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オブジーボの競合薬、米、メルクのキイトルーダ、日本でも承認へ、

2016年09月26日 21時16分28秒 | thinklive

 【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手メルクは4日、免疫の働きを使ってがんを治療する抗PD―1抗体薬が悪性黒色腫(メラノーマ)への適応で米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたと発表した。商品名は「キートルーダ」(一般名ペンブロリズマブ)。異なる種類のがんへの適応拡大も視野に入れており、年間の売上高が10億ドル(約1050億円)を超える大型薬に育つ可能性もある。

 がん細胞は、体内で免疫細胞から攻撃を受けないよう、免疫の働きを抑制する抗体を作っている。抗PD―1抗体は、がん細胞が作る抗体の働きを抑えるため、患者の免疫細胞ががん細胞を攻撃できるようになる。キートルーダは既存薬が効かない患者にも効果がみられたという。

 抗PD―1抗体では小野薬品工業がこのほど、世界に先駆け日本で「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)の販売を開始した。小野薬品と提携する米ブリストル・マイヤーズスクイブは、9月末までに米国で同薬を悪性黒色腫治療薬として認可申請する方針だ。承認されればキートルーダの競合薬となる。*日経、14/9/4


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