道院が、ファチマのマリア様のメッセージを生きていた、初土の信心をしていた、そしてその為に、原爆は全く何もなかったように生活する事ができた、という事です、生き延びる事ができた、という事です。

では初土の信心をして、私たちのこの危機の時代を乗り越える事ができるには、どうしたら良いでしょうか?初土の信心というのは、どのような事にあるでしょうか?

非常に簡単なのです。毎月5ヶ月続けて、
1.マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償う為に、ロザリオを5連唱える事。
2.そしやはり同じ意向で、汚れなき御心に対する罪の償いを果たす意向で、御聖体を拝領する事。
3.告解をする事。
4.そしてマリア様のロザリオの15の玄義の内の1つを、15分間黙想する事です。

それを5ヶ月続ける事です。

そしてもしもできるならば、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償う為に、イエズス・キリストを愛する為に、罪人の回心の為に、教皇様の為に、犠牲や祈りをする時に、その意向でお祈りするという事を、何度も何度も改めるという事です。

今日、この初土において、この遷善の決心を取りましょう。そしてこのミサを、聖体拝領を、そしてロザリオの黙想を、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪の償いとして、御捧げ致しましょう。

そうする事によって私たちは、全世界の共産化を防ぐ事ができます。そしてそれを少なくとも遅らせたり、短くさせたりする事ができます。そして多くの御恵みを、多くの霊魂たちに与える事ができます。日本を守る事ができます。

この今日のミサを、熱心に御捧げ致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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