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王岐山・共産党中央規律検査委員会書記の親族の資産調査、習主席直接指示?

2017年04月21日 10時53分49秒 | thinklive

【香港=粟井康夫】中国から国外逃亡している富豪、郭文貴氏は19日、米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカのインタビューで、習近平国家主席が側近である王岐山・共産党中央規律検査委員会書記の親族の資産状況を調べるよう公安幹部らに指示していたと語った。香港紙、蘋果日報が伝えた

 郭氏によると、習主席から直接指示を受けた公安当局の幹部が郭氏に対し、王氏の親族の財産や企業との関係を調べるよう求めたとしている。王氏は反腐敗運動を推進してきた中心人物で、習氏とは盟友とされており、郭氏の発言の真偽は不明だ。

 郭氏は2013年、贈賄に関与した疑いで規律委の捜査を受けた後に国外逃亡し、現在は米国などで生活している。中国政府は国際刑事警察機構(ICPO)に郭氏の国際手配を求めていた。

 中国高官と強い繋がりを持つ中国の富豪・郭文貴氏は、中国で違法な臓器取引が行われていると、米国の中国語メディアや自身のSNSで明かした。中国共産党政権が弾圧する気功団体・法輪功が絡むこの問題は、党の最高レベルのタブーとされ、厳しい情報検閲の対象となっている。中国政経の内情に精通した人物が公にこの問題について明かすのは、今回が初めて。

「生きた臓器バンク」に言及

 現在、米国に住む郭文貴氏は 12 日、大紀元の取材に応え、知人の実業家・李友氏に関する情報を伝えた。この李友氏は、公安部門から提示された「何十人分もの」臓器リストから、臓器を選ぶことが可能だったという。

 これは、中国の収容所が臓器移植用の「生きた臓器バンク」となっているとの国際調査の指摘を裏付ける。この「臓器のリスト」を移植希望患者へ見せて選択させることは、中国で腎臓移植を受けた台湾の患者も同じ体験をしていることを、臓器狩り問題を取り上げたドキュメンタリー映画『人狩り』は伝えている。

 さらに、李友氏が大株主である北京大学国際病院からも臓器リストが提供されており、同病院でも「臓器移植ビジネス」が行われていると、郭文貴氏は考えている。

政経癒着の中国で渡り歩いた実業家が明かす内幕

 北京の不動産と投資管理会社を経営している実業家・郭文貴氏。中国では大きな商売の成功には、政府高官との繋がりが不可欠で、これをこなしてきた郭文貴氏は「世渡り上手」な富豪と知られている。北京オリンピックに先駆けて「鳥の巣スタジアム」周辺地区で不動産投資に成功し、巨万の富を得た、



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