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御降誕の前日

2008年12月24日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、
 永遠の天主の御言葉は私たちの救いのために、私たちの救霊のために、天から降りて人となりました。私たちの主イエズス・キリストは、苦しむこと無く、死ぬこと無く、私たちを救うことができたにもかかわらず、悲しみの人となりました。

 生まれてすぐに、苦しみの連続でした。貧困、軽侮、忘恩、罵り。

 私たちの主は、酒のみだと言われ、魔術師、冒涜者、異端だと罵られました。弟子たちから捨てられ、奴隷の値段で売られ、知りさえもしないと誓う弟子もありました。

 私たちの救霊のため、私たちが地獄の火に焼かれないように、悪人のごとく取り扱われました。私たちのために悪党とされました。私たちのために軽蔑され、屈辱を受け、辱められました。私たちため!私たちのために!

 私たちの主イエズス・キリストよ!御身がどれほど私たちのために苦しみを受けられたかは、私たちの知識を超えています。この地上で苦しんだ方々、嘲られ、揶揄され、辱められた方々、清貧を忍んだ方々だけがそれを少し想像できるだけです。

 私たちのイエズス・キリストよ!誰を探しにこの地上に来たり給うたのですか?主よ!御身は、私たちを探しに、私たちのために苦しむために、私たちのために死ぬために、この地上に来たり給うたのです。

 幼きイエズス・キリストよ!御身に勝る父を、友を、愛する兄弟を、どこに見つけることができるでしょうか?

 私たちの主イエズス・キリストよ!主は私のためにこれほど苦しまれたのですが、私は主のためにどれほど苦しみを喜んで受けたことがあったでしょうか??

主よ!我らを哀れみ給え!
天主の御母聖マリアよ!我らのために祈り給え!

愛する兄弟の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

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